鈴木梨央が玉木宏にビックリポンの胸キュン!NHK朝ドラ「あさが来た」第1週見逃し配信と詳細あらすじ

2015年10月03日13時09分ドラマ
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28日に放送された波瑠主演NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の初回平均視聴率は21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、2013年前期「あまちゃん」から6作連続で20%超えの好発進!見逃した方のために、子役の鈴木梨央と守殿愛生が大活躍した第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」(9月28日・月~10月3日・土)の詳細あらすじを紹介!NHKオンデマンドおよびGYAO!ストアで見逃し配信も開始。
※NHKオンデマンドでは、「あさが来た」第1週各回の無料配信中。

NHK初めての“ちょんまげ朝ドラ”は、杉浦圭子アナウンサーの語りで始まった。さすが、紅白歌合戦で初の女性総合司会をつとめた“元美人過ぎるアナウンサー”(今もとても美しい)だけあって、一日の始まりにぴったりの落ち着いた語り口が好評だった。また、初のアイドルによる主題歌、AKB48の歌う「紙飛行機」も、“明治の女傑”実業家・広岡浅子の生涯を象徴するようでしっくりくる。この曲は書下ろしではなく、秋元康による作詞。女性が表立つことのなかった江戸末期に生まれ、大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力した女性の生涯にぴったりだ。主題歌についてはAKB48が登壇した記者会見で詳しく紹介⇒ナビコン8/26日記事

着物も綺麗で、セットも大河ドラマかと思うほど、素晴らしい新朝ドラは、古川智映子の「小説 土佐堀川」が原案。脚本は大森美香のオリジナルだけに、登場人物も原作とは少々異なる。
ドラマではあさに小言ばかりの父・忠興(原作、高益)だが、原作ではあさ(原作、浅子)を大物になると見抜いていた。だが、早くに他界。男子がいなかったために養子に迎えられた高喜が跡目を継いだ。浅子より26歳年上の高喜も浅子を高く評価し、商いや世の中の動きを教えた。ドラマでは、この役目を林与一が演じる祖父・忠政に任せているようだ。序盤では何度もあさの木登りシーンがあり、忠政も一緒に登るシーンがあったが、林与一はこの木登りのためにせっかく完璧に覚えたセリフも飛んでしまったらしい。

あさまた、原作にはないあさと新次郎(原作、信五郎)との丁寧に描かれた出会いのシーンもよかった。子役(鈴木梨央)を立てたヒロインに対して、男性主人公は玉木宏が通しで出演。大河ドラマ、時代劇映画にも出演しているだけに、所作や低い声のトーンなど時代劇にぴったりの玉木だが、鈴木梨央相手はさすがに無理があった。最近では若手実力派俳優も多いだけに、残念に感じたのは筆者だけでななさそうだ。とはいえ、「今日会社休みます」「のだめ」など現代ドラマで魅せた飄々感や包容力、ナイトぶり、そして何より美・ちょんまげに女性視聴者のハートは鷲づかみされたようだ。そんな玉木扮する新次郎は、赤いソロバンであさのハートも掴んだが、9月10日行われたNHK恒例の「バトンタッチセレモニー」では、新ヒロインの波瑠から前ヒロインの土屋太鳳にこのソロバンをプレゼントしている。⇒9/14ナビコン記事

あさ■第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」詳細あらすじ
幕末の京都の豪商・今井家の次女あさ(鈴木梨央)は、相撲が大好きなおてんばな女の子。しとやかな姉・はつ(守殿愛生)とは正反対。当時、豪商の娘たちは生まれた時から大阪の両替屋、今でいう銀行に嫁ぐ決まりがあり、二人にも加野屋・白岡新次郎と山王寺屋・眉山惣兵衛という許嫁がいた。
あさは、「なんでどす?」を口癖に、父・忠興(升毅)から禁じられているソロバンや学問に興味津々。あさの唯一の理解者は祖父・忠政(林与一)。
そんなある日、加野屋・白岡新次郎(玉木宏)が父・正吉(近藤正臣)と共に今井家を訪問。その時、あさはソロバンをおもちゃに遊んでいた。忠興においど(お尻)ペンペンされている現場を新次郎に見られてしまった。それを新次郎に冷やかされ、親が決めた結婚をするのは嫌だとあさが言い出し、忠興を怒らせる始末。だが、忠政は「なんでやと思う人間が世の中を変えていく」とどこまでもあさ贔屓。

