どうしても別れの理由を知りたいハナ（ユナ 少女時代）は、撮影の後ジュン（チャン・グンソク）と二人で一夜を過ごす！そしてジュンがその理由を話そうとしたとき…日本公式サイトには日本版予告動画が公開されている。今回は、ネタバレなしの第13話の見どころと、前回の放送を見逃した方のために第12話の詳しいあらすじを紹介。ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で「各話の早わかりあらすじ」があるのでそちらをどうぞ。

■第13話「32年目のプロポーズ」
撮影に行った海で一人残ったハナを放っとけずに、海に引き返したジュン。その頃イナとユニも思い出の海にやってきた。ハナを見かけたような気がしたイナ。そしてその相手は…。イナは見間違いだとしてやり過ごす。
ジュンは、黙って先に進みホテルに入る。背中にハナを感じながら…。「入れないと思って…意地悪なんだから」ハナが後に続いた。
部屋は一つ。「どっちが先だ？シャワーか？俺からかッ！」ジュンの語気が荒くなる。「本気？」ハナの言葉に「お前が望んだだろう」。けばけばしいソファに座るハナに、ベッドを使えと言うジュン。並んで小さなソファに座るジュンの手がハナに触れる。正面を向いたままジュンの手が細いハナの手を包み込む。別れの理由を聞くハナに、不治の病だと告げるジュン。本気にして、「不治の病なら別れちゃいけないでしょう」と本気で心配するハナ。「何でも信じるんだな～」あきれたジュンがハナをみてふっと笑みを漏らす。
その頃、ホワイトガーデンでは、ジュンを訪ねてきた母へジョンに、ハナの正体を知ったミホが、ジュンとハナが付き合っていることをばらそうとしているのを、ソノが止めた。

翌朝、昔を思い出しながら、イナは浜辺でユニにプロポーズをする。32年の想いをこめて、ユニを抱きしめるイナ。一方、ジュンは、子どものころ父親とよく来たところだと説明しながら浜辺を散歩する。父の好きな場所だと。両親が離婚し、それっきり父とは会えなかった。後で、母が合せなかったと知ったけど、父が許せなかった。自分を一番い選ばなかったから…。だからなんでも初めてのお前を選んだ…と。誰からも１番として見られないというジュンに、自分ならなれると断言するハナ。そんなハナを見ながらジュンは別れを告げた本当の理由を話そうとする。ところが、ちょうどイナとユニが歩いて来るのを見つけてしまう。2人に見られないようにハナを連れて走り出すジュン。こわばったジュンの表情を見て、ハナはイナとジュンが親子であることに気づく。ジュンが別れを告げた理由がやっとわかったのだ。
ソウルへ戻る列車の中、ハナは一言も言葉を発することができなかった。ジュンもまた、そっとハナの名前を呼ぶことしかできなかった。 それでもハナは、ジュンが名前を呼んでくれたことが嬉しかった。2人はそのまま食事に。別れの理由がわかったハナは、ジュンの深い気持ち、自分への愛がやっとわかった。母を憎んだか、その娘の自分を憎んだかと聞くハナに、ジュンは「お前はお前だ」と力なく答えた。どうしようかと聞くハナに、ジュンは「親なんて関係ない。ずっと一緒にいようと」と答えるジュンに、ハナは泣くしかなかった。

ハナは改めてイナから、母ユニにプロポーズしたことを聞く。ハナにはやはり母と自分を別々に考えることはできない。母親の幸せを願いたいとジュンをあきらめようとして決心した。ホワイトガーデンで、ジュンと向き合うハナ。ジュンはすべてを悟った。ハナを抱きしめ「お前に選べなんて言わない。別れよう。今度会ったら他人だ…」、ジュンの答えだ。

ハナはホワイトガーデンのみんなに花を残し、去っていった。ジュンに残した花はアネモネ。ジュンは、「私はあなたの幸せをいつも祈っています…」ハナのメッセージを涙で読んだ。

元気のないハナをテソンがランチに誘い慰める。元気がないのはジュンも同じ。いや、ジュンの方が重症だ。仕事もキャンセルし、酔いつぶれる毎日。心配して見に来たミホに「まるでおふくろと同じだ」といい、自嘲気味にジュンは笑う。

ユニの元に「星の王子様」の本とS.I.Hとイニシャルの入った招待状が届く。キッチンガーデンに向かうとそこには、イナと懐かしいドンウクとチャンモが「サランピ（愛の雨）」を演奏していた。ユニの好きなカスミソウの花束をプレゼントし、改めてプロポーズし、指輪を贈った。結婚を正式に受けたユニ。イナは、そんなユニ母娘とジュンとを引き合わせる席を設けた。

■ここに注目
今回は2世代の対照的な愛を描いている。ジュンからの別れの理由を知り、ハナもまた、ジュンと同じように自分たちの愛を封印することを決心。一方親たちの方は、32年かけた恋がやっと結ばれ、まさにしあわせのど真ん中。
ひょっとすると、視聴者の中には、ジュンとハナほど、切ない気分に浸れない視聴者もいるかも？日本式に考えれば、へジョンは決して許さないだろうが、いっそのこと親同士、子同士で結ばれればいいのに…と思った方もいるのでは？
連れ子同士の結婚は、日本では法律上何ら問題はない。仮に養子縁組をしていたところで、実際に血縁関係がない以上全く問題ない。ところが韓国では、そうはいかない。いろいろな戸籍の改正があり、法律上では問題がなくても、倫理上それをタブーとする意識や風習が根強く残っているのだ。だから、連れ子同士はもちろん、夫の弟と妻の妹の結婚もご法度なのだこれについては、ドラマ「宝石ビビンバ」第49～最終回までのあらすじの見どころで詳しく解説しているので参考にどうぞ。

■第14話の見どころ
第13話では、うまく過去の映像を絡めながらユン監督憧れの中年の愛をたっぷり知ろうしてもらった。第14話からは、いよいよ子供公認のカップルとなるイナとユニの前で、頭では納得したものの、ハナを求めるジュンの心が騒ぎ出す。そんなジュンのいら立ちの訳を知るのはハナ一人。そこに、テソンが絡んでくることで、ジュンの心のざわつきはますます激しくなっていく。へジョンの怒りっぷりもバージョンアップするのでお楽しみに。
さて、13話では、ホテルでハナに迫るピンチの部分がカットされている。ほかにも、お勧めのシーンが各話でカットされている。何とも残念。気になる方は、DVD-BOXや【「ラブレイン」を2倍楽しむ】の「（３）各話の早わかりあらすじ」で、筆者がカットなしで視聴した際のあらすじと見どころがあるので参考にどうぞ。

ドラマ「ラブレイン」の第14話は、11月5日（月）18:00～18:55に放送、見どころ画像や放送日時の確認は番組公式サイトで、予告動画は日本公式サイトで公開されている。
ドラマの先が気になる方は、【「ラブレイン」を2倍楽しむ】で簡単な早わかりあらすじ紹介をしているので、チェックをどうぞ。

　　「ラブレイン」を2倍楽しむ

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