キム・ムヨルの本気ドリフトで全員声枯れ!? 「鉄槌教師」修了生(?)の集いで明かされた撮影秘話【日本語翻訳】
Netflix公式YouTubeで公開された「『鉄槌教師』修了生(?)の集い」は、ドラマで強烈な存在感を放った“ヴィラン俳優”たちが集結したスペシャル映像だ。
出演したのは、オク・ジヌク、ユ・テジュ、チャン・ヨフン、パク・ソユン、パク・ジヨンの5人。劇中では恐怖の対象だった彼らだが、実際は初対面同士も多く、終始和やかな雰囲気の中で撮影秘話を語った。
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名セリフとともに自己紹介
動画は、それぞれが劇中の印象的なセリフを再現しながら自己紹介する場面からスタート。第2話「クウン ハイテク高校」のチョ・インボム役のオク・ジヌクとパク・ソンファン役のユ・テジュ、第3話「ソヨン女子高」ハン・イェリ役のパク・ソユン、第5話「ヒョンジュン小学校」ウジンの母役のパク・ジヨン、そして第6話「ヒョンジン中学校」で触法少年ミン・ジウンを演じたチャン・ヨフンが順番に挨拶を交わした。➡キャスト・キャラクターを解説
中でも話題を集めたのがチャン・ヨフン。作品公開後は「触法少年のスリル」ではなく、「『鉄槌教師』の熱気」を実感していると語り、SNSフォロワーが急増していることを明かした。
一方で、あまりに悪役のイメージが強かったため、周囲からは「外ではマスクをして歩いた方がいい」と本気で心配されているという。さらに、久しぶりに連絡してきた友人や街で声を掛けてきた人に対し、自ら「本当はあんな悪い子じゃないんです!」と必死に弁明してしまい、かえって怪しまれるというエピソードを披露。スタジオは笑いに包まれた。
「可愛すぎる悪役」に本人も安堵
続いて、視聴者から寄せられたコメントを紹介。
オク・ジヌクには「明らかに悪い奴なのに顔が可愛すぎて怒りが少し中和される」というコメントが寄せられ、他の出演者から「それはジヌク限定の感想だね」とツッコミが飛ぶ場面も。本人は「中和されて本当に良かったです」と笑顔を見せた。
また、「PTSDになりそうなくらいリアルで怖かった」という反応も紹介され、キャスト陣は作品への没入度の高さを改めて実感していた。
33歳で14歳役を演じたチャン・ヨフンの苦労
視聴者からの質問コーナーでは、「14歳を演じるうえで最も難しかったことは?」という問いも。
1993年生まれであることを明かしたチャン・ヨフンは、「キャスティング後、一番心配だったのは顔だった」と率直に告白。童顔とはいえ、実年齢との差を埋められるか不安だったという。
さらに演技面では、「14歳特有の暴走するようなエネルギーをどう表現するか」が最大の課題だったと振り返った。年齢を重ねる中で自然と社会的な枠組みに収まってしまったため、その感覚を取り戻すのが難しかったという。しかし、劇中で触法少年グループを演じた共演者たちと一緒に過ごすことで、自然とエネルギーを高めることができたと語った。
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また、「本当に坊主頭にしたのか」という質問には、「全員が実際に髪を剃った」と回答。真夏の撮影だったため、むしろ涼しくて快適だったと笑いながら振り返った。
徹底した役作りの裏側
後半では、キャストたちの役作りに関するエピソードも明かされた。
ユ・テジュとオク・ジヌクは、オーディション段階ではまだ役柄が確定しておらず、約20人の候補者たちと競い合っていたという。カメラの前でシャドーボクシングやレスリングの動きを披露しながら、お互いをライバル視していた当時を懐かしそうに振り返った。
チャン・ヨフンは、中学生らしく見せるために独特な体づくりを実践。もともと顔が痩せやすい体質のため、そのままでは年齢より上に見えてしまうことを懸念していたという。そのため筋トレは一切行わず、あえて夜食を食べて顔に適度な丸みを残すよう管理していたことを明かした。
さらに、ミン・ジヨンというキャラクターには「嘘をつく時や焦った時に鼻を触る」という癖を設定。強がりながらも内面では動揺している少年らしさを細かな仕草で表現したという。
キム・ムヨルの“本物のドリフト”に絶叫
撮影現場の裏話では、緊迫感あふれるカーアクションのエピソードが飛び出した。
車のドアが開いた状態で行われた撮影では、監督から「足を外に出してリアルに演じてほしい」と指示があったという。恐怖を感じながら撮影に臨んだ俳優たちだったが、主演のキム・ムヨルが実際にドリフト走行を披露。
その迫力に後部座席の出演者たちは本気で絶叫し続け、翌日には全員が声を枯らしてしまったという。そのため、このシーンのセリフは後日アフレコで収録することになったという爆笑エピソードも紹介された。
ファンからの質問にあった『ピカチュウ』はアドリブ?」についても、ユ・テジュのアドリブだと明かした。また、「ユ・テジュとオク・ジヌクのどちらが強い?」という質問には、テジュが「もちろん、ウク(オク・ジヌク)」と答えた。ジヌクは「大学に入ってボクシングを始めた」と明かし、「“特技”でボクシングを証明するのがあいまいになるので、プロライセンスに挑戦した」と明かし。
チン・ギジュの壮絶なプロ意識
さらに、女性監督官イム・ハンリム役のチン・ギジュにまつわる驚きのエピソードも公開された。
ナイフを持つ相手と対峙する緊張感の高いシーンを撮影した後、なぜかチン・ギジュの手から本物の血が流れていたという。小道具のナイフは当然偽物だったため、現場は騒然。
後になって判明したのは、怒りを表現するために彼女が手のひらへ「忍(耐える)」という文字を書く仕草を繰り返していたこと。あまりに力を込めて行った結果、自分の爪で皮膚を傷つけてしまっていたのだという。キャストたちは、その徹底した役者魂に圧倒されたと振り返った。
他にも、ウジンの母役を演じたパク・ジヨンも役作りのために髪を大胆にショートカットへ変更。不良少年に関するドキュメンタリーや書籍を研究したほか、小学校近くのカフェなどで実際の子どもたちの雰囲気を観察して役づくりに活かしたそうだ。強烈な母役だったが実生活では「ママではない(子供はいない)」と明かした。また、パク・ジヨンが「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」に出演していることを知るファンからのメッセージに感謝する一幕も。
「もう改心して優しく生きて」
動画の最後には、自分が演じたキャラクターへ向けたビデオレター企画も実施された。
チャン・ヨフンはミン・ジヨンに向けて、「たくさんお仕置きされたんだから、そろそろ改心しろ。そうしないと、この怖いお兄さんたちみたいになってしまう。これからは優しく生きるんだぞ」とメッセージを送った。
そしてキャストたちは、「悪役を演じたので厳しい反応ばかりかと思っていたが、実際には温かい応援メッセージが多くて救われた」と感謝を伝え、「次はぜひ良い人の役で皆さんに会いたい」と笑顔で締めくくった。
ドラマでは憎まれるほどの怪演を見せた5人だが、映像ではそのギャップあふれる素顔と作品への真摯な姿勢が存分に伝わる内容となっている。
なお、「鉄槌教師」は、行き過ぎた生徒・教師・保護者によって混乱する教育現場を立て直すために設立された「教権保護局」の活躍を描く物語。全話あらすじと見どころ、制作発表会レポートなどは【「鉄槌教師」を2倍楽しむ】でまとめている。
「鉄槌教師」は、全話Netflixにて独占配信中だ。
◇『鉄槌教師』予告編 - Netflix