楽子、難事件に東海林を頼る…ドラマ「そこをなんとか」第8回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年12月09日09時30分ドラマ

12月9日、NHK・BSプレミアムのドラマ「そこをなんとか」は第8回「愛の深淵」を放送、東海林(市川猿之助)が居なくなった事務所で楽子(本仮屋ユイカ)は放火容疑で逮捕された有希子(冨田靖子)の弁護を引き受ける。楽子はその交友関係からホストの裕也(黄川田将也)と共謀して保険金目当てに放火したのではと問い詰めるが、有希子は自分ひとりの犯行を主張して譲らない。弁護方針を立てられずにいる楽子は、休暇中の東海林に助けを求める電話をしてしまう。その翌日、楽子の前に東海林が姿を表し、タダで手伝ってやるといい始めた。

■第7回あらすじ
ある日、児童相談所へ久保田(MEGUMI)の虐待を通報する一本の電話が入り、自宅で息子の昂(前田旺志郎)を相談員が質問攻めにしていた。そこへ駆けつけた久保田と菅原(大友康平)、楽子が駆けつけ、菅原は勢いで自分が父親だと申し出る。相談員との面談でその場は納得してもらえたが、日々プロレスの技を掛け合うなどでアザだらけの旺志郎に相談員は虐待の疑念を捨てられずにいた。
その翌日、大物議員の片桐龍之介(ささきいさお)の顧問弁護士が菅原法律事務所にやってきた。実は昂は片桐の孫で、久保田に真剣の変更をするように申し立てに来た。学生時代に昂を身ごもった久保田は、片桐家の意向により昂の父親である龍彦(本田大輔)との結婚は叶わずシングルマザーの道を選んだ。龍彦には妻・靖子(大村彩子)がおり、二人の間には子どもが出来ない事から跡取りを心配して祖父母である片桐と成子(鷲尾真知子)が昂を引き取るために龍彦に無断で事を進め始めたのだった。
その頃から昂は帰宅が遅くなり、いつのまにか新しい携帯ゲーム機を持つなどの変化があり、久保田は不審に思って質問するが、逆に久保田は自分を無理して育てていると憤る。久保田が菅原のかつての教え子であると聞き、楽子は久保田親子を古くから見守ってきた菅原が久保田とお似合いだと言い出し、愛の力で久保田親子を守って欲しいと盛り上がりだした。ある日、菅原事務所を泰子が訪れた。戸惑う泰子に菅原は声を掛け、昂を引き取る事は本意では無いのではと問い質した。子どもが出来ない嫁という立場から発言できずにいた泰子は、菅原に諭されて迷い始める。一方、東海林は中道(井上和香)から勧められた事務所移籍について、菅原への恩義から答えを出せずにいた。楽子は東海林の移籍について思い悩み、赤星(五十嵐隼士)との会話でも東海林の話ばかり持ち出すことで赤星を怒らせてしまう。楽子を送った赤星は、シェアハウス前で楽子にキスをしようとするものの思いきれずに楽子に頭突きをしてしまう。シェアハウスのルームメイトたちに楽子は赤星の他に気になる男がいるのか問い詰められ、つい東海林の名を漏らしてしまう…
ある日、昂が帰ってこないとして久保田や菅原、楽子は大慌てで探し始める。昂がいたのは片桐家だった。放課後、昂は片桐家に誘われて食事やゲーム機を与えられていたのだった。戻ってから昂と久保田は本音で話しあい、昂は何がなくても久保田と居たいと涙ながらに主張するのだった。そして家庭裁判所の調査が入り、久保田の家では昂が手作りの出し巻で調査員をもてなすなどやりすぎの感が否めなかった。不安を抱く楽子たちのところへ、裁判所からの調停結果を告げる文書が来た。そこには、泰子が昂の引き取りに難色を示していることから片桐家での育成は不適切であるという内容が書かれていた。片桐家の調査の場で、泰子は思い切って本心を告げたのだった。こうして昂はこれまで通り久保田と暮らせることになった。
東海林は思い切って移籍の話を菅原に打ち明けた。自分のために開いた事務所なのに申し訳ないと謝る東海林に、菅原は当時妻を亡くしたばかりだった自分のために開いたのだと語り始める。事務所と東海林を育てることで自分は救われたとする菅原の言葉に、重ねるように楽子は自分も成長したから大丈夫と東海林を送り出す言葉を掛けるが、その心中は複雑だった。

プレミアムドラマ「そこをなんとか」は9日(日)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「予告」で視聴出来る。

そこをなんとか|NHK

2012年秋ドラマを一挙紹介>>日曜日のドラマ

PR

★「そこをなんとか」全一覧