舞台は3か月後の韓国…ジュンの撮った写真がソウルの街のあちらこちらに飾られ、広告は大成功！ところが、ハナは街角で偶然、自分が写っている1枚のチラシを見つけるのだった…明日24日（月）の「ラブレイン」第8話では、ハナを気に入ったクライアントの命令で、ジュンがハナにモデルのバイトを頼みに行く！日本公式サイトには日本版予告動画が公開されている。
今回は、ネタバレなしの第8話の見どころと、前回の放送を見逃した方のために第7話の詳しいあらすじを紹介。ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で「各話の早わかりあらすじ」があるのでそちらをどうぞ。

第7話「恋の始まり」
　広告チラシに無断で使われた写真は、あの時のダイアモンドダストの写真！犯人は間違いなくあの男！怒り心頭のハナはジュンを訪ねる。ジュンに会うなり文句を言うハナ。ところがジュンは「写真を勝手に使ったのはクライアントで、自分が撮ったのはあくまでも景色であって、ハナ本人ではない」と言い張る。挙句のはてには、マディソン郡の橋に写るアヒルや空に飛ぶ蝶のことまで引き合いにだし、モデル料をせびりに来たのかとまで。ハナは泣きながら帰っていく。 優しいソノはその様子を見て、ハナに同情する。
　ハナの前では知らぬ存ぜぬを決め込んだジュンだったが、その足でチラシを持ってクライアントに抗議に行く。ところがクライアントはハナにほれ込んでしまい、ジュンが拒絶するなら、カメラマンを変えてもハナをモデルにしたいとこだわる。結局はジュンが折れてハナが働く樹木園を訪ねることに。
　チャンモがカフェ・セラヴィを開店し、かつての仲間のドンウク、イナ、そして10年前にイナと離婚したへジョンが久々に集まった。過去を懐かしく語る4人だったが、ドンウクは、へジョンにユニが生きていて韓国にいることを話す。へジョンは、それをイナに秘密にしてくれと頼む。
一方、ハナの母ユニは、ソウルから小一時間ほどの大リゾートの中の樹木園で働いていた。日本から帰国したハナは、先輩のテソンとここでお手伝いをしている。いつもテソンと一緒にいるハナをみて、スタッフのみんなは、二人が恋人同士かどうか気にする。テソンにずっと憧れていたハナは、照れながらもそれを否定。ところが、ハナたちが席を外したその時、スタッフたちがテソンに恋人がいることを噂する。偶然それを聞いたハナはショックを受けその場を後にした。
　ジュンがやってきたのはそのときだった。樹木園から離れた橋の上をしょんぼり歩いているハナを見つけ、「こんなにすぐに会うなんて、お前は俺の運命の人かも…」といきなりのか軽口。いつものように憎まれ口を叩くジュンだったが、泣きべそ面でいつもと勝手の違うユニに驚き、日本でのこと、広告チラシのこと、そして憎まれ口をたたいたことなどを謝る。ところが「これでいいか？」の最後の余計なひと言でまたハナを泣かせてしまう。ひとしきり泣いたハナはすっきりして、ジュンに帰りを促す。そしてジュンが「オレのモデルにならないか」と、やっと用件を切り出す。もちろんクライアントの意向で自分の希望ではないとつけたし、3秒をカウントしたその時、ハナを探しに来たテソンが現れ、ハナの手を取り連れ去ろうとする。日本でも同じシチュエーションで、ハナに置いてけぼりを喰らったジュンは、ハナの反対側の手を握り、「今度オレを放ってこいつを選んだら、ホントにそれで終わりだ」と言う。ハナはジュンがつかんだ手をためらうことなく外し、「モデルをやります」といって、テソンと一緒に立ち去った。ハナは、テソンに噂の真相を確認し、その人物が恋人ではなく親が決めた婚約者だと知る。「先輩にとって自分が妹のような存在だと知っていたが、それでも好きだった」と伝え、まだ何かを伝えたそうなテソンの言葉をさえぎって、ハナは立ち去った。その夜、へジョンは酔いつぶれて元夫のイナとジュンを自宅に呼び寄せ、もう一度やり直したいとすがり、イナはこれを拒絶し、「すまない」と一言。そんな親の姿にジュンはまた深く傷ついた。
　翌日、泣きはらした目を冷やしたスプーンで冷やしながら母と一緒に朝食をとるハナは、母の言うとおりにソウルで一人暮らしをして学校に通うと伝える。ユニは娘の様子が昨日までと違っていることを知りながらも、笑顔で、一緒に部屋探しをしようと誘う。ハナは母との約束の前にジュンのスタジオを訪ね、ナンパな撮影の仕方に驚きながらも感心して見学する。ところがジュンは、自分を二度までも置いてけぼりにしたハナにご機嫌斜め。スタジオから追い出して待たせる。撮影中のジュンに、昨夜のことを気にして夜一緒に飲もうと、父イナから誘いの電話が入る。
　撮影が終わったジュンは、「話がある！」とユニを連れだし、「オレを選ばなかったら終わりだって言ったろ…お前と違って、オレは一度終わったら本当に終わりだ」と強気の発言。「ハイ。わかりました」とあっさり引き下がるハナに狼狽するジュン。全く“3秒のプレイボーイ”もハナの前では形無しだ。背を向け帰ろうとするハナに「まだ話が残っている」と未練たらしいジュン。その時急に雨が降り出し、ハナの手を引っ張ってジュンが駆けだした。ハナの黄色いジャケットがジュンと一緒に走り出した。一方、それぞれ息子と娘と会おうと街を歩くイナとユニにも雨が降りしきる。ユニは黄色い傘を差し信号を渡り、道路の向こう側からイナが渡る。