あさが12歳になったある日、忠興は、嫁入り先にあいさつのためにあさとはつを連れ大坂へ。あさの嫁ぎ先となる加野屋では当主・正吉と妻・よの(風吹ジュン)があさのお転婆ぶりにがっかり。忠興やあさも大事な許嫁の挨拶もそっちのけで、三味線のお師匠さんのところへ出向く新次郎(玉木宏)の自由奔放さに仰天。
一方、はつの嫁ぎ先、山王寺屋の当主・眉山栄達(辰巳琢郎)と妻・菊(萬田久子)は、慎ましいはつに感心。だが、惣兵衛(柄本佑)は貧乏ゆすりでなぜか終始、不機嫌。おまけにすってんころりと目の前に転がったあさを助け起こそうとせず、金の工面に来た相手にも冷淡な態度。
京都に戻った姉妹は不安を口にし、いつもは親に従順なはつまでが涙をながして不安がった。
あさそんなはつの気持ちを汲んだあさは忠興に「大坂に嫁に行きたくない。学問をしてみたい」と言いだし、とうとう押し入れに閉じ込められてしまった。折悪しく、先日の非礼を詫びに新次郎が来訪。押し入れの中でのあさの嘆きを聞いた新次郎は、「自分との結婚をじっくり考えて、嫌なら断っていい。納得したら仲良く夫婦になろう。よう考えて進んだ道には必ず新しい朝が来る」と言い、梅の木を使った赤い、いい音のするソロバンをプレゼント。この時、あさの小さな胸に変化が起きた。さらにその胸の変化を母・梨江(寺島しのぶ)の言葉が後押しした。

実は、姉妹の許嫁は反対だった。ところが、あさのお転婆ぶりを聞きつけた山王寺屋の当主・栄達が、大事な跡継ぎの嫁にあさは困る。はつにしてくれと言い出した。もちろん忠興はこれを受け入れなかったが、栄達が加野屋に「分家の新次郎ならあさでも大丈夫」と道理が合わない直談判。渋る正吉だったが、立ち聞きしていた新次郎が、「赤ん坊の時から見ていて、あさちゃん好きやで」の一言で姉妹の嫁ぎ先がチェンジされた。あさは、はつに申し訳ないという気持ちと共に、新次郎に対して初めての胸のときめきを感じた。そして新次郎のおかげで憧れのソロバンを習うことも許された。

江戸末期、あさの成長とともに世の中も大きな転換期を迎えていた。深刻な財政難に陥っていた江戸幕府からは繰り返し御用金の申しつけが下り、各藩でも借入した金を返さないまま新たな借り入れを繰り返し、今井家ら豪商たちも財政難に陥っていた。
大坂であさがぶつかった小銃を持つ男・五代も金策に苦心している薩摩藩士だった。そして、この五代が後にあさに大きな影響を与える人物となる。


NHKオンデマンドでは、「あさが来た」第1週各回の無料配信を以下のスケジュールで実施。

●第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」(放送:9月28日~10月3日)
•第1回 無料期間 9月28日(月)~10月12日(月)
•第2回 無料期間 9月29日(火)~10月13日(火)
•第3回 無料期間 9月30日(水)~10月14日(水)
•第4回 無料期間 10月1日(木)~10月15日(木)
•第5回 無料期間 10月2日(金)~10月16日(金)
•第6回 無料期間 10月3日(土)~10月17日(土)

※無料配信は、各回の放送当日14:00ごろから各2週間の期間限定です。無料配信が終了した翌日からは、通常の有料配信となります。

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■キャスト
ヒロイン・あさ 役:波瑠
あさの許嫁・新次郎 役:玉木宏
あさの母・今井梨江 役:寺島しのぶ
あさの父、京都の豪商・今井家の当主・今井忠興 役:升毅
新次郎の父、両替屋「加野屋」の当主・白岡正吉 役:近藤正臣
あさの姉・今井はつ 役:宮﨑あおい

■スタッフ
原案:古川智映子「小説 土佐堀川」
脚本:大森美香
音楽:林 ゆうき
演出:西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー:福岡利武、熊野律時
制作統括:佐野元彦

■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>

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