福士誠治の再登場にファン歓喜!「忠臣蔵の恋」第17話、江戸城大奥へ!予告動画と第16話詳細あらすじ

2017年02月03日16時37分ドラマ
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お抱きください!と、きよ改め喜世(武井咲)自ら願ったその後に、愛しい十郎左との再会?いよいよ福士誠治が復活!前回、殿(平山浩行)が喜世のことを相談した側近の背中をみてファンは気づいたはず!ネットには“福士間部”の本格登場に歓喜の声があふれている!あと3話を残し、舞台はついに江戸城西の丸へ!本格的に始まる女の戦いで新たに登場するのは、川原亜矢子、野々すみ花、そして滝藤賢一!NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20話)第17話「江戸城大奥」のあらすじと前回(15話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

■心優しき殿・綱豊って?
前話で江島(清水美沙)によって語られた殿(平山)の翻弄された人生とは…。
綱豊は、寛文2年4月25日(1662年6月11日)徳川綱重の長男として生まれた。しかし、父が正室を娶る直前の19歳の時に26歳の女中・お保良(長昌院)に生ませた子だったため、世間を憚って家臣の新見正信の養子として新見左近を名乗った。
ドラマで、殿が喜世に語った厳しくも優しい父とはこの人物のこと。
時の将軍家綱に男子が生まれなかったために、9歳で再び徳川家に戻された。しかし、世継ぎの座に就いたのは綱吉。桂昌院によって次期将軍になることを阻まれようとしていた。結局、綱吉にも男子が恵まれずに、綱豊は43歳にいてついに将軍世継ぎと決まり家宣となった。

■綱豊・家宣の側室
綱豊改め、家宣には正室である近衛熙子と4人の側室、月光院(喜世) 、法心院(古牟) 、蓮浄院(須免)、 本光院(斎宮)がいた。第17話から喜世(武井) 、古牟(内藤理沙)、須免(野々すみ花)の女の戦いが始まる。

忠臣蔵■前回(第16話)おさらい
宝永元年(1704)3月、きよ(武井咲)は浅野家再興のために次期将軍と目される甲府宰相綱豊(こうふさいしょうつなとよ)(平山浩行)の桜田御殿の女中となった。名前も喜世と改めた。さっそく教育係の江島(清水美沙)に御殿女中としての作法を厳しく仕込まれた。それでも同じ御殿女中の古牟=こん(内藤理沙)が親しくしてくれ、いろいろな情報を教えてくれた。

3月の半ば、桜御殿に姿を見せた殿が喜世に目を止めた。浅野家のように女中として殿に仕えるつもりの喜世だったが、殿の閨(ねや)へ呼ばれることになりまさか自分がと動揺。父や兄、何より磯貝十郎左衛門のことを考えると、名誉であることは頭ではわかっていたが心の動揺は抑えられなかった。実は、喜世は将軍綱吉の側近、柳沢に送り込まれた側室候補だった。そこで、閨の隣室では江島が直々に見張り番。
ついに殿が閨に現れた。殿が優しく喜世に触れようとしたとき、喜世は思わず拒否してしまい、殿に帰されてしまった。

翌日、殿は側近の間部詮房を呼び、喜世について話を聞いた。一方、女中たちは、昨夜のことに尾ひれをつけて面白おかしく噂で持ちきり。そんな喜世を古牟が慰めてくれた。大失態を江島にきつく叱責されたが、翌日も閨に呼ばれることに。喜世は深くお詫びをするが、その夜は話をするだけで殿は喜世に触れようとしなかった。殿は喜世の出自や身の上に耳を傾け、喜世の傍で胡坐をかいて気軽に自身の身の上話までしてくれた。厳しい父に幼少期から学問を教えてもらったこと。武士は文武両道に優れていなければならないといわれたが、より学問を好み、あらゆる書物をむさぼるように読んだことなど。そんな気さくな殿に喜世も次第に打ち解けていった。翌日も、そのまた翌日もそうした夜が続いた。

江島は、夜ごと閨に呼ばれながらもいまだお手付きとならない喜世にイラついていた。それが殿の格別の好意だと教え、不運な生い立ちにありながらも、喜世の心を解きほぐそうとしている人としての品格を持つ優しい殿の思いをどう考えているのかと詰問した。

その夜も喜世に声がかかった。十郎左の形見の琴の爪を握りしめ愛しい人に謝り、喜世は生まれ変わることを決心した。閨で、「お抱きください。この身もこの心も殿に捧げます」と自ら願い出た喜世。想い人はすでに亡くなったと聞いた殿は、喜世を優しく労わり喜世は殿のお手付きとなった。

翌日、喜世は驚くべき2つのことを知った。一つは、自分が将軍綱吉の側近、柳沢に送り込まれた側室候補だったこと。ショックを受け親しくしてくれた古牟にすがろうとしたが、その古牟こそがもう一つの驚くべきことだった。古牟もきよが側室候補だと知っていたばかりか、彼女もまた側室候補として殿のお手付きだったのだ。
喜世は、大奥がこれまでとは全く別の世界だと実感し、自信の甘さをつくづくと思い知った。

4月、ようやく外出許可の下りた喜世は、泉岳寺へ。会うことの叶わぬ十郎左の墓前の喜世は、名前を呼ばれ振り向くと、そこには夢にまで見た十郎左(福士誠治)が…?

忠臣蔵■第17話「江戸城大奥」
喜世(武井咲)は桜田御殿で綱豊(平山浩行)のお呼びを待つ日々。そんな中、将軍綱吉の娘、鶴姫が死去。世継ぎの座がいよいよ綱豊に。綱豊は家宣と名を変え、将軍後継者となる。喜世も側室として古牟(こん)と共に江戸城西の丸へと居を移す。そこには正室の熙子(川原亜矢子)がいた。横には熙子の息がかかった側室須免が。子を亡くした熙子は早く世継ぎを生むよう迫りながら、懐妊競争の一番乗りは須免にと、喜世を警戒する。そんな中、喜世は浅野家のために殿へある嘆願を…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、平山浩行、清水美沙、川原亜矢子、野々すみ花、内藤理沙、滝藤賢一ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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