【新ドラマ】阿部寛×是枝監督のホームドラマ「ゴーイング マイ ホーム」10月9日スタート!予告動画-フジ

2012年09月20日08時00分ドラマ

映画監督の是枝裕和が脚本・演出を手がけるクスっと笑えて、心あたたまる、不思議なホームドラマ「ゴーイング マイ ホーム」が、阿部寛、山口智子、宮崎あおいといった豪華なキャストで、10月9日(火)夜10時からフジテレビにて放送される!番組サイトには予告動画が公開されている。

是枝監督と言えば、これまで映画監督として、新作を発表するたびに多くの国際映画祭に招待されるなど、国内外で高い評価を受ける映画監督の一人。CMやテレビの仕事も多く手掛けているが、ドキュメンタリー作品が多く、民放でしかも連続ドラマの脚本・演出を手掛けるのは、今作が初めて。「アットホーム・ダッド」「結婚できない男」「白い春」でユニークな主人公を演じてきた阿部寛も、3年半ぶりのフジテレビ系での主演。しかも、主人公の妻を演じる山口智子は「ロングバケーション」以来実に16年ぶりの連続テレビドラマ出演。まだある!宮崎はあおいは「しあわせのシッポ」以来なんと10年ぶりの民放のテレビドラマに出演するという、何とも注目度の高いドラマとなっている。

最強の布陣で始まるドラマは、都会でせわしなく毎日を生きてきたサラリーマンが、長野での不思議な出会いをきっかけに、家族や人生のあり方を見つめなおしていく、新しくてどこか懐かしい、ちょっと不思議なホームドラマ。
阿部と言えば、2004年は「アットホーム・ダッド」で家事に悪戦苦闘する主夫を、2006年には「結婚できない男」で40歳の偏屈な独身男を、2009年には「白い春」で前科持ちの最悪の男を演じ、ドラマ界に新しい男像を見せてきた。今作でもきっとこれまでにない、新しい男像を見せてくれるはず。
是枝監督と阿部とのタッグは、映画『歩いても 歩いても』、『奇跡』に続き今作で3回目。監督は、阿部を「二枚目からちょいと外れている感じがいい」と言っており、今回、どんな新しい男像を見せてくれるのか楽しみだ。

■あらすじ
坪井良多(45歳)は、CM制作会社のプロデューサー。フードスタイリストをしている妻の沙江(43歳)は、多忙ながら娘の教育にも熱心で、実は夫より仕事もできる。一人娘の萌江は「妖精が見える」といってそれに“フロド”と名前を付けている。そんな家族の大黒柱の良多はどうも小心者で、家庭でも職場でもなにかと板挟みの日々を送っている。そんな時、妖精・クーナの存在を信じる人々が暮らす長野に住んでいる父の栄輔が倒れたということで、良多が見舞い出かけ、そこで不思議な出会いをする。はたして不思議な出会いとは…。

良多の父親の栄輔を演じるのは、夏八木勲。宮崎あおいは、栄輔の面倒をかいがいしく看てくれる30歳の謎の女、菜穂に扮する。ほかにも、西田敏行、YOU、阿部サダヲ、バカリズム、りりィといった個性的な面々が脇を固める。

今作の鍵となる「クーナ(小さい人々、妖精?)」について、監督は「震災の影響もありますが、進んできた文明への問いかけというか。この世の中が目に見えるものだけで出来ている訳ではないという、何か外側から批評する存在を作りたかった。目に見えないもの、いると思っている生き方といないと思っている生き方。どちらが豊かなのかなということですね」と語っている。また、撮影については、「大まかなことは決まっているけど、どんどん現場で変化していく」とも語っており、個性的な出演陣と監督が現場でどんな化学反応をおこし、新しいホームドラマを見せてくれるのか?法オスが待ち遠しい。初回は、10月9日(火)、夜10時から2時間スペシャルで放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。

フジ「ゴーイング マイ ホーム」

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