「六龍が飛ぶ」第41話あらすじと予告動画:三峰の作戦に四面楚歌のバンウォン!耽羅って?

2017年01月10日14時16分ドラマ
ℂSBS

バンウォンに仕えると決心したイ・シンジョク、偽の手紙で訪ねて来たチョヨン、そしてバンウォンの3人が一緒にいるところに、三峰=チョン・ドジョンが巡軍府を引き連れてやって来た!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日11日(水)放送の第41話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第41話あらすじ
バンウォンの屋敷に太祖=イ・ソンゲまでが姿をみせる。チョヨンとイ・シンジョクは巡軍府に捕らわれて拷問を受ける。イ・シンジョクはムミョンとの関係を問い詰められても、まったく知らないと答え続けるが、チョヨンはシンジョクを助けると提案する。
一方、バンウォンは3人が会うことになっていた場所に父太祖まで現れたことに疑念を抱く。太祖はムミョンと会っていたバンウォンの行動を問題視するが、何も証拠を持っていない。その背景には世子の地位を安定させるという目論見があった。

ハ・リュンはバングァとバンガンに、ジランを通して太祖に、バンウォンのことを公にするようにとアドバイス。
太祖から直接取り調べを受けるバンウォンも、チョヨンと対面させてほしいと頼む。太祖は、巡軍府まで行くと言うのかと問い、バンウォンは身の潔白を証明せねばなりませんと答える。世子になりたいのかと重ねて問う太祖は、すでに世子も決まっている中、世子になるには弟も三峰もそして父である自分も討つことになる、できるのか!欲を捨てろとも。

バンウォンの身を案じるプニとムヒュル。ヨニは、プニが泮村(パンチョン)に行く決心をしたことを喜び、今後バンウォンのことを気にするな、自らの欲が招いたことと言う。バンウォンの欲だけ罰せられることが納得いかないムヒュル。バンウォンの今後を気にかける二人に、今後、バンウォンは政(まつりごと)の場には戻れないはずと教える。
帰路、ムヒュルは、プニに予定通り抜けてくれといい、自分はバンウォンについていくと告げる。

巡軍府。イ・シンジョクに従う武官を通して、ムミョンに手紙を渡してほしいとチョヨン。ムミョンとは絶対に手を組まないと言いながらも、その提案をのむシンジョクは、武官に手紙を託すが…。

今回の逮捕劇はムミョンとバンウォンをあぶりだすための三峰の作戦。ヨニの手配で作戦は次の段階へ。今回の作戦で高麗復活を目指す王(ワン)氏とムミョン、そしてバンウォンを一網打尽に出来るというナム・ウンの言葉に深く頷く三峰。

ナム・ウンはバンジと兵士を連れて、黒蝶が残した印を辿ってムミョンのアジトへ向かう。いち早くこれに気づいたキル・ソンミがヨニャンに報告。ヨニャンは六山に全組織員の3か月の潜伏を命じる。そして、明の一件はチョヨンに代わってヨニャンが処理すると。そして、アジトに押し寄せる兵の中にバンジ=タンセもいると聞いたヨニャンは、洞窟にバンジを呼び寄せる。

死ぬほど会いたかった母との再会。バンジは、本当に自分たちを捨てたのかと問い、そうだと答えるヨニャン。三峰から離れろというヨニャンの忠告に対しても、プニの夢を守ると反発するバンジ。ヨニャンは自分がムグク(無極)と呼ばれるムミョンの首長だと明かし、今ここで自分を殺せという。剣を捨て涙で立ちすくむバンジに、自分を殺したくなったらいつでも連絡をよこすようにと告げ、三峰に、叩き潰したところでムミョンは来えたりしないと、伝えるようと言って立ち去る。

ムミョンの幹部を取り逃がしたことを三峰に報告するナム・ウン。役人がヨニと共にチョヨンの前へ。チョヨンの帳簿を読み上げ、ヨニに筆跡などを確認させる。何をするのかと問うチョヨンに、ムミョンが定昌君=ワン・ヨを擁立して王位に就けたという証明をしている最中だと答える役人。チョヨンを取り調べた役人が三峰にチョヨンの自白を報告し、これを受けて定昌君と王氏一族を死罪にするよう進言するとチョ・ジュン。
その頃、流刑地の定昌君を訪ねた男により、このことが定昌君にも伝わり、脱出するなら自分がお連れすると話す。

