6日、浅野家断絶!典膳に転機が…山本耕史主演「薄桜記」第8話あらすじと予告動画-NHK

2012年12月06日10時23分ドラマ

今夜6日放送のNHK時代劇「薄桜記」は第8回「両成敗」を放送、江戸城での刃傷沙汰で赤穂浅野家が取り潰しになった大事件は、浪人の身である丹下典膳(山本耕史)とその人間関係にも大きな波乱を巻き起こす…番組サイト「番組の見どころ」では、番組紹介動画が公開されている。本作は、NHK・BSプレミアの時代劇枠で今年7月に放送しており、当時の放送にあわせて全話のあらすじと見どころをナビコン【「薄桜記」を2倍楽しむ】で紹介しているので、参考にどうぞ。NHKオンデマンドでは見逃し配信をしている。

■第8回みどころ
優れた剣士である典膳は、吉良方からも浅野方からも力添えを請われる状況に陥ってしまう。これまでのしがらみから、どちらの味方をするにも多くの犠牲を払うことになる典膳は果たしてどう決断するのか。典膳、千春、安兵衛それぞれの運命がこの回以降激しく翻弄されることとなる。

■第8回「両成敗」あらすじ
浅野内匠頭(オードリー春日)に斬られて床に伏していた吉良上野介が気付いた時には内匠頭は即日切腹、浅野家は謹慎中である事を知らされる。内匠頭の行動は乱心であったと主張する吉良は、厳しすぎるお上の沙汰に自分が浅野家から恨みを買ってしまうと不満を露にした。長尾権兵衛(辰巳琢朗)から浅野家が俸禄召し上げに赤穂城明け渡しを命ぜられたと聞いて頭を抱える。しかし吉良の思惑に反して周囲は浅野家への厳しい公儀の沙汰を喜んでいた。
浅野家では江戸の屋敷に家臣たちが集まり談義を行っていた。安兵衛は浅野家に対して厳しすぎる沙汰に仇討ちが必要になってくると主張する。しかし江戸の家臣たちだけでは話がまとまらず、赤穂に居る家老・大石内蔵助の返事を待つことになった。この出来事を部外者として見ていた典膳は、遺恨であるなら斬りつけるだけに留まらず惨殺していたであろうと分析。よって内匠頭は乱心と推察されるが、そうであるならば即日切腹は厳しすぎるものであると考えていた。時が流れ、浅野家取り潰しとなる一方で上野介は子の義周(市川知宏)に家督を譲り隠居することを申し出、受け入れられる。しかしこれと同時に公儀は新築した呉服橋の吉良邸を召し上げ、本所へ屋敷替えする事も命じた。上野介は隅田川の向こうの僻地に飛ばされることを大いに立腹し、ただ斬られただけで隠居、家まで追われることに激怒する。この動きを白竿屋長兵衛(高島政信)はいずれ起こるであろう、浅野家の討ち入りを行いやすくするためのものでないかと考え、それを聞く典膳も不安を覚える。いずれにせよ、こうして吉良家と浅野家の事件は世間的に両成敗としてまとめられた。
そんなある日、典膳の下を千春が訪ねて来た。病に倒れた千坂兵部(草刈正雄)が典膳に面会したいとの言づてを持ってきたのだった。これまでも幾度となく面会の申し出を断ってきた典膳だったが、病人に対しての見舞いということならばと承諾した。これを受けて典膳が千坂の屋敷を訪れると、応対に出たのは千春の兄であり、自分の腕を斬り付けた張本人の長尾龍之進(忍成修吾)であった。龍之進から典膳は千坂が逝去した事を知らされる。そしてその遺言として吉良の護衛を頼みたいとのことだった。派手な警護を嫌う上野介のために、一人でも十人分の働きをするであろう典膳を推挙したいとの考えだった。典膳はおもむろに殿中の刃傷沙汰の話を持ち出す。遺恨であれば互いに恨みが残るが、乱心であれば水に流されるべき。龍之進が自分を斬りつけたのは遺恨であったのか乱心であったのか。そう問いかける典膳に、龍之進は涙を流して乱心であったと頭を下げた。典膳の腕を斬って早4年、龍之進が大いに悩み苦しみ、謝罪をする姿を見て最後には乱心であると自らを断じた龍之進に対し、典膳は穏やかな顔でこれまでの事を水に流すと告げるのだった。そして千坂の遺言を承諾した典膳は、本所の吉良屋敷へと移り住むこととなる。

「薄桜記」第8話のアンコール放送は、NHK総合にて今夜6日(木)夜8時から、沖縄県は夜10時から。NHKオンデマンドでも好評配信中。

2012年秋ドラマを一挙紹介>>【「薄桜記」を2倍楽しむ】


薄桜記|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 薄桜記

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