「ムショラン三ツ星」ともさかりえ&関口メンディーが語る“塀の中”のリアル 実際の刑務所撮影で感じた緊張感とは

22時45分ドラマ
画像提供:NHK

NHK土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」で、主演の小池栄子演じる銀林葉子を取り巻く重要キャラクターを演じるともさかりえと関口メンディーから、作品への思いや撮影秘話を語るオフィシャルコメントが到着した。NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信される。



「ムショラン三ツ星」は、腕利きのイタリアンシェフだった主人公・銀林葉子(小池栄子)が、ある出来事をきっかけに刑務所の管理栄養士として働くことになり、受刑者や刑務官たちと“食”を通して向き合っていく“刑務所社会派コメディードラマ”。全5話構成で放送されている。➡【全話あらすじ・見どころ】

ともさか
ともさかが演じるのは、矯正処遇部・工場区主任の刑務官、瀬下万美子。葉子の着任後、給食のごみが増えたことを理由に当初は冷たい態度を取る人物だが、物語が進むにつれて葉子との距離を縮めていくキャラクターだ。
ともさか
ともさかは、小池との共演について「“心”でお芝居してくださる、本当に魅力的な方」と語り、とりわけ居酒屋で本音をぶつけ合うシーンがお気に入りだという。「同世代の女性ならではのテンションで演じていて楽しかった」と振り返り、「2話以降も居酒屋シーンは出てくるので楽しみにしてほしい」とコメントした。

また、初挑戦となった刑務官役については、万美子という人物の“背景”を想像しながら役作りをしたことも明かしている。

「男性社会の中でうまく生き延びるために、自分なりに努力してきた人なんだろうなと想像しながら演じていました」と語り、実際の刑務所を借りて行われた撮影では独特の緊張感を味わったという。

「何も悪いことをしていないのに、すごく悪いことをしている気持ちになった」と振り返り、「撮影後に外へ出た時の解放感が忘れられなかった」と、リアルな施設での撮影体験を明かした。

一方、関口メンディーが演じるのは、炊場で働く受刑者・尾藤護。他の刑務所でも服役経験がある“ベテラン受刑者”で、濱崎刑務所の食事に不満を抱える人物だ。母子家庭で育ち、母親への複雑な感情を抱えているという役どころでもある。
メンディ
関口は、尾藤という人物について「愛に飢えていて、寂しかったんだろうな」と分析。自身も母子家庭で育った経験から、「小さい頃、1人で家で母の作ったカレーを食べていた」という設定に強く共感したと明かした。

さらに役作りでは、実際の刑務官にも相談したといい、「布団を畳むシーンを誰よりも早くきれいにする」など、服役経験者らしい所作を細かく意識していたという。髪型もクランクイン前に黒く短く整え、受刑者らしさを追求した。
メンディ
主演の小池については、「他の人が演じたらオーバーに見えることも、小池さんが演じると自然に見える」と絶賛。「自分の芝居を引き上げてもらっている感覚があった」と、座長としての存在感にも感銘を受けた様子を見せている。

撮影現場で苦労したのは“食事シーン”だったという。普段は撮影中に食事を控えているという関口だが、本作では食べるシーンが多く、しかも役柄上、常に“大盛り”だったとのこと。「食事シーンの後は眠気との闘いだった」と笑いながら明かし、「特に麦メシがおいしかった」と現場の食事にも触れている。

最後に関口は、「受刑者にとって“みんなで食事をする”ことが救いであり、前に進む原動力になっている」とコメント。「この作品を通して、刑務所という場所への印象が少しでもポジティブに変われば」と作品への思いを語った。

ムショラン
なお、「ムショラン三ツ星」第3話は6月6日(土)22時より放送予定。ともさかりえは6月4日放送のNHK「あさイチ」にも出演予定となっている。

NHK「ムショラン三ツ星」