「科捜研の女16」相馬涼(長田成哉)が卒業した第8話ネタバレあらすじと見逃し配信!後任は正月SPから渡部秀

2016年12月16日18時30分ドラマ
テレビ朝日番組公式サイトより

12月15日(木)相馬涼(長田成哉)卒業で幕を閉じた今年最後の「科捜研の女」シリーズ16第9話は、2週続けて連続爆破事件の後半!見逃した方のために詳しいあらすじと科捜研の愛すべきKY君、相馬涼の卒業の様子をご紹介!最新話はTVerにて見逃し配信。

連続ドラマ現役最長記録を更新中の「科捜研の女16」は、初回11.6%とまずまずの滑り出しで始まり、11.5%→11.6%→10.7%→13.7%→12.4%→12.4%と、抜群の安定感で視聴率が推移した。そして折り返しとなる昨夜15日の第8話の視聴率はまだ不明だが、KYだけど憎めない男・相馬涼の卒業回とあって、高い数字を期待したい。発表があり次第こちらで発表。(全てビデオリサーチ調べ、関東地区)となった。

■相馬涼(長田成哉)涙涙の卒業式
劇中、笑顔で科捜研を去った長田だったが、収録後、主演の沢口靖子から「科捜研の卒業、おめでとうございます!」と大きな花束を贈られると、「今日は泣かないようにしようと思っていたのですが…」と、涙、涙の卒業式となった。共演者ひとりひとりに思いのこもった直筆の手紙で、5年間の感謝を表した長田の卒業の様子は、番組公式サイト「NEWS」で紹介している。

■正月SP
次回の放送は正月スペシャルとして1月3日(火)よる9時から放送。正月スペシャルでは、科捜研が過去と現在を結ぶ誘拐の謎を解明する。そして、この回から相馬の後任として、「仮面ライダーオーズ/000」で主演した渡部秀が橋口呂太役で登場する。
橋口呂太は、鑑定の腕は抜群で物理研究員としては超優秀だが、誰にでも“タメ口”で話しかける今どきのマイペースな若者。

■前回(第8話)あらすじ
アルファベットと数字のカードを残した連続爆弾事件。
1件目の被害者は、元法務大臣・芳賀(大島さと子)の娘・大学生の理菜(松浦雅)。軽傷だった。残されたカードは「T2」。
2件目は、採石会社経営・館山荘司(床尾賢一)。「T3」「NEXT=4」のカード。
そして3件目でついに被害者が死亡。京都府警の元警備部長・芝木寅彦(白井滋郎)。「T4」「NEXT=1」。

相馬(長田)が発見した暗号の法則から、次の爆破場所を割り出し、次の犯行予定地へ急行。連絡を受けてマリコ(沢口)と爆弾処理班の柿沢(渡辺大)も駆けつけた。4件目の被害者は宅配員の漆原だった。そして「NEXT=5」のカード。過去3件まで被害者のダメージが大きくなっていたが、4件目の爆弾は不発といってもいいほどのもの。さらに、過去3件の被害者たちが10年前に起きた爆発物処理班の班長・徳武彰彦(加藤重樹)の事故死に関係していることがわかっていたが、犯人がなぜ4人目の標的として漆原を狙ったのかつかめず、マリコたちは混乱。

そんな中、5件目の爆弾の設置場所が、元法務大臣・芳賀和香子の講演会会場近くと判明。土門刑事(内藤)らが現場に急行し、芳賀の命は助かった。それでも黙秘を続ける芳賀に代わって娘の理菜が事故に隠された真実を語った。

10年前、徳武班長の死は演習中のミスによる事故死とされていたが、事実は違った。当時芳賀は爆弾テロ組織の生き残りを名乗る人物の罠にハマり、5000万円を脅された。だが、この脅迫自体も罠。芳賀はその前年に3件の死刑執行にサインし、その中の1人が組織の幹部だったため、報復措置で芳賀の殺害を目論んだのだ。

芳賀は警備部長だった芝木に事件解決を頼み、芝木は極秘演習という名目でチームTこと11分班の徳武班長に爆弾処理を命じた。徳武は副班とこの任に当たり爆弾を処理したが、爆弾にはトラップが仕掛けられており徳武は爆死してしまった。芝木は事件を隠ぺい。殉職で2段階昇進となるはずの徳武は、間抜けな隊員としての汚名を着せられてしまった。この時一緒に任務にあたったのが副班で巡査部長だった箕輪。上司の無念を晴らすために連続爆弾事件を企てたのだった。
4件目の被害者・漆原は芳賀宅に脅迫状を届けた宅配員。それを受け取ったのが10歳だった理菜。事件後、漆原は芝木からお金をもらって事実を語らず、里菜もまた口をつぐんだ。被害者のダメージを想定した爆弾の威力は、事件に関与していた責任の重さだった。

残る疑問はなぜ犯行が10年経った今なのか?箕輪が現在、京都中央刑務所の刑務官として勤務していることからその謎が解けた。ここには10年前の犯人・尾野崎が収監されており、箕輪は彼から当時のことを聞きだし、彼が刑期満了で出所するのを待っていたのだ。最後のターゲットは尾野崎。土門刑事たちが尾野崎を保護し、爆弾設置現場付近で箕輪の身柄を確保。爆弾は事件装置を解除して証拠品として京都府警に保管された。

事件は解決したと思われたが、そうではなかった。箕輪は自分が逮捕されるのを見越していた。そして最後のターゲットとして腐敗した京都府警全体を狙っていたのだ。証拠品として保管された爆弾にもトラップが仕掛けられていた。これにマリコたちが気づいた。
4件目の爆破現場で、足がすくんだ自分には「科学で人を救う」ことがまだできないと痛感していた相馬は、マリコと一緒に爆弾解除に向かった。二人の息の合った連携プレーでみごと爆弾は完全に解体された。

全てが終わった科捜研には、派手な緑のスーツにサングラス姿の相馬がいた。相馬はカナダの科学捜査機関で務めることにし、科捜研を辞職することにしたのだった。みんなから手荒い激励を受けて相馬は、似合わないサングラスをかけて次の活躍場所に向けて歩き出した。彼に科捜研の軸を教えたマリコは屋上でそんな不出来で可愛い部下のスタートを土門と共に見送った。

「科捜研の女16」は毎週木曜日よる8時からテレビ朝日で放送。主演は沢口靖子、共演は内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、長田成哉、山本ひかる、西田健、石井一彰ほか。

テレビ朝日「科捜研の女16」番組公式サイト
民放ポータルテレビ「TVer」公式サイト

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