元夫と向き合う時…ドラマ「シングルマザース」最終回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年12月11日08時00分ドラマ

12月11日、NHKのドラマ「シングルマザーズ」は最終回を放送、直(沢口靖子)がテレビに出たのをきっかけに信樹(田中哲司)が涼太(山崎竜太郎)に会わせるようにと連絡を取ってきた。一方、小田(山口馬木也)は別れた妻が再婚したのを知り、直の前で暴れだす。直は今まで逃げ出してきたことに改めて立ち向かう時期が来たと気付く。

■第7回あらすじ
突然ボランティアとして現れた小田は、自分が10年間DV加害者だったことを告白し、妻と離婚に踏み切ったきっかけが直との出会いだったと打ち明けた。直の言葉から妻に有利な条件で離婚し、償いとしてDV加害者のためのプログラムにも参加し、シングルマザーたちの支援活動も手伝いたいと申し出てきた。最初は冷たくあしらっていた直も、その真摯な姿に態度を和らげた。一方、「ひとりママ・ネット」では児童手当削減のための運動を必死で行っていた。直がマスコミに出ると別れた夫・信樹(田中哲司)を刺激するとの配慮から、マスコミへの対応は燈子が担当し、直は議員会館の担当になった。直は次々と議員を訪問し、児童扶養手当削減案反対についてシングルマザーたちの窮状を訴えた。
経理の仕事とひとりママ・ネットの活動で直が大忙しの最中、久々に兄の喬(山路和弘)から電話があった。信樹の父が亡くなったというのだ。そして信樹の母・路子(星由利子)が会いたいと言ってきたと伝えてきた。直は迷いながらも義父の墓参りに行き、そこで路子と再会する。そこで路子は信樹が暴力があったのだろうと言ってきた。信樹は何も言わないが、直が家を出て行った後に出入りするようになって気付いたのだという。そして、信樹の顔だけは涼太に忘れないで居て欲しいと家族3人で写った在りし日の写真を手渡して去っていく。
そして、議員会館で母子家庭についての勉強会が開かれることとなり、直たちシングルマザーの会は連携して議員たちに自分達の生活をありのままに訴えた。直たちが街頭に立ち署名活動を続けるうち、賛同者も増える一方で会への嫌がらせやバッシングも目立ってきた。苦情のFAXを前に憤ったり悔しがる会員たちを前に、燈子はバッシングを受ける程会の活動が周知されてきたと喜んだ。そしてバッシングをする人間の数以上に賛同者もいるはずだと言って会員たちを励ました。直はシングルマザーたちの実情を広く知ってもらおうと、該当で当事者たちによるリレートークを発案した。直が参加することでマスコミに出ることになってしまうと心配する周囲をよそに、直は自分の体験を語ることを決意した。久美(北斗晶)は転職して過労で倒れてしまい、その分も頑張らなければとひとりママ・ネットの会員たちは気合いを入れるのだった。
その頃雪乃(忽那汐里)はリレートークに参加する自信が無いと洋輔(ユージ)に心情を語ったが、もっと自信を持つべきと叱咤激励される。公衆で自分の過去を話すという事は参加者たちにもある覚悟を迫られていた。リレートークは始まったが、雪乃も覚悟をきめて会場へ向かい、自らの経験を語るのだった。入院中の久美も外出許可をもらい、自らの体験を語った。会場に集まる報道陣に語りかけるその姿をカメラが捉えていた。周囲には賛同する人々が集い、直たちは温かい拍手で迎えられた。その映像は全国ニュースで伝えられ、街頭で小田が、そして信樹も自宅で直の姿を目にした。久々に見る直と涼太の姿を食い入るように信樹は見つめた。そしてある日、涼太の学校の前に信樹の姿があった…。

ドラマ10「シングルマザーズ」最終回は11日(火)よる10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。NHKオンデマンドでは放送翌日から見逃し番組として配信を行う。

シングルマザーズ|NHKドラマ10

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