「雲霧仁左衛門」が帰ってくる!中井貴一×國村隼「雲霧仁左衛門スペシャル」2027年春放送決定
2025年に「雲霧仁左衛門ファイナル」として幕を閉じた人気時代劇「雲霧仁左衛門」が、特集時代劇として帰ってくる。
NHKは10月5日、特集時代劇「雲霧仁左衛門スペシャル」の制作開始を発表した。主演の中井貴一が演じる雲霧仁左衛門と、國村隼演じる宿敵・安部式部が再び激突。さらに、豪商・紀伊国屋文左衛門をめぐる過去の因縁が、雲霧一党をかつてない危機へと追い込んでいく。放送は2027年春、全1回・89分を予定している。
■「雲霧仁左衛門」が“ファイナル”から復活!
池波正太郎原作の「雲霧仁左衛門」は、決して人を殺めず、鮮やかな手口で大金を奪う盗賊・雲霧一党と、彼らを追う火付盗賊改方・安部式部の攻防を描いてきた人気シリーズ。約10年にわたってシリーズが続き、2025年には「雲霧仁左衛門ファイナル」として完結したが、今回、再び特集時代劇として復活する。
シリーズを通して雲霧仁左衛門を演じてきた中井貴一と、宿敵・安部式部役の國村隼が今回も出演。知略をめぐらせる盗賊と、それを執念深く追い詰める捕り方の死闘が、再び繰り広げられる。
■紀伊国屋文左衛門との“隠された因縁”が明らかに
今回の物語の鍵を握るのが、江戸一の商人を目指す豪商・紀伊国屋文左衛門(紀文)と、美濃屋の女主人・美濃花。
物語は5年前、吉原で大金が飛び交った出来事から始まる。かつて花魁だった花瀬こと美濃花は、5年前に身請けをめぐって美濃屋の先代と紀文が激しく競り合った過去を持つ。そこに雲霧一党が介入したことで、3者の運命が大きく狂わされていた。
現在、美濃花は御側御用人・柳本出雲守の強大な権力を後ろ盾に、非道なやり方で紀文らを追い詰めている。その裏には、江戸の材木利権を独占して私腹を肥やそうとする悪徳商人と、権力者の結託があった。これを知った仁左衛門は、悪徳商人・美濃屋の厳重な金庫を破るべく、巧妙な仕込みを開始する。
■仁左衛門を待ち受ける“かつてない罠”
一方、雲霧一党の動きを察知した安部式部は、仁左衛門の捕縛に向けて厳重な警戒網を敷く。さらに、柳本出雲守は盗賊を相手に異例ともいえる鉄砲隊まで配備。雲霧一党を一網打尽にしようと待ち構える。
幾重にも張り巡らされた罠を、仁左衛門はどうかいくぐるのか。そして、仁左衛門と紀文の間に隠されたつながりとは――。豪商、悪徳商人、権力者、そして雲霧一党と安部式部。それぞれの野望と過去の因縁が交錯する、大勝負が幕を開ける。
■中井貴一×國村隼、再び対峙
今回も中井貴一が雲霧仁左衛門、國村隼が安部式部を演じるほか、手塚とおる、片桐仁、山中崇史、DAIGO、中田クルミ、木下晴香、紅萬子、やべきょうすけ、浜野謙太、村田雄浩らが出演する。
“ファイナル”から約2年。再び帰ってくる雲霧仁左衛門が、今度はどのような大仕事を仕掛けるのか。
紀伊国屋文左衛門との因縁、悪徳商人と権力者の結託、そして仁左衛門と安部式部の宿命の対決――。知略をめぐらす盗賊、迫り来る捕り方、そして血湧き肉躍る大立ち回り。シリーズの魅力を凝縮した89分の特集時代劇に期待したい。
特集時代劇「雲霧仁左衛門スペシャル」
放送予定:2027年春
全1回・89分
原案:池波正太郎『雲霧仁左衛門』
脚本:松下隆一
音楽:遠藤浩二
出演:中井貴一、國村隼、手塚とおる、片桐仁、山中崇史、DAIGO、中田クルミ、木下晴香、紅萬子、やべきょうすけ、浜野謙太、村田雄浩ほか