用心棒に身を落とす典膳、安兵衛は赤穂藩士に…ドラマ「薄桜記」第6回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年08月17日09時59分ドラマ

8月17日、NHK・BS時代劇「薄桜記」は第6回「用心棒」を放送、ついに堀部家の婿養子になることを決める中山安兵衛(高橋和也)に対し、丹下典膳(山本耕史)は口入れ屋の用心棒に身を落としていく。公式サイトでは第6回予告動画と共に、主演の山本耕史によるPRコメントも動画で配信されている。ある日典膳は稽古中に三人の侍から因縁を付けられるものの、即座にそれを峰打ちで倒すのだった。奉行所から咎め立てされるやもしれない典膳の危機を救ったのは、その一部始終を見ていた千春(柴本幸)の兄・龍之進(忍成修吾)だった。その武勇を耳にした紀伊国屋文左衛門(江守徹)は典膳に交易の元締めにならないかと誘うのだった。

<第6回みどころ>
日々の生活も共に、親しく過ごして来た典膳と安兵衛に訪れた転機は、それぞれ別の道を歩ませることとなる。ドラマ冒頭で典膳が三人の侍を相手に見せる立ち回りのシーンは山本が自信を持って勧めるところ。抜刀よりも難しい納刀を片手で見事に行う典膳に注目したい。

■第5回「豪商紀文」あらすじ
長屋では、典膳の世話をしていたお豊(藤本泉)の父親が亡くなった。これまでに嵩んだ借金のかたにお豊は吉原に売られていったが、それを言い出せないお豊は典膳に奉公へ出るとごまかした。その後、奉行所から安兵衛が無罪放免で長屋に戻ってきた。安兵衛の住む長屋の入り口には酒樽が並び、どれも安兵衛を家臣に求める名家からのものだった。しかし中身はお豊の父親の初七日で飲みきってしまったと長屋の住人たちに打ち明けられ、安兵衛は初めてお豊の行く末を知り憤慨するものの手の施しようがなかった。
ある日、安兵衛のところへ稀代の豪商・紀伊国屋文左衛門からの使いが訪れ、安兵衛を隅田川の花見に誘った。承諾した安兵衛は同行を典膳に求めたが、その日は母親の命日であるからと典膳は断り、みすぼらしい身なりの安兵衛に千春(柴本幸)が縫った小袖を貸してやるのだった。典膳は出かけた墓参りで、千春と再会する。典膳を待ち伏せしていたという千春は来年には尼になると告げるが、典膳は早く身を固めて親孝行をするようにと言葉を残すのみだった。一方、文左衛門と屋形船の花見を堪能した安兵衛は、自分よりも師匠である典膳こそが天下の剣豪であると大風呂敷を広げ、次回は典膳を伴うように請われていた。
そんな安兵衛の元へは次から次に仕官を求める使いが訪れていたが、中でも熱心なのが浅野家と上杉家だった。浅野家の使いとして長屋を訪問した堀部弥兵衛(津川雅彦)は上杉家へ安兵衛を取られまいと必死に口説いた。その夜、深川で文左衛門が開いた豪勢な宴会に安兵衛共々出席した典膳は、文左衛門が金儲けの新たな手段として安兵衛に近づいていることに気付く。その後再び安兵衛を訪ねた弥兵衛は、ついに自分の娘婿にと安兵衛に申し出るのだった。今後の身の振り方について安兵衛が典膳に相談すると、典膳は上杉家と浅野家と紀伊国屋文左衛門、この中から剣の道に生きたいのであれば自ずと決まると助言する。そして石高が小さいながらも三百石の家禄を申し出た浅野家を選び、安兵衛は堀部家の養子になると決意するのだった。

BS時代劇「薄桜記」第6回は17日(金)よる8時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「次回予告」で視聴出来る。第5回「豪商紀文」のオンデマンド配信購入期限は8月24日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記

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