以前にも、韓国芸能界の苦しい台所事情の記事を紹介したが、事態はますます深刻なようすで、これを受けて、俳優たちが自主的に出演料の値下げを申し出る事態が続いている。現在大ヒット放送中のドラマ『エデンの東』主演のソン・スンホンも、出演料値下げを申し出た。このニュースを【ＮＡＶＥＲニュース】が動画で紹介している。

***　以下、記事翻訳　***

(ソウル=連合ニュース) 金英賢記者 = 現在放映されているドラマの出演俳優の中で、最高出演料を受けることでも有名なソン・スンホンが、最近続いている出演料減（を申し出ている）スターたちの仲間入りをした。

ソン・スンホンの所属会社であるエムネットメディアは 3日 「MBC TV『エデンの東』に出演中のソン・スンホンが、出演料 の50％を自主的に削減する事にした」とし「ドラマが損益分岐点を越せば海外版権収益で残りの 50%を受けることで、出演契約を修正した」と発表した。

ソン・スンホンの「エデンの東」出演料は 7千万ウォン程であることが伝わっていた。エムネットメディアは「エデンの東」の共同製作社であるコアコンテンツメディアと間接的な関係を結んでいる。これは、キム・ガンス　エムネットメディアの製作理事が CCMの代表を兼任しているためだ。

ソン・スンホンは所属会社を通じて 「ドラマが人気を博しても製作会社とスタッフは相変らず困っているというのが、現在のドラマ製作（現場の）現実」と言いながら「一緒に働く者として、大変さを分かち合いたい。ただドラマが（もっと）人気をあつめるようになれば、その喜びも皆で一緒に享受するのが当然だと思う」と語った。

これに先立って、クォン・サンウやキム・ヘスクら他のスターたちも、ドラマ市場の貧しい事情を考慮し、相次いで出演料削減を申し出ている。ドラマ 「悪い愛」で１回当り 5千万ウォンを受け取っていたクォン・サンウは 「シンデレラマン」の出演料を 1千500万ウォン以内にする事にし、キウ・ヘスクもMBC TV 朝ドラ「白い嘘」側と出演契約をする際に、出演料を自発的に削減している。

映像編集：チョン・ヒョンウ記者（終）

◆ 【ＮＡＶＥＲニュース】ソン・スンホン出演料削減隊の仲間入り