ぎこちない空気の中でソヒとギルサンの結婚話が進み、国内外の反日義兵運動がはますます激しくなるものの、第26話では日韓併合となり、日本による武断政治と、税の徴収目的の土地調査事業が始まる…これを機に、ソヒは、ジュングを身ぐるみはがす復讐作戦を始める！YouTubeのSpoCinemartAsiaチャンネルで予告動画が公開されている。今回は、「名家の娘ソヒ」第25話～28話のあらすじと見どころについて紹介。

いよいよ、朝鮮王朝が終わる…ここでちょっと時代背景を確認しておきましょう⇒各話の背景となった日韓近代史の出来事を解説

■第25話「ソヒの涙」
待ち受けていたドゥス（キム・ゴボク）の魔手を辛うじて逃れたソヒは、ギルサンと会寧(フェニョン)に向かい、独りでギルサンが結婚を考えている寡婦のオギネに会いに行く。貧乏でも自尊心の強い彼女に、ソヒも一目置く。ところが、何でも思い通りにしようとするソヒにギルサンがついにキレた！「私も同じ人間だ」と感情を爆発させるのだ。幼い頃からなんでも自分の言うままにしてくれたギルサンの思いがけない反撃に、ソヒも取り乱し、女と別れろと泣き叫ぶ。
しかし、ギルサンの気持ちは収まらない。龍井に戻ったら、ソヒと別れる決心をして、共に馬車に乗るが、その後を追う馬車には、毒蛇のようなドゥスがいた。

■第26話「心の通わない結婚」
ドゥスの襲撃で転覆させられた馬車からソヒを助けたギルサンは、立ち去ろうとするが、ドゥスを見つけ、思い留まる。そして、ソヒの心はサンヒョンにあっても、自分は単なる復讐の道具として使われても、生涯ソヒから離れないと誓うのだった。ソヒの大けがを聞いて戻ったサンヒョンは、ソヒとギルサンの結婚を聞き、髷を切り両班のプライドを捨てる。複雑な思いのギルサンと、ソヒは正式の夫婦となる。
一方、国内外で反日義兵運動が続くが、日本の勢力は日増しに強まっていき、ついに1910年8月、朝鮮は日本に国を奪われてしまう。日韓併合条約が調印される。

■第27話「帰るべき故郷」
ボンスンとヘグァン僧は、ソヒに会いにやってくる。久しぶりにウォルソンやヨン達にも再会して喜び合うが、帰る故郷など無いと悲しむボンスン。一方、ヘグァン僧とギルサンはサンヒョンの父、イ・ドンジンに会い、軍資金を渡す。そこでギルサンは、独立運動家を匿うよう頼まれるが、ソヒに反対されてしまう。結婚はしたものの相変わらず自分の非力を痛感するギルサンだった。そんな中ソヒは儲けた金で土地を買い戻し、故郷に帰るのだと、ボンスンに本音を言う。しかし、ギルサンの方では、朝鮮に帰ると自分はまたもや下男扱いされてしまう。そんな朝鮮は自分のの帰る故郷ではないと言い切るのだった。

■第28話「復讐の始まり」
ボンスンとヘグァン僧はそれぞれの役割を秘めて、朝鮮に戻る。ボンスンはサンヒョンにソヒへの協力を依頼する。
ヘグァン僧は智異山で、軍資金を提供するグチョン（キム・ファン）と会う。国のために命をかける人々が居る一方で、ソヒの目的は、先祖の土地を取り戻すことだけ。そんなソヒは、ジュングが金策に走り回り土地を担保に金を借りているのを知り、ついにジュングへの復讐計画をスタートさせる。まず第1段階として、ウォルソンの叔父で信頼できるコン老人をジュングの元へ送りこむ。
ジュングの息子ビョンスが住むソヒの家は荒れ放題で、村の様子も一変している。困窮したジュングはソヒの策略に乗ってしまう。

あくまでも自分との結婚は、土地を取り戻すため、復讐を果たすためだけだと思い込んでいるギルサン。しかし、ソヒの心の中には、サンヒョンへの気持ちとはまた別の、ギルサンへの想いがあるのだが、それがギルサンには伝わらないのがもどかしい。

ナビコンでは、BS日テレの放送にあわせてドラマの時代背景や全話のあらすじと見どころ、キャストの魅力を紹介していくのでお楽しみに。

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BS日テレ「名家の娘ソヒ」番組サイト
エスピーオー「名家の娘ソヒ（原題：土地）」予告篇

■作品紹介
・制作：SBS、2004-2005
・話数：全52話
・監督：イ・ジョンハン
・出演：キム・ヒョンジュ, ユ・ジュンサン, キム・ミスク、 シン・セギョン

■DVD紹介
・DVD-BOX1～5（各5枚組）
・各15,960円
・封入特典：ブックレット
・発売・販売元：エスピーオー

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