豊岡市が副市長候補者を全国に一般公募、市長が動画で呼びかけ

2009年06月24日14時24分暮らしと文化

月給は74万円だ。コウノトリの人工繁殖でも知られる兵庫県北東部の町、豊岡市が副市長を一般公募している。市の公式ホームページでは中貝宗治市長自ら応募を呼び掛けるメッセージ動画を公開している。

豊岡市では副市長を2名置くことにし、1名は内部事情を知る市職員から選び、もう1名を民間での経験者を対象に公募により選ぶこととした。副市長の募集対象は40歳以上で、民間企業などでの職務経験者が対象。任期は4年で、月およそ74万円の給与が支給される。

動画の中で豊岡市の中貝市長は「募集するのは優れたコーチ。人使いの荒い市長が待っているが、恐れずに応募してほしい。挑戦を待っている」と呼びかけている。
また、動画の中ではコウノトリが野生に復帰する様子や、小京都・出石や城崎温泉など豊岡市内の観光地の紹介もされている。

豊岡市は世界的な冒険家・植村直己氏の故郷でもある。市では植村氏のような「挑戦する人」を待望しているという。

豊岡市 中貝市長の呼びかけ