「20年前の連続死亡事件」に隠された科捜研の真実…「サイン」10話後半~13話あらすじと予告動画-KNTV

2011年12月11日21時57分ドラマ
(c)SBS

「暴力団銃撃事件」の解決で、コ・ダギョンの解雇は取り消され、剖検を執刀したイ・ミョンフン院長の右腕だったイニョクが科捜研を追われることになる…ソ・ユニョン事件、連続殺人事件、暴力団銃撃事件の3つの事件を経て、ユン・ジフンとコ・ダギョンの間は少しずつ近づき、互いを意識するようになってきた。

■前回の事件のおさらい
「暴力団銃撃事件」は米軍が事件に関与しており、これを隠ぺいするために、イ・ミョンフン院長が一日早くユン・ジフンを日本出張に追いやったのだ。
科捜研は現場検証も行わず、暴力団は麻薬絡みでもないときに、拳銃を使ったりしない、ということでジフンは今回の事件に疑問を抱き独自に動き出した。
事件は、組員同士による単なる発砲事件ではなく、米軍の兵士が起こした殺人事件だった。ジフンの動きを察したイ院長の指示の下、科捜研の英知を持って現場の目くらまし工作が仕組まれた。しかし、ジフンの独自の現場検証法とダギョンの執念とで、ジフンはみごと真相を明かした。その結果、事件で使われたのは、トカレフ弾ではなく、9ミリのパラベラム弾と判明。このパラベラム弾は米軍制式拳銃に使われるモノで、これを証拠物件として、事件の真犯人をみごとチョン・ウジンが逮捕した。

■20年前の連続死亡事件
ダギョンも復帰し、忙しいながら平穏な日々が戻った科捜研だったが、テレビの報道番組で科捜研を揺るがす証言が放送された。男は、科捜研で起きた20年前のある出来事について語っていた。番組を見たイ院長はチョン・ビョンド元院長に電話をかける。果たして20年前のある事件とは?そしてイ院長は何をしようというのか…。
ここでドラマは20年前に起きた謎の連続死亡事件と、その遺体を剖検した科捜研の様子を描く。事件は同じ会社で連続して起きた原因不明の死亡事件だった。そしてその中の一人がジフンの父だった。この思い出のシーンで、ジフンの生い立ち、ジフンと元院長の関係、そしてイ院長の人物像と真の目的が浮き彫りになる。この連続死亡事件のためにチョン元院長が自らの命を絶ったのだった。
父と慕うチョン元院長を失い、茫然自失のジフン。そんなジフンを慰めようとするダギョンだが、彼女にもジフンを立ち直らせることはできなかった。ところがあるきっかけでジフンは、元院長の自殺にイ院長が関係していることを悟る。果たして院長は何をしたのか?

そんな折、20年前と同じような連続死亡事件が起きる。そしてこの事件から、元院長の自殺、ジフンの父の謎の死が解き明かされていく。これにより20年前の事件も蒸し返されることとなるが、第12話で、この謎の死がある毒物のためとダギョンが特定する。もしダギョンの検視が正しければ、チョン元院長や科捜研の権威も失墜することになる。そして、その審判はジフンに託されることになる。はたしてジフンが下したのは…。

■見どころ
パク・シニャンの演技がうまいことは承知して観始めたドラマだったが、それでもやはり彼の怪演には驚かされどおしだ。特に彼の泣きの演技には、観るものの魂を揺さぶるものがある。父と慕うチョン元院長の死、そして元院長が残した遺書を読むときの彼の泣きの演技をお見逃しなく。
そして、改めて脚本の素晴らしさにも感じ入った。このドラマの脚本の魅力は、常に二つの場面を交差させるところ。これまでの事件では、ユン・ジフンとイ・ミョンフン院長との2つの検視を交互に見せながら真相を解明してきたが、今回は20年間の過去と現在とを交差させる。今回も観始めたら止まらない本作の魅力が満載の章だ。

ドラマ「サイン」は、11月5日より毎週(土・日)20:50~10:05、再放送は(水・木)0:45~2:00、KNTVにて好評放送中。予告動画と相関図は番組サイトで視聴できる。

YouTube Ponycanyonチャンネル「サイン DVD-BOX Ⅰ&Ⅱ」
KNTV「サイン」 ※日本初放送

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■作品紹介
・韓国放送:2011年
・放送局:SBS
・話数:全20話
・キャスト:パク・シニャン、キム・アジュン、チョン・グァンリョル、オム・ジウォン、チョン・ギョウン
・監督:チャン・ハンジュン、キム・ヨンミン、キム・ヒョンシク
・脚本:キム・ウニ
・チャン・ハンジュン

■DVD情報
・発売日:12月21日(水)
・DVD-BOXⅠ:第1話~第10話収録
・DVD-BPXⅡ:第11話~第20話(最終話)収録
・価格:各19,950円(税込)

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