「奇皇后」第9話ネタバレあらすじと第10話予告:試されるスンニャン(ハ・ジウォン)の信義!タファン(チ・チャンウク)の憂鬱!

2015年11月20日10時10分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

卑怯なビョンスを倒したワン・ユ(チュ・ジンモ)はみごと高麗部隊の指揮権を執った!一方、ヤン(ハ・ジウォン)は何度もタファン(チ・チャンウク)暗殺のチャンスを得ながら、なかなか実行に移せないまま、オジンから諭された言葉に“タファン暗殺”からの作戦変更を余儀なくさせられた…皇宮がタファンの側室問題に揺れ、西の辺境ではワン・ユが敵将パトルと対峙し、ヤンは皇后から信義を試される!第9話詳しいあらすじと第10話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



高麗時代の王朝系図はコチラ⇒高麗(王氏)王朝系図また、ドラマの時代背景や実在の人物とキャストの比較、各話の詳しいあらすじや見どころ、イベント再現レポなどは【「奇皇后」を2倍楽しむ】で詳しく紹介している。

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第9話「同胞の絆」詳細あらすじ
ヤンは側室候補の高麗出身の女官パク・オジンの世話係になった。オジンの部屋を出たヤンは、皇太后に呼ばれてやってきたタファンと遭遇。タファンはヤンがスンニャンそっくりで驚くが、男のスンニャンとは別人だと思う。だが気になり、お茶を持ってくるよう命じた。皇太后も現れ、ヨンチョルの勢力を削ぐためにオジンという女官を懐妊させようという作戦を立てていると知り、皇太后もヨンチョルと変わらず自分を無視していると怒りに震えたタファンは、部屋を出て行った。これでヤンの計画はまたもや失敗。
タファンを怒らせた皇太后だったが、それでもヨンチョルやタナシルリに知れないように、オジンを布団にくるんでタファンの元へ運び入れた。怒りに震えるタファンの前に跪いた皇太后は、自らも一臣下であること、亡き父と弟を思い出し、自分の首をはねてもいいからヨンチョル封じのために、側室から世継ぎを出してほしいと懇願。タファンはこれに従うしかなかった。
ヤンは、同じ高麗人のオジンが、寵愛を受けることになれば、タファン殺害のチャンスはまた来るはずと確信し、「生きろ!」と命じたワン・ユに新ためて心で詫びた。

その頃ワン・ユは、西の辺境で高麗の兵士の指揮権をかけてヨム・ビョンスと対決。互角以上の戦いをしたが、木刀の中に鉄を仕組んだビョンスの卑劣な作戦に倒れてしまった。薄れゆく意識の中でスンニャン=ヤンを見たワン・ユは死力を尽くして反撃、ビョンスを倒し、兵長旗を手にした。歓声を上げる高麗人たちに、ワン・ユは、どうしても生き残らなければならない理由があったからで、お前たちのためではないと言い、自分が指揮権を持っても状況は変わらず厳しい。卑怯者、弱さに陥る者、不平を漏らす者は不要。この地獄から抜け出したい者だけついて来いと、言い放った。高麗部隊の指揮官の座はワン・ユに移ったが、タプジャヘの威を借りたビョンスは、ワン・ユを亡き者にするため副指揮官として高麗部隊に留まった。
そんな中、チュルク軍が夜襲を仕掛けて来ては、逃げる奇妙な攻撃を繰り返した。チュルク軍の猛将パトルは、顔に無数の傷がありそれを隠すために不気味な仮面をかぶっていた。そんな日が5日ほど続いた後、今度は日中にも攻撃を仕掛けてきた。そんな疲れ知らずのチュルク軍相手に、タルタルは間者からの情報を得れば勝算はあると睨み、ぺガンは絹の道(シルクロード)再奪還のために、なんとしてもチュルク軍からの攻撃に耐えなければならないと考え、ワン・ユたちを前線に送った。
ワン・ユは、チュルク軍の奇襲作戦が昼夜を問わず戦える力があることを誇示するためと見抜き、ある作戦を立て、特定の分野に長けた者を登用して、地図作り、武器作り、罠を仕掛けを作らせた。

皇宮では、妹のタナシルリがタファンとの初夜に何もなかった、と聞いたタンギセをさらに焦らせる噂話がささやかれていた。その噂はタファンから寵愛を受けた高麗人宮女がいるというもの。そこで激怒するタナシルリは、高麗人全員を集めた場で、その宮女がオジンだと見破り、オジンを追い出そうとしたが、駆けつけた皇太后にオジンの懐妊を指摘され、オジンを追い出すことができなかった。
ことの顛末を知ったヨンチョルは、高麗での誓いを忘れたか!と皇帝タファンを恫喝し、タナシルリを泣かせたら皇宮は血の川が流れると脅した。
息がつまると皇宮内を歩くタファンはヤンを見かけ、その姿を探し回った。降ってわいた好機と、ヤンは先をとがらせ髪に挿した箸に手をかけたが、すぐに臣下が駆けつけまたもや失敗。タファンはヤンにスンニャンという兄は居るかと問い、スンニャンの素晴らしさをヤンに得々と話して聞かせた。そこに、タナシルリが登場。下女の身分で皇帝に会うとは身の程知らずと、ヤンの頬を叩き、その場を立ち去った。
オジンがタファンの床に呼ばれたその夜。ついにヤンはタファン暗殺を決行。髪に挿した箸で一突きしようとしたヤンの手をオジンが掴んだ。オジンは、日ごろからのヤンの行動を不審に思い、彼女の過去を聞いていた。「もし、タファンを殺せば、皇宮にいる高麗人はすべて殺害される。真の復讐は最後まで生き残り、苦汁を飲ませた奴らの上にのし上がることだ」と、ヤンの暗殺計画を止めた。

寝所に戻ったスンニャンは熱にうなされ、ワン・ユの幻影を見た。小さな感情は大義のために捨てろと諭すワン・ユに、あくまでも両親の仇を討ちたいヤンは涙で訴えた。

翌日、射場にいるタファンにお茶を持って行ったスンニャンは…。


■第10話「試された信義」(赤字はドラマのみどころ)
タファンは、射場で自分の腕の中に倒れ込んだヤンが気になって仕方がない。そこでヤンを大殿勤務として片時も離さず難題を吹っ掛けては、スンニャンを思い出す。しかし、ヤンは皇宮勤務に戻りたいといい、タファンは傍にいて自分の味方になってくれるようにと頼むが…。
そんな中皇太后が側室候補として選んだ女官オジンが懐妊。オジンを側室にすべきだという皇太后と、猛反対する皇后タナシルリが対立。決断を迫られるタファンだが、ヤンのことが忘れられない。一方でタファンはタンギセを呼び出し、高麗で釈放したスンニャンの消息を尋ねる。西の辺境では、昼夜を問わず奇襲を続けるチュルクにワン・ユがワナを仕掛け、仮面姿の敵将パトルと対峙する。
前回の第9話では、ヤンとワン・ユがそれぞれ切ない幻影を見たが、タファンの毎度の幻影はいたって明るい。今回も冒頭では、愛らしいヤンの幻影を見る!そんなタファンが現実に戻ってヤンと接する時の態度に注目を。短いながら洗面のシーン抱腹絶倒!今回からは、タファンを演じるチ・チャンウクの演技力と魅力が炸裂する。彼のファンにとってはキュン死必至の名場面が続くので心して視聴されたい!

韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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