その頃、バンウォンはチョヨンとの対面させてくれるまで水一滴口にしないとハンガー・ストライキ。イ・ジランたちの進言で太祖はバンウォンの要望を聞き入れ、チョヨンとの対面を許すが、公にはせず、内々に行うようにと指示。

巡軍府では、ヨニとチョヨンの会話を聞いていたイ・シンジョクが、今回手を組むのは一時的のこと、今後決してムミョンと手を組む気はないと念押し。名誉を何より重んじるというシンジョクの態度と手紙を託した武官の報告でチョヨンはシンジョクの嘘を見破り…。

三峰は、チョヨンの遺体を牢に移し、バンウォンには自決したと教える。疑うバンウォンに、ポウンが死んだあと悟ったことがあると三峰。寛容の精神で説得を繰り返す行為は時に多くの人を苦しめ不幸を生むと。そして、バンウォンに同じ過ちをくり返さないためにも、流刑ではなく使臣として巨済島(コジェド)に赴任するよう提案し、この5年の間に新たな国を安定させると約束。バンウォンは、この5年がバンソクの成人になるための期間と察しながらも、提案を受けることにする。

太祖は三峰の提案に賛成するが、事態が急変。明に侵入した倭寇を捕えたところ、彼らが朝鮮朝廷の指示で明を視察しに来た間者だと自白。明から、王子の1人を明に送って弁明させろと言ってきたのだ。事実上の人質、命の保障はない。思い悩む太祖を見て三峰が今一度バンウォンのもとへ向かい、明に使節団として行くように告げる。驚愕するバンウォンに、明皇帝の怒りで死ぬかもしれない、流刑に処せられるかもしれない。だが、太祖は、明の皇帝を説得できるのはバンウォン以外にいないと考えたと。

自虐の笑いの後、明皇帝を説得して1年以内に帰還すると断言するバンウォンの言葉を、扉の外で聞く太祖。1年後堂々と帰って来いといい、バンウォンは父に大礼をする。失意のバンウォンはプニのもとへ。

■見どころ
イ・シンジョクの怒りは、三峰の権力の独占より、腹心の自分を除外してヨニだけを重用する嫉妬心?命懸けで三峰に従ったにしては随分安っぽい怒りのような気がするが…。さあ、この後の展開で三峰の見事な作戦が明らかになるのでお楽しみに!
イ・シンジョクを演じたのは「ゆれながら咲く花」で不良高校生を演じたイ・ジフン。「ディア・ブラッド~私の守護天使」ではヴァンパイア役、「魔女宝鑑」では朝鮮第14代王・宣祖役を演じている貴公子風のイケメン俳優。

「欲を捨てろ!」と父・太祖に言われたバンウォンはなんと答えるのか?心の中の虫が大声を上げるバンウォンのセリフをお聴き逃しなく。

シンジョクに従い手紙を受け取った武官はその手紙を誰に届けるのか?
韓国時代劇では、「秘密の扉」でもそうだったように秘密文書のやり取りで塀の上の瓦にかくすことが多い。

バンジの夢にまで見た母との再会シーン。高麗一の剣士が1人の憐れな息子に変わる悲しすぎる母子の会話をお聴き逃しなく。

今回はもう一つの悲しい対面も。ヨニと育ての親ともいえるチョヨンとの再会だ。ヨニがチョヨンの下でどのように育ったのか、なぜ育ての親を裏切ったのか、こちらも胸が詰まる悲しいシーンだ。そんなチョヨンが何を見破ったのか?

死地に行く決心をした四面楚歌のバンウォンがラスト、プニに何を打ち明けるのか?切ないバックハグの後の2人の会話に感涙必至。

■豆知識
①タムナ(耽羅)って?
アジトを見つけられたヨニャンが、六山に「耽羅のファド客主の点検」を命じるシーンがあるが、耽羅とは、韓国の観光地・済州島の古い呼び名。
イム・ジュファンが主演のフュージョン史劇「タムナ~Love the Island」のタイトルにもなっている。詳しくはこちらの豆知識で紹介⇒「タムナ~Love the Island」済州島は、タムラ?


DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】



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