バンダイは、同社を代表する商品ブランド「超合金」で、クリプトン・フューチャー・メディアが開発・販売を行っているソフトウェア「初音ミク」が、イタリア発祥の乗用玩具「ロディ」に完全変形する「超合金ミラクルヘンケイ初音ミク×ロディ」(7344円)を10月24日から発売する。
超合金は、ロボットやヒーローをダイキャスト(亜鉛合金)を含む複合素材で再現したもので、第1弾として1974年に商品化した「マジンガーZ」が、アニメの中で“超合金でつくられた”という設定となっているところから名づけられた。
今回の製品は、世界中にファンを持つ初音ミクとロディが2013年12月からコラボレーションをスタートした「初音ミク×ロディ」を、超合金ならではのアレンジで立体化した。
全高約105mmの小さなボディに計算し尽くされたギミックが搭載され、「初音ミクモード」から、「ロディモード」にがらりと完全変形するなど、同社が長年培ってきた超合金ブランドならではの技術と魅力を盛り込んでいる。
デザインは、初音ミクの髪の毛がロディのボディになるなど、変形時の動きも踏まえて、両者の特徴が引き立つものを追求。
初音ミクは、オリジナルにはない、ロディのポップな雰囲気を取り入れてデフォルメしたデザインになっている。特徴的な髪の毛には、「RODY」、「CHOGOKIN」の文字をあしらい、“ロディの耳”もデザインした。
ロディは、ロディ本来の等身をデフォルメしたかわいらしいデザインに、初音ミクのモチーフであるネクタイや音符などの要素に加え、胴体には、「CHOGOKIN」の文字をデザインした。
製品サイトでは、初音ミクからロディに変身するところを動画で紹介しており、それぞれのデザインのかわいらしさと、考え抜かれた変身の過程を楽しむことができる。

◇バンダイ「超合金 ミラクルヘンケイ 初音ミク×ロディ」製品サイト