早くも事件は急展開「クロコーチ」第2話で明かされる衝撃の事実とは…!?三億円事件の犯人の正体は、警察官のふりをした人物…それとも、本当の警察官…!?そして、黒河内(長瀬智也)が握る清家(剛力彩芽)の父親に隠された秘密とは？ますます目が離せない！絶対見ても後悔しない最高のエンターテインメント「クロコーチ」第2話は18日(金)夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

8年前の遠山一家皆殺し事件と女子高生強姦殺人事件の容疑者として勾留された沢渡前知事(渡部達郎)。首をつって自殺したと見られる郷田議員(石丸謙二郎)の遺書をもとに取り調べを受けるも沢渡は不敵な笑みを浮かべているばかり。いよいよ沢渡の勾留機関があと一週間に。重要なカギとなるのは、沢渡と同じく現在取り調べを受けている沢渡の元秘書で県会議員の橋本(小木茂光)からの自供がとれるかどうか。しかし、橋本は話せば殺されると怯えて、取り調べ室で倒れてしまうのだった。
同じころ、新しい知事の田宮(池田政典)のもとへ匿名の文書が送られてくる。そこには“郷田は自殺ではなく黒河内に殺された”と書かれていた。最初はいたずらだろうと言う田宮だったが、堂島(風間杜夫)と薬師寺(大地康雄)から郷田のクビに残されたロープの痕が不自然だというところから、郷田は殺害された可能性があることを告げられ、黒河内を疑うのだった。このことを知った清家はいったい…。
一方、大音量で音楽を流しているアパートへの苦情対応で駆けつけた警官の前に、金髪の桂に警官の制帽をかぶった薄気味悪い堀(渡部豪太)という男が現れる。職務質問を受けていると堀は、電話で誰かに助けを呼んでいるようだった。電話を変わった警官は、その電話の相手が黒河内だったことを知り…。

初回でいきなり、非の打ち所がない優秀な刑事・五島要(東幹久)と、真面目で強い正義感を持ち、部下からの信頼も厚い刑事・嶋光男(金子賢)、そして謎の人物・沢渡の元秘書である郷田が死亡した。人物相関図に載るほどの人物が死んだのだ。いったい誰がそんな展開を予想できただろうか。視聴者の度胆を抜く設定でスタートした「クロコーチ」。長瀬演じる悪い刑事・黒河内と剛力演じる真面目な刑事・清家のコンビ。手に汗握るアクションシーン。そして、どこか現実味を帯びているように感じられる事件の真相…。黒河内の“せいかーい”というセリフは耳について離れなかった。
とにかく見どころの多かった本ドラマ。しかし、視聴率は初回・12％ともう一つ物足りない感じ。しかし、根強いファンの獲得、さらには話題が話題を呼ぶことで視聴率が上がっていくことも十分予想されるだろう。
キャストの人気だけでなく、「半沢直樹」のようにしっかりとした魅せる物語で視聴率が獲得できる今の時代。「クロコーチ」もしっかりとした設定を持った魅せてくれる物語だ。これからどこまで視聴率が伸びるのか。物語だけでなく、そこにもちょっぴり注目しつつ楽しみたい。

「クロコーチ」第2話は18日(金)夜10時から放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。

◇クロコーチ│TBS