第13話から16話では、ユンソンとジンピョ、ヨンジュとジョンシクの2組の父子の葛藤がクローズアップされる…互いの父親のために敵対するしかないユンソンとヨンジュ！また、ジンピョからナナを守るために苦渋の選択を強いられるユンソン…番組サイトでは予告動画が、作品公式サイトには人物相関図などが公開されている。

■第13話「愛せない宿命」
ナナの身に危険が及ぶことを危惧するユンソンは、彼女を突き放すが、心の中のナナの想いは揺るがない。そんな中、ギョンヒが白血病と判明する。ショックを受けるユンソン。彼女がユンソンの実母だと知るナナの必死の説得で、ユンソンはドナーになるため血液検査をすることに。シティーハンターの正体を暴こうとする検事ヨンジュの調査はギョンヒまで迫り、DNA鑑定で正体を明かそうとするが、ナナの機転でなんとか危険を回避する。
だがユンソンはナナが自分の正体に気づいていたと知り、ナナを遠ざけようとする。ユンソンはナナを避けるため、辞表を提出する。

■第14話「父子の葛藤」
ナナは自分を避けるために辞表を出したユンソンに、あなたのことは忘れると告げる。
一方、ジンピョから息子は死んだと聞いたギョンヒは病院から姿を消す。そしてユンソンには、別の場所に移したと嘘をつく。
ナナは、10年前、両親を襲った事故の真相究明を頼んでいるヨンジュこそが、“あしながおじさん”だと気付く。ユンソンに追い出されたナナはセヒの元に身を寄せる。
そんな中、ユンソンは次の標的、ジョンシクの復讐計画を進める。そしてヨンジュのもとにはシティーハンターから、次の標的は父であるジョンシクだと予告状が届く。
息子のヨンジュに事故のことがバレたと知ったジョンシクは、シクチュンとナナを連れ去る。

■第15話「ナナの窮地」
ジンピョにつけるはずだった追跡チップをシクチュンがまだ持ってたおかげで、二人の居所を突き止めるユンソン。ナナたちはなんとか自力で逃げ出したが、ジョンシクの悪行の証拠をつかむため、敵陣に戻ったユンソンはジョンシクの手下に捕まる。ユンソンを助けようとし、銃で撃たれるナナ。セナの手当てで一命は取り留めるが、危険を避けるためユンソンはナナを自宅に連れ帰る。そんな中、ユンソンは、ジンピョが母から自分を奪ったことを知る。母はユンソンを捨てたわけではなかった…。復讐は自分1人でやると言い、ユンソンはついにジンピョと対立することに。そして、姿を消した母を捜し始める。
ナナは全てを忘れてユンソンから離れることにする。しかし、もはやユンソンはナナを手放すことができなくなっていた。束の間の二人のラブラブ生活が始まる。

■第16話「守るための強さ」
ユンソンとナナとの幸せなひと時。ナナが強引にユンソンの仕事を手伝う。そんな時、ジョンシクに仕掛けた盗聴器から、母ギョンヒがこれまで貯めた貯金を学生のために役立ててほしいとジョンシクの元に寄付に訪れたことを知る。すぐに駆けつけるが行き違いで母を見つけることができなかったユンソン。
一方、ヨンジュは父が不正に貯めた大金を前にしている現場を目撃する。復讐の手始めにユンソンは、ジョンシクの金を奪い、学生達に配る。
そんなユンソンのやり方を生ぬるいと憤慨するジンピョは、ユンソンのウィークポイントとなるナナを襲撃。ジンピョの警告を察したユンソンはナナを案じる。そんなユンソンに、あなたを守るため強くなると告げるナナ。そしてユンソンはナナの手助けを得て、ジョンシクの自宅に隠しカメラを仕掛けるが…。

これまで、ユンソンと養父ジンピョの確執が描かれてきたが、10年前の事故の真相や、父の不正や横領などの事実を知ったヨンジュと父ジョンシクとの関係もクローズアップされていく。
すっかり、シリアスムードになったドラマの中で、ナナがユンソンに告げた「強くなる」というシーンは最高の見せ場。ユンソンとナナの甘い生活などラブラインが一気に加速する。はたしてこんな二人の関係はいつまで続くのか…。

※「作品紹介」では全20話と紹介していますが、日本でのDVD発売および韓流αでの放送は、できるだけ原作をカットすることのないように、全26話に再編集して放送。ナビコンの「シティーハンター」を2倍楽しむでは、これにならって26話で紹介しているので、あらすじが多少前後する場合もあります。ご理解ください。

「シティーハンター in Seoul」公式サイト
フジ韓流α「シティーハンター in Seoul」

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