今夜、「ブラックボード」最終夜の舞台は現代!松下奈緒が教え子と男女の関係を噂される教師役に!予告動画-TBS

2012年04月07日09時12分ドラマ

「命」をテーマに、第一夜は白濱先生(櫻井翔)が「未来」を子供たちに語り、第二夜は後藤先生(佐藤浩市)が「生きろ」と子供たちに訴えた…最終夜となる今夜7日(土)は、松下奈緒が学級崩壊の教育現場で「夢」と「愛」を訴える滝沢桃子を演じる!番組サイトには予告動画やモンスターペアレントとして登場する麻生祐未が「私と学校」について語るスペシャル動画が公開されている。

不良生徒に体当たりで向き合う後藤明の抗いく方針に、当初反対していたが、次第に生徒を守ろうとする姿に共感していく新米女教師・滝沢桃子(貫地谷しほり)。第二夜は、校庭を歩く桃子の約30年後の姿で終わった。
今夜放送する最終話は、日本に大きな爪痕を残した2011年の大田区立都中学を描く。大田区立都中学は完全なる学級崩壊の状態にあった。3年担任の英語教師・滝沢桃子が黒板に書く「my dream」の文字も虚しく、授業に参加する者は誰もいない。それでも粘り強く生徒と向き合う桃子を、かつて後藤明の同僚教師で今は校長の涼子(倍賞美津子)が応援する。
ある日、最も反抗的な態度をとっていた転入生の大宮正樹(神木隆之介)が、家庭環境から十分な教育を受けていないと知った桃子は、個別指導にあたる。しかし、大宮を必死でサポートする姿が、周りからは、生徒と不適切な関係を結んだと批判される。彼女は、「愛」「夢」そして「学校の意味」をどう語るのか。

松下は、過去にも先生を演じたことがあるが、今回演じた桃子先生は、想像を超える部分がたくさんあったとインタビューで答えている。本作に向き合うまでは、教育とは「みんな平等」であるべきだと考えていたが、相手が違えば、教師としての接し方も変わってくると考える桃子を演じ、「…生徒からしたら、先生が誰か一人だけに向き合うというのは辛いし悲しいことだと思います。でも先生は、みんなに目を向けてあげたいけれど、どうしても問題を抱えている子に目がいってしまうのもわかりますね」とその感想を語っている。
桃子は劇中で、「私はひいきします」と問題発言を吐き、教師としてのピンチに立たされる。果たしてこの言葉の前後に何があり、彼女がこのような発言するのか?ここ数年、幼稚園の運動会で走者が全員手をつないでゴールしたり、お遊戯会で全員がメインキャストをする横並びの教育が、話題に上っている中、桃子のこうした教育方針は大いに問題視されるはず。さらに、彼女をピンチに立たせる直接の原因となるのが、大宮正樹との不適切な関係、つまり、教え子との男女関係。

大宮正樹を演じるのは、若手俳優の中でも演技力に定評のある神木隆之介。正樹は、複雑な家庭で育ち、心もすさんでいる難しい役どころ。そんな正樹が、神木がどう表現するのか大いに気になる。神木はインタビューで、『一回読んだだけでは、全てのことを理解することが難しかったです。心情などは、何度も読み返してみて「こういうセリフを言ったのはこう思っていたからだ」とか、「お母さんのこういう発言があったから、こう思っていたんだ」という、正樹のセリフの後ろにあるメッセージ性をきちんと作っていけるように気をつけています』と、正樹を深く見つめている。

社会とのかかわりを一切なくして「大人たち」に心を閉ざしている正樹が、桃子先生によってどのように変わっていくのか、「ブラックボード」最終夜は、命を通して「愛」そして「夢」を問いかける。

松下奈緒が主演の、学級崩壊した大田区立都中学の今を描く、第三夜は、今夜7日(土)夜9時から11時13分まで放送。PV動画と、出演者が語る「私と学校」のスペシャル動画は番組サイトで視聴できる。

TBS「ブラックボード」番組サイト

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