夫の死に失意きわまる江、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第27回予告&前回ダイジェスト―NHK

2011年07月12日17時02分ドラマ

悲しみに暮れ我が子も抱けぬ江―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第27回「秀勝の遺言」の予告と第26回「母になるとき」の5分ダイジェスト動画が、NHKテレマップMOVIEに配信されている。

■第27回あらすじ
天正20年改まって文禄元年(1592年)12月、江は夫・秀勝(AKIRA)を亡くした失意の中で女の子を出産、「完(さだ)」と名付けられた。だが江は悲しみから抜け出せず、赤子を抱くことさえ出来ないでいた。夫・高次(斎藤工)が九州に出陣している初(水川あさみ)は、江の気持ちにより添おうとするが、たちまち脱線してのろけ話に…。

そんな江の元へ、ガラシャの洗礼名を受けたたま(ミムラ)が訪れる。細川忠興を夫に持つはずのガラシャは江に「私には夫はおりません」と意外な言葉を投げかける。ガラシャは切支丹信仰のおかげで自分が救われた身の上を打ち明け、江の気持ちを解きほぐそうとする。

初は江を励まそうと大坂城の淀(宮沢りえ)に相談すると、生まれた赤子に希望を託すよう諭す。その淀はまた子を妊っていたのだった。

それでもまだ完を抱けない江に、秀勝の遺品が入った箱が届けられる。


相思相愛で結ばれた夫を早々に失った江。希望の光であるはずの一粒種に気持ちを託せぬまま、悲しみに沈む日々は半年にも及ぶ。その様子は、自身このドラマの担当が決まった直前に最愛の人を失った脚本家・田渕由美子の心境を映したものなのだろうか。今回はそんな裏事情を汲みながら味わってみるとドラマの別の側面が見えてくるかも知れない。

なお、第26回「母になるとき」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は210円。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第26回ダイジェスト&次回予告
大河ドラマ 江~姫たちの戦国~ 第26回 「母になる時」

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