【「べっぴんさん」第18週:守るべきもの】あらすじと予告動画!恋人懐妊に二郎(林遣都)は?メリヤスって?

2017年01月28日11時01分ドラマ
©NHK

すみれのもとにメリヤス製造工場から廃業通知の手紙が届く!すみれたちはキアリスを代表する商品、赤ちゃん用肌着の素材を確保することができるのか?一方、すみれ(芳根京子)の娘・さくら(井頭愛海)は相変わらず家出中…さらに五月(久保田紗友)が二郎(林遣都)の子供を宿していることを知りショックを受けて…1月30日からのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」第18週「守るべきもの」場面写真とあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドで配信中。

「べっぴんさん」は、戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子ども服作りにまい進し、日本中を元気にかけぬけていくヒロインとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。
【ドラマ紹介とタイトルの意味】【各話のあらすじ】

■第18週みどころ
前週は、二郎(林遣都)と五月(久保田紗友)が恋人同士で同棲してると知り、さくらがショックを受けたが、18週では五月(井頭)が妊娠していることを知り、さらに大きなショックを受ける。すみれの父・五十八 (生瀬勝久)の登場で母娘の間は修復となるのか?
また、すみれ(芳根)はビジネスでもメリヤス生地確保で頭を悩ます。どうやらここでも五十八 の出番があるようだが、次週は栄輔(松下優也)もすみれのビジネスとプライベートの両方に大きくかかわってくる。栄輔がすみれに放つ痛烈な一言「やっぱりあなたは人の心が分からん人や!」…この言葉が何を意味するのか?

<リアルにすずを演じる江波杏子>
悩める母娘にそれぞれさりげないアドバイスをしてくれるのはジャズ喫茶のママ・すず。演じているのは江波杏子。1960年代の映画『女賭博師』シリーズの女賭博師役でブレイクした女優。そんな彼女が女優を目指したのが17歳の時で昭和34年。まさにドラマの舞台となっている時代だ。当時をリアルに生きていただけに抜群のリアリティーでママすずを演じている。
ちなみは、すずの髪型は、当時流行した“BB(ベベ)”ことブリジット・バルドーたちフランス映画の女優たちがしていた髪型。番組公式サイトに当時の様子などを、女優・江波杏子が語っている。

<メリヤス肌着>
すみれたちがこだわるメリヤス生地。第4週であさや靴店の一角でお店を誕生させたときに、潔と栄輔が仕入れてきたメリヤス、ガーゼ、綿といった生地の中からメリヤス生地を選び、前開きの「赤ちゃん用肌着」が誕生した。
昭和の人間にはなじみの深い名前だが、最近ではほとんど聞くことがない。『カタカナ語辞典』(三省堂)によれば“メリヤス”とは、「伸縮自在で編物のような布地。1本または数本の糸で輪(ループ)を次々につくりながら編む」とある。本来の意味は「編物」で、特に商業的には同じ編物でも下着は“メリヤス”、セーターは“ニット”、外衣は“ジャージ”と呼び分けられている。
メリヤスが伸縮性に富む素材だということから“莫大小”と当て字されている。
すみれたちは、メリヤス生地が初回の洗濯で大幅に縮むという特性があることから、縦に縮み、横に伸びるという特性を踏まえ、一度メリヤス生地を洗ってから作るという製作方法を編み出した。

さあ、そんなキアリスを代表する商品の生地をすみれたちは確保することができるのか?

■キャスト相関図NHK番組公式サイト

【第18週(2017/1/30-2/4】あらすじ
べっぴん■第98話(月)
すみれ(芳根京子)の娘・さくら(井頭愛海)は、相変わらず家出を続けていた。「キアリス」には夏休み中の君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)と、良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)がアルバイトに。そんなある日、ジャズ喫茶「ヨーソロー」で働いていた五月(久保田紗友)が、何も言わずに姿を消してしまう。恋人の二郎(林遣都)は五月を探すがみつからない。さくらは代わりに「ヨーソロー」で働くようになり…。

べっぴんさん■第99話(火)
すみれ(芳根京子)は、父・五十八(生瀬勝久)と共に、赤ちゃん用肌着の素材となるメリヤスを作る工場を訪ねる。工場の経営は、傾いており経営者も体調を崩している状態だった。すみれは肌着が作れなくなることを心配し、継続して作ってもらえないかと頼むが、工場はすでに他の経営者に売却されることが決まっていた。その経営者はすみれも五十八もよく知っている人物で…。

べっぴんさん■第100話(水)
すみれ(芳根京子)は、キアリスの仲間と共に新しく仕入れるメリヤス生地を探し始めるが、なかなか既存品に代わる質の良いものが見つからない。一方、近江から出てきていたすみれの父・五十八(生瀬勝久)は、家出中のさくら(井頭愛海)を大急百貨店に連れていく。すみれが作った「女の一生」をテーマにした展示をみせながら、さくらの心を開こうとした五十八だったが、そこで栄輔(松下優也)と出会い…。

べっぴんさん■第101話(木)
すみれ(芳根京子)の夫・紀夫(永山絢斗)は、家出中の娘・さくら(井頭愛海)がジャズ喫茶「ヨーソロー」で働いていると知り、慌てて店に向かう。紀夫の姿を見て物陰に隠れるさくらだったが…。一方、オライオンを率いる潔(高良健吾)は、かつての盟友・栄輔(松下優也)から、業務提携の話を持ちかけられる。若者に大人気の「エイス」の集客力に魅力を感じる潔は…。

べっぴんさん■第102話(金)
すみれ(芳根京子)は、突然姿を消したジャズ喫茶「ヨーソロー」の店員・五月(久保田紗友)を大急百貨店でみかける。キアリスでアルバイト中の健太郎(古川雄輝)と龍一(森永悠希)から事情を聞いたすみれは、明美(谷村美月)と共に再び大急を訪れ、五月が妊娠していることを知る。五月を自分の家に住まわせることにしたすみれは、事情をママのすず(江波杏子)に伝えるため「ヨーソロー」を訪れる。

べっぴんさん■第103話(土)
キアリスでアルバイトをしている健太郎(古川雄輝)が、すみれ(芳根京子)に話したいことがあるとやってくる。このままでは家出中のさくら(井頭愛海)が東京に行ってしまうと言うのだ。すみれと紀夫(永山絢斗)は、慌ててジャズ喫茶「ヨーソロー」へ向かい、さくらをみつける。プロのドラム演奏者になるため上京しようとしている二郎(林遣都)を追って東京に行きたいと言うさくらに、すみれは必死で思いを伝える。

放送は、2016年10月3日(月)~2017年4月1日(土)まで、全151回で放送。
【総合】月~土、8:00-8:15 ほか
(再)月~土、12:45-13:00 ほか

NHK「べっぴんさん」番組公式サイト

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