キム・スヒョン、ハン・ガイン、キム・ユジョンが登壇した「太陽を抱く月」放送記念記者会見を丸ごとレポ!予告映像

2012年12月10日02時35分ドラマ
「太陽を抱く月」放送記念記者会見
撮影:navicon

来年1月20日より、NHKBSプレミアムにて放送のする「太陽を抱く月」のプロモーションで主演のキム・スヒョン、ハン・ガイン、子役のキム・ユジョンが来日し、9日渋谷NHKにてスペシャル番組の収録を行い、その後、記者会見が開催された!番組サイトにはイメージ映像が公開されている。

スケシャル番組「放送直前スペシャル番組」の収録レポはこちらで紹介。⇒「太陽を抱く月」放送直前SP番組収録現場潜入レポ。取材には、60媒体ほどが集った。navicon(ナビコン)も取材したので、会見の模様をレポートしよう。
会見場所は記者会見に先立って行われた番組収録をした会場。NHKスタッフの呼びかけで装いも新たな3人が登場!とっても仲良く、まるで家族のような雰囲気。少々時間が押しているということもあり、番組に関係した内容に限りテンポよく質疑応答形式で進行。では早速スタート。

太陽を抱く月フォン(キム・スヒョン)とヨヌ(ハン・ガイン)Q1:キム・スヒョンさん、ハン・ガインさんに質問。撮影での思い出は?
スヒョン:撮影の初期のころに、フォンがヨヌを連れて散歩に行くシーンがあったんです。2人は見つめ合って一代ロマンスが展開されるという感情表現のシーンだったんですが、あまりの寒さにお互い白い息を吐きながらだったので、集中するのが難しかったです。
ガイン:最後の撮影の時だったんですが、ヒョンソンがカヤグムを演奏するというシーンがあったんですが、それがあまりにもへたくそで、笑ってNGを出してしまいました。あの実力でよく演奏したなと思いました。

Q2:スヒョンさんへ。泣くことがお好きということですが…。
スヒョン:そうですね。僕は泣くのが好きです。泣くと言っても個人的に涙を流すこともあれば、演技の中でも涙を流すこともあるんですが、思いっきり涙を流すという気持ちが好きなんです。涙を流した後に爽快感があるような気がします。流した後の喜びを思うと好きです。劇中フォンは何度も涙を流すんですが、涙と言ってもいろいろカラーが違うんですね。たとえば、感謝の涙、心を痛めた時の涙、悲しいとき、寂しいときに流す涙。それぞれ違うので、演技をしながら涙を流すというのがとても気持ちよかったです。

太陽をQ3:3人に。ユジョンさんは、大人の時代になったシーンで印象に残ったこと。スヒョンさんとガインさんは子役時代の印象に残ったシーン。
スヒョン:僕が印象に残っているのは、幼いフォンがヨヌの手をとって裏庭に連れて行きますよね。仮面を取るというシーンがあったんですが、スローの効果も相まってとても良いシーンだったと印象に残っています。
ガイン:私もやはりスローのシーンですね。ヨヌが具合が悪くて寝ているところがあったんですが、そこでフォンとヨヌが行き違いになって別れてしまうというシーンが印象に残っています。
ユジョン:私はフォンとヨヌと一緒にいるところだったんですが、フォンにヨヌがいつも近くにいてほしいと思いますというシーン。それでもやっぱり二人が遠ざかってしまうという、そのシーンが気に入っています。

Q4:このドラマは“愛”がテーマのドラマですが、最近愛しているもの、または愛を感じるものを教えてください。
スヒョン:僕は自分自身です。自分自身を愛すべきだと思っています。今映画の撮影をしているんですけれども、役になりきるために減量しています。食べたいものも食べられず、まるで草をかじっているようなんです。そういう時に自分への愛を感じます。つまり、これくらいしか食べられなくてごめんねって、そんな気持ちです。(笑!)
ガイン:私も似ていますが、自分自身も含まれますが、日常の生活の中の些細なことに愛を感じることが多いです。特別なことではなくて。たとえば、ここに来る数日前に雪が降ったんですが、雪の中を気を付けながら慎重に運転していたんですが、そういう時に観る街の風景とか、あ~いいな、と。日常の本当に小さな事柄の中に幸せや愛を感じます。
太陽を抱く月家族が大好きなユジョンちゃんユジョン:最近家族の愛を強く感じます。もちろん私からの愛もありますが、最近は父からの愛を感じることが多いです。以前は母から愛されているなと感じることが多くて、父が何かを言うとイラっとすることもあったんですが、最近は一言一言意味がある様な気がして。私のために苦労してくれているなと申し訳なくなる気がします。もちろん母のことも愛しています。(感謝の気持ちを忘れない13歳)

