上半身裸のシーンは1日で全て撮影!「名もなき英雄<ヒーロー>」パク・シフ インタビュー!予告動画

2017年01月20日10時00分ドラマ

4月のリリースが決定した「名もなき英雄<ヒーロー>」(原題:町のヒーロー)は、「清潭洞(チョンダムドン)アリス」以来3年ぶりとなるパク・シフの主演作で、哀しき過去と愛を胸に秘めた男のアクション・ラブロマンス!オフィシャルインタビューが到着したので写真と一緒にご紹介、オフィシャルサイトも本日公開となり、予告動画も公開された。

ドラマ紹介とDVDリリース情報 紹介記事

■演じたペク・シユンについて教えてください。
心に傷を負った元諜報員ですが、シリアスなだけではなく愉快な面もあります。僕が演じているので、僕にとても似ているんですが(笑)、コミカルなところが特に似てますね。

■スパイ役で参考にした人物などはいますか?
子供の頃からスパイ映画が好きで、今回もいろいろな映画を見ましたよ。でも、どれも「名もなき英雄<ヒーロー>」のペク・シユンとは、だいぶキャラクターが違ったので、結局、台本の中に描かれているシユンの姿から自分でシユンを想像して演じました。いつも演じるときには、特別に役作りするというよりも、自分に近い部分をその役柄の中から探し出すようにしています。自分の長所をできるだけ引き出して役に生かすほうが、キャラクターがいきいきとして自然に見えると思うんです。演じる役のキャラクターを寝る前などに自分なりに想像することが多いのですが、そうして創り出していく作業はとても面白いですね。

namonaki

■シユンは素性を隠してバーの経営者になりますが、ご自身がもし同じような状況になったら、どんな職業を選びますか?
僕はインテリアが好きなので、内装業者かな。それなら、工事をすると言って堂々とターゲットの家に侵入して、こっそりといろんな情報を得ることができますよね(笑)。

■マカオでの大規模ロケもありましたね。撮影はいかがでしたか?
他の男性出演者がしなかった経験をしましたよ。2人の女優と連続してキスシーンを撮ったんです。最初にユリさん(ジョンヨン役)と、そのすぐあとにユンソさん(ソアン役)と撮ったのですが、すごく戸惑いました。なぜ そんなスケジュールにしたんでしょうね(笑)。なかなか希有な経験でした。

■共演者のみなさんとはいかがでしたか?
イ・スヒョクさん(チェ・チャンギュ役)は本当に無口で、僕も人見知りをするので、序盤はとてもよそよそしい感じでした。劇中でもお互いに警戒している関係なので、逆に自然に見えるんじゃないかな? 途中からは、すっかり打ち解けて、さらにいい芝居ができたので満足しています。それから、チョ・ソンハさん(刑事のイム・テホ役)もユリさんも、それからチョン・マンシク(シユンの元上司チョン・スヒョク役)さんも、とても愉快でいい方たちでしたね。チョ・ソンハさんは男らしくて重厚なイメージがあったのですが、いざ現場でご一緒したら、“ザ・ムードメーカー”という感じの方で。とても明るくて、娘さんが3人いらっしゃったと思うんですが、だからなのか本当にお茶目で、よくみんなを笑わせてくれていました。それから、ユン・テヨンさん(シユンと対立するユン・サンミン役)は、第一印象ではとてもクールな感じだったのですが、撮影が進めば進むほどよく会話をして、よく冗談も言っていましたね。言葉よりも体で笑いを表現してくれる方でした(笑)。クァク監督も爽快にオーケーを出すので、撮影現場の雰囲気は本当によかったですね。楽しく撮影できました。

namonaki

■ユリさんとはタンゴを踊りましたね。
2、3回ほど練習しましたが、タンゴは難しかったですね。ユリさんは上手でしたよ! アイドルですし、ダンスの素質もあるんでしょうね。僕はそれに頼っただけです(笑)。力を抜いて、ユリさんについていったおかげで、うまくできました。

■演じる上で大変だったことは?
シユンは武術に長けている役柄なので、アクションシーンが多いんですが、そのようなシーンは危険が多く大変でした。そのせいか、撮影が何日も続いたときは、体が思うように動かないこともあって…。でも、子供の頃に習った合気道やテコンドー、ボクシングが今回とても役に立ちました。それから、もう一つ、上半身裸になるシーンが多かったことも実は大変だったんです。 シユンは鍛え上げられた体の持ち主ということもあって、撮影前から体作りをしていたんですが、2話以降の台本を受け取って読んでみたところ、ベッドシーンもあったり、とにかく、よく脱がなきゃいけないことが分かったんです(笑)。撮影の間ずっと、いい体の状態をキープしておくのも結構難しくて。悩んだ結果、脱ぐシーンの撮影を全て最後に回しました。ですから、上半身裸のシーンは1日で全て撮影したんですよ(笑)。撮影中は食事を調整して、撮影現場でも暇さえあればトレーニングをしていましたね。撮影の出番待ちの間に長距離を歩いたり。懸垂をするシーンでは、一日中、懸垂していた気がします。その甲斐あって、いい感じに仕上がったのではないでしょうか。映像を見ながら、思わず満足の笑みが浮かびましたよ(笑)。

■最も印象に残っているシーン、またはセリフは?
印象的だったのは、靴紐を使ったアクションです。独特でしたね。靴紐だけで何人もの相手と戦うことができるのか?思っていたのですが、いざ撮影してモニターで見てみると、とってもカッコいい感じになっていたんです。撮影するのは大変でしたが、その甲斐あって、いいシーンになったと思います。

namonaki

■印象に残るNGシーンは?
病院でのシーンは、笑いが止まらなくて大変でした。でも、最初に何が原因でそんな状況にまで陥ってしまったのか、今では全く思い出せません(笑)。あまりにみんな笑いが止まらなくなってしまったので、一度休憩をとるまでの事態になりましたよ。

■作品のキャラクターの中で、ペク・シユン以外にもう一人ヒーローを選ぶとしたら?
イ・スヒョクさんが演じた、足が速いチャンギュですね。いろいろを教えても飲み込みが早そうですし、やっぱりヒーローは身体能力が高くないとね!

■日本のみなさんにメッセージを
みなさん、「名もなき英雄<ヒーロー>」、お楽しみいただけましたか? これから、さらにいい作品で、更にかっこいい姿をみなさんにお見せできるようにがんばります。ぜひ、ご期待ください。ではみなさん、またお会いしましょう!

「名もなき英雄<ヒーロー>」
DVD-BOX1 4月4日発売
DVD-BOX2 5月2日発売

価格:各15,200円(本体)+税
発売元:コンテンツセブン
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved.

kandoratop【作品詳細】【「名もなき英雄」を2倍楽しむ】

DVD公式サイト