■ここに注目
　第7話冒頭の「謝ってよッ！」と言うハナの言葉と、1970年代の「愛とは謝らないこと」というユニの言葉を思い出す。また、ハナを探しに行ってすぐに会えた時の「お前は運命の人かも？」と冗談ごかしにいうジュンと、ユニを未だに忘れられないイナ。随所にちりばめられた子世代の会話に、あの切ない親世代の恋を思いだす。今のところコミカルに進むジュンとハナの関係も、今に切なくなるのか…と、寂しさ半分期待半分のドラマ中盤。
　本作は、全く正反対のチャン・グンソクが2度楽しめるのが魅力のドラマだが、ヒロイン役のユナ（少女時代）のかわいさにハマった方も多いのでは？怒った顔も拗ねた顔も泣いた顔も、もちろん笑った顔も何もかもがかわいい。今回もそんないろいろな表情が見られるのでお楽しみに。そして、そんなヒロインに負けないほど美しいのが、中年になったユニを演じたイ・ミンスクだ。これならすれ違ったイナも振り返るはず。彼女の美しさについては、二世代の主人公たちの共通点を写真と韓国の評判でチェック！で詳しく紹介している。

■第8話見どころ
　第8話では、イナとユニが運命の再会を果たし、ジュンとユニも仲直りをする。スタイリッシュなジュンに対して、これまで少々野暮ったかったハナが、第8話では、いよいよ華麗な変身を遂げるのでお見逃しなく。ぎこちないハナのために、スタッフを追い出し、ジュンとハナが二人っきりで撮影するシーンでは、まるで絵のような美しいツーショットが見られるのでお楽しみに。

今回のドラマ紹介のタイトル「黄色は恋の始まり…」については、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】の（６）ユン・ソクホ監督作品 の①ユン監督のこだわりの色は黄色？ を参考にしてください。
ドラマ「ラブレイン」の第8話は、9月24日（月）18:00～18:55に放送、見どころ画像や放送日時の確認は番組公式サイトで、予告動画は日本公式サイトで公開されている。
ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で簡単な早わかりあらすじ紹介をしているので、チェックをどうぞ。

　　「ラブレイン」を2倍楽しむ

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