Q5:ユジョンさんへ。このドラマはフュージョン時代劇ということで、史実に基づいた時代劇とで子役としての役作りはしていますか。
ユジョン:私は、フュージョン時代劇の方が楽に演じられます。というのは、実在の歴史上の人物を演じるのは、その通りに演じないとみている人が納得できないかな?と思うからです。私はまだ幼いのでいろんなことを知りません。フュージョン時代劇は元々架空なので自分で作っていけるのが気楽です。話し言葉にしても、フュージョンの方が自由に話しても皆さんに理解してもらえるかなと思います。

太陽を抱く月ミステリアスなガインさんQ6:共演する前と後と変わりましたか?
ユジョン:スヒョン先輩(オッパ)は、重い印象を持っていました。というのは、「ドリームハイ」でほれ込んでしまい、男らしい方なのかなと思っていました。ところが実際に会ってみたらちょっと茶目っ気があったりイタズラ好きだったり、ムードを盛り上げてくれたりしたんですね。たまに何か一人で訳の分からないことを叫んだりすることがありました。(スヒョン、爆笑)そしてまた寒いときに温かくしてくれたりしました。そう考えると私が持っていた印象とちょっと違うなと思いました。ガイン姉さんの場合は、ミステリアスな印象があったんです。テレビで観ても。実際に会ってみてもそれは同じで、横にいらしてもこれは現実ではないのでは?という思いがしました。
ガイン:ユジョンさんは、テレビで観たときは本当に子供らしい子供だと思っていました。実際に会ってみると成熟した深みが感じられていいなと思いました。
太陽を抱く月ちょっぴり天然で、ボールのようなスヒョンさんスヒョンさんは、ユジョンさんと共感するところがとてもたくさんあります。一緒にいるととても楽しいですが、たまに天然っぽいところがあったり、突拍子もないところもあって、例えるなら、どこに行ってしまうか分からないボールのような人だと思いました。その反面、男らしく情熱もあります。
スヒョン:ガインさんは、(以下、ずっと笑いながら)会う前はおしとやかな人だろうなと思っていました。100%女だと。こんなこと言って申し訳ありません。でもある時撮影をしていて思ったんですが、フォンが手首を取って逃げるというシーンがあったんです。この時僕はちょっと走りにくい靴だということがあったんですが、ハン・ガインさんがものすごく速く走ったんです。(笑い)またある時は、屈強な男性がヨヌを連れて行こうと両脇を抱えたんですが、ヨヌは連れて行かれまいと踏ん張ったんですが、両脇の男性が揺れるほど力強かった。そんな活発なイメージを持つことになりました。
ユジョン:以前は子供と見ていましたが、カリスマ性があり、その場の人を制圧する雰囲気を持っています。それでいて聡明な部分もあり。これからどんどん成熟して、どんな姿になるのか気になる女優さんですね。また、相手役として共演することもあるかもしれませんね。

太陽をそっちじゃないよNHKスタッフより取材終了の声がかかり、この後はフォトセッションの時間となる。カメラマンの要望にあわせて、あっちを向いたりこっちを見たりとにこやかに応対する中、スヒョンが天然ブリを見せてくれた。「3人が向き合うように少し横を向いて!」というカメラマンの注文に、一人反対の方法を見る。これには、隣の2人もあきれ笑い。とても息の合った、穏やかで優しい取材会だった。

kandoratop   【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】

その他レポ<<⇒収録レポ(前半)>><<取材レポ(後半)>>記者会見


NHK「太陽を抱く月」番組サイト

◆「太陽を抱く月」
・放送直前スペシャル:2013年1月13日(日)夜9時からBSプレミアムにて
・本編放送:2013年1月20日より毎週日曜日夜9時からBSプレミアムにて

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