「トンイ」第47話あらすじとみどころ:世子の資質と意地、そして資格…

2012年03月11日04時00分ドラマ
(c) 2010 MBC

トンイの家が火事になったことがきっかけで、粛宗は、クムに王族としての教育をさせる名目で、クムとトンイを宮殿に呼び戻す決心をした…番組サイトでは前回2回のダイジェストと次回予告動画が公開されている。未視聴だった方は、【「トンイ」を2倍楽しむ】で、これまでの各話のあらすじや舞台背景などを詳しく紹介しているので、これをチェックしておけば今からでも間に合う。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)

【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。



トンイ (c) 2010 MBCトンイはなにがあろうとクムを守ると心に誓い宮廷に戻る決心をする。重臣たちはトンイの再入宮を大反対するが、粛宗は「すでにトンイは罪を償った。これ以上文句を言う者は王室冒涜罪に問う!」と意に介さない。そしてクムを延礽君(ヨニングン)として正式に冊封し、トンイも淑儀(スグィ)に昇進した。淑儀とは従二品で、側室としては第4位。詳しくは朝鮮王朝豆知識で。
オクチョンたちは、今更ながらトンイの罪を追求したあの時に殺しておけばよかったと悔しがる。

さあ、いよいよ宮中での生活が始まるが、一緒にいたずらをしたあの漢城府の判官が父であり、国王であることを知ったクムの何とも微笑ましいエピソードがあるのでお見逃しなく。
トンイは、王妃との再会を喜びつつも、オクチョンの攻撃を警戒し、堂々と宣戦布告する。

ある日世子は、異母弟となる延礽君(クム)が、あの時の賤人の子だと気付き、書庫で「孟子」を手にしたクムに、歳相応の「小学」を与える。
クムの賢さが身の危険につながると考えたトンイは、宮中の王族の教育機関(宗学=チョンハク)では、「小学」は知らないふりをさせ、オクチョンたちにクムが愚鈍だと思わせる作戦に出た。そしてクムの教育は、やはり雲鶴(ウナク)ことキム・グソンしかいないと考える。ところが、雲鶴からはいまだに色よい返事はもらえない。そこでトンイはある秘策に出る。ついに雲鶴を観念させたその秘策とは?

宗学でのクムの様子を見たオクチョンたちは、トンイの作戦通りにクムの愚鈍さを目の当たりにし、これならさすがの粛宗も世継ぎ候補からクムを外すと考え、王子たちの日ごろの勉強の成果を披露する冊礼に粛宗を立ち会わせる。はたして粛宗が見たクムの勉強の成果は…?

一方、世子の病気を探り出した王妃は、世子が後継ぎができない体と知り、クムも宗学ではなく、世子侍講院(セジャシガンウォン)に通わせるように提案する。この世子侍講院とは、世子の教育機関で、これは完全なるクムの世子へ名乗りを上げたことになる。


NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト

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