トンマンで国民的女優に!「善徳女王」トンマンと、2児のママ女優イ・ヨウォン紹介!予告動画

2015年05月13日17時00分ドラマ
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BS朝日「善徳女王」の第8話で子役から大人の俳優へバトンタッチし、いよいよトンマン役のイ・ヨウォンが登場!今回は、本作で国民的女優となったイ・ヨウォンと後に善徳女王となるトンマンについてご紹介しよう!DVDや関連書籍も好評発売中で、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。



【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、BS朝日の放送に合せてネタバレなしのあらすじや、ドラマ視聴に役立つ情報、各話ごとの詳しいあらすじや見どころをまとめているので参考にどうぞ。

徳曼公主トンマン/善徳女王役:イ・ヨウォン■トンマン(のちの善徳女王)(? - 647年2月17日)
トンマンは、真平王とマヤ夫人の間に生まれた双子の妹(姉との説も)。後に新羅の第27代王となる善徳女王。当時新羅の王室には「御出双生、聖骨男尽」という言い伝えがあった。これは双子を生むと王家に男の跡継ぎが途絶えると言うもの。双子の出産がミシルの知るところになれば、王権はますます弱まる。そこで真平王は妹の方をを侍女に託して城外に逃がした。
成長して偶然姉のチョンミョン王女と知り合ったトンマンは、成り行きで男と偽り、チョンミョンの口利きで新羅のエリート集団“花郎”の一員となる。これがトンマン人生の第一章。秘密を抱えチュクバンとコドだけが味方の心細いスタートだったが、やがて花郎のユシンやアルチョンと友情を築いていく。
第二章となるトンマン王女期は、トンマンの恋とミシルとの王位継承の壮絶な戦いが繰り広げられる。トンマンは敵でありながらもミシルに大きな影響を受け、指導者として成長していく。
そして最終章の善徳王女となってからは、三国統一の夢の実現と切ない恋と狭間で悩む。

劇中のトンマンにはあらゆる苦難が襲い掛かるが、実際の徳曼(トンマン)は、それほどの困難もなく王位に就いた。ただ、その人格はドラマどおり生まれつき情が深く明敏だったとされており、他に王子がいなかったので推されて順当に王位に就いた。
ドラマで描かれているのは、いくつかの正史を軸にほとんどが創作された内容。
ちなみに同じ時代の百済の王子と新羅の姫との運命の愛を描いたドラマ
「薯童謠」
で、ヒロインの善花(ソンファ)は徳曼の妹。また、「階伯〔ケべク〕」「大王の夢」にも徳曼王女・善徳女王が登場する。同じ時代を描いたドラマはコチラで一覧できる。⇒【ドラマの神話(古朝鮮)~三国時代】年表

★イ・ヨウォン(1980年4月9日生、身長170cm)
芸能界には1997年モデルとしてデビュー。1998年に映画『男の香り』でミョン・セビンの少女時代を担当。続いて翌年に人気テレビドラマシリーズの第2シーズン「学校2」に出演。2001年『子猫をお願い』で初主演を任された。
2003年プロゴルファーのパク・チヌと結婚し、同年女児を出産し、2005年「ファッション 70s」で女優復活。

ミシル役のコ・ヒョンジョンほどではなかったが、イ・ヨウォンもまた意外なキャスティングだった。当初、このトンマン役の候補に挙がっていたのは「雪の女王」の高慢ちきなお嬢様や、「快刀ホン・ギルドン」のお転婆でかわいいヒロインを演じたソン・ユリだった。条件面などで折り合わず、白羽の矢が立ったのがスレンダーで清楚なイメージのイ・ヨウォンだった。そんな彼女が、たくましいトンマン王女にキャスティングされたことで話題になった。だが、「外科医ポン・ダルヒ」で彼女を知った方なら、それほどの違和感を覚えなかったのでは?ポン・ダルヒとトンマンはどこか通じるところがある。両方のキャラとも、優しくて強く、ひたむきで高潔な人間性を持っている。ポン・ダルヒをヒットさせた彼女にはぴったりの役だ。

善徳女王だが、彼女のキャスティングは他のキャスティングも終わり、差し迫ってから決まったために、ずいぶん大変だったようだ。何しろ新羅初の女王の物語と聞いていたのが、最初の撮影が第10話の戦闘シーン。華奢な彼女が重い甲冑や楯などを持って、円陣を組んで激しく戦い、泥水の中に倒れこむのだから。撮影前に2か月ほど乗馬、武術、基本動作などを練習したとはいえ、相当大変だったはず。来日インタビューで詳しくレポートしているので参考にどうぞ。⇒再現レポ①

イ・ヨウォンが醸し出す高潔なイメージがミシル(コ・ヒョンジョン)の悪女を際立たせたといってもいいだろう。イ・ヨウォンはこのトンマン役の大当たりでCMの契約も延長となり、トップ女優の仲間入りを果たした。しかし、撮影ピーク時には、毎日の睡眠時間が1時間ほどしか取れず、体力的には相当きつかったようだ。とうとう、入院という事態にも陥ったが、彼女は撮影ではいつも笑顔で、まさに素の彼女もトンマンそのものとスタッフからの評判もすこぶるよかったという。
国民的女優となった彼女は、2011年「私の期限は49日」、2012年「馬医」、そして2013年「黄金の帝国」で、多様な演技を見せてくれたが、昨年2014年5月に第2子女児出産し女優業を休業。そして、いつまでも所帯じみずに輝き続ける女優イ・ヨウォンは、ファッション企業PARKLAND(パークランド)の婦人服ブランドPRELINの専属モデルから芸能界に再復帰した。

さあ、今後ドラマの中でトンマンはどんな成長を遂げるのか?BS朝日での放送をお見逃しなく。

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「善徳女王」DVD公式サイト
BS朝日「善徳女王」番組公式サイト
 2015.5.4スタート 月~金 8:58-10:00

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】