NHK海外ドラマ「DOC3あすへのカルテ」バールバラのクレランボー症候群を見抜けなかったエンリコ 第9話ネタバレと予告

08月03日23時01分ドラマ
NHK「DOC3 あすへのカルテ」

8月2日(日)にイタリア発のヒューマンメディカルシリーズ「DOC(ドック)3 あすへのカルテ(全16回)」の第9話“向き合う勇気”がNHK総合にて放送された。ネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。NHK ONEで第9話は見逃し配信中。8月9日、16日の放送は休止し、第10話“人間の証明”は8月23日に放送が予定されている。



「DOCあすへのカルテ」は、頭部に銃撃を受けたことで12年間の記憶を失ったエリート内科医アンドレア・ファンティが、“DOC(ドック)=ドクター未満”の立場から再出発し、医師として、そして一人の人間として再生していく姿を描く物語。「DOC3」では、コロナ禍を乗り越え内科医長に復帰したアンドレアが、鋭い観察眼と患者への真心で日々の診療に向き合う一方、自身の記憶が徐々に戻り始めるという新たな局面に突入する。

「DOC」全話あらすじと見どころ
「DOC2」全話あらすじと見どころ

第9話では、記憶を取り戻すことに恐怖を感じたアンドレアは、治療を中止したうえ、「ドック」になる前の「ファンティ教授」のような態度を取るように…。冷徹とまではいかないが、会議や書類仕事など医長の仕事ばかりこなして、患者の名前を覚えず、笑いもしない。冷徹な内科医長になってしまったのも、今回のように何か大きな恐怖や罪悪感と向き合わなかった結果なのかもしれない。

幸い今回は、患者の言葉で再び過去と向き合う勇気を取り戻したアンドレアは、迷惑をかけたジュリアに謝罪し、一緒に怖ろしい過去の記憶を取り戻す手助けをしてほしいと告げた。

エンリコに猛烈にアタックしていたアンドレアの秘書・バールバラが、クレランボー症候群(相手が自分を熱烈に愛しているという妄想を抱く精神障害)を患っていたことが判明。確かに常軌を逸した妄想と執着ぶりだ。以前の職場でもある患者に愛されていると思い込んで問題を起こして退職に追い込まれてしまったバールバラ。エンリコは彼女の精神障害に気づけなかったことを悔やみ、彼女の治療にあたることに。はたしてバールバラは病を克服できるのか?

前回、フェデリコに医学部で学んでいたことを家族にばらされてしまったリンは家を追い出されてしまった。責任を感じたフェデリコは、独り暮らしをしている豪邸にリンを招待。もとは家族で暮らしていた家だが、両親が離婚してそれぞれ別の場所で暮らしているという。家族と距離のあるフェデリコと、家族と密着しているリン。環境は真逆の2人だが、響き合うものはありそう。

マルティーナに振られてしまったリッカルドだったが、水球の選手・ローラとの新しい関係が始まった。しかし、アルバへの想いは断ち切れず、今回も移植リストで彼女のことを思い出し苦悩する場面も…。

次回、第10話は二週空いた8月23日に放送予定。おみのがしなく。

■第9話「向き合う勇気」ネタバレあらすじ
ディアーナが自分の脳が創り出した幻だったことを知ったアンドレアは、エンリコの治療を中止する。記憶を取り戻すことへの恐怖から、塞いでしまったアンドレアは患者と向き合おうとせず、医長の仕事を淡々とこなすネクタイ姿のファンティ教授に逆戻りしていく。

そんなアンドレアの様子にアニェーゼは内心ホッとするが、新規の患者の名前を覚えようともしないアンドレアにジュリアは納得できない。

そんな中、強いかゆみを訴える女性リアが入院し、ジュリアとリッカルド、リンが担当になる。アンドレアはアレルギーだと簡単に診断を下すが、リアの病状は急変し、黄疸が出た後吐き気などが続き、重篤な免疫性の肝疾患が見つかり、早急に肝移植を受ける以外に治療法がないことが判明する。心配して駆けつけた元夫から、リアに弟がいることが分かるが、リアは頑なに連絡しようとしない。

一方、左官見習いのステファノが仕事中に倒れて緊急搬送されてくる。ダミアーノとマルティーナ、フェデリコが担当する。ステファノは一晩踊りあかしたせいだといってマルティーナをダンスに誘うが、その途中アレルギー反応が全身に出たあと虚血し、ICUに運び込まれる状態に。

リッカルドは肝移植リストの順番をみつめながら、アルバのことを思い出し、「患者を救うために、誰かの死を願うのは間違っている…」と悩む。

ジュリアに患者に無関心なことを責められたアンドレアは、その晩リアの病室を訪ね、彼女から話を聴く。リアは弟夫婦の待望だった娘・ミルコを不慮の事故で死なせてしまった過去を語り、そんな自分が弟に連絡できるはずがないと訴える。アンドレアとの話し合いで勇気をもらったリアは弟にメールを送る。

翌日。弟夫婦がリアの元へやってきて、自分たちは前に進み始め養子を迎える手続きをしていること、その子に叔母さんが必要だと言い、リアへの肝臓提供を申し出てくれた。

ステファノの病が分からない中、ダミアーノはステファノの父の手やこめかみにある青色母斑から遺伝性の粘液種が心臓に出来て虚血したことを見抜く。その日のうちに手術が行われ、命は救われた。

アンドレアの助手バールバラは、エンリコから愛されていると思い込み、挙動が怪しい。アニェーゼに調べてもらいバールバラが妄想障害を患っていたことを知ったエンリコは、当事者である自分が治療にあたると宣言する。

肝移植が成功したリアがアンドレアにも立ち向かう勇気がでる言葉を贈ってくれる。アンドレアはジュリアにこれまでのことを謝罪し、「怖ろしい過去を調べる手伝いをしてほしい」と過去と向き合う準備ができたことを告げた。

■第10話 あらすじ
事務長から時間とコストの削減のために診療にAIが導入されると知らされるアンドレア。もしコンピューターより先に正しい診断を下せなければ、いずれ医師たちは機械に取って代わられることになる。一方、マルティーナは見時からの両親と向き合わざるをえない症例を担当し、アニェーゼはアンドレアの秘密を守るため、怖ろしい決断を迫られる。

■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
フェデリコ・レンティーニ:ジャコモ・ジョルジョ (声:山下誠一郎)
マルティーナ・カレッリ:ラウラ・クラヴェディ (声:八巻アンナ)
ワン・リン:エリーザ・ウォン (声:内田秀)

【「DOC3 あすへのカルテ」紹介】【全話あらすじ・見どころ】

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2024年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2026年6月7日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

NHK「DOC(ドック)3 あすへのカルテ」