副総監襲撃と4年前の脅迫事件に繋がりが!?衣笠家で働く家政婦に“秘密”？過去と現在が交錯する事件に特命係が光を当てる！テレビ朝日「相棒」season16、明日1月17日は大杉漣の娘役でサクラダひよりが再登場！予告動画は番組公式サイトで公開中。第12話のあらすじと前回第11話ネタバレあらすじも紹介。

10日に放送した第11話では、第8話で電話（声もなし）だけの出演でファンをがっかりさせた陣川公平（原田龍二）が2年ぶりに登場！陣川といえば、相棒の人気キャラクター。
2年前、「相棒14」第12話（詳しいあらすじ）の悲しい恋の結末から、陣川が立ち直れたのか気になったが、すっかり元気になって登場した。“杉下愛”は健在で、右京（水谷豊）に生意気な言葉づかいをした青木（浅利陽介）にダメ出しをしたり、亘（反町隆史）をからかったりと相変わらず。
今回もやっぱり女性絡みの事件。またフラれるパターンと思われたがそうした絡みはまったくなかった。2年前の恋が陣川を随分成長させたのか、ラストは大人の男として最高の見せ場を作ってくれ、改めて陣川のいい男ぶりを見せつけてくれた。

次回「相棒15」第11話「アンタッチャブル」では、警視庁副総監の衣笠（大杉漣）の娘・里奈役で桜田ひよりが再登場する。（詳細あらすじは■前回事件で。）

■前回（第11話）「ダメージグッズ」ネタバレ
ロンドンで研修を受けていた陣川（原田）が、2年振りに帰国。右京と亘に、ロンドンで知り合った咲（真野恵里菜）という若い女性の相談をした。危なっかしい感じのする咲は、不可解なメールを残して自殺した親友・麻里が、実は他殺だったのではないかと疑問を抱いていた。麻里とは、かつて児童相談所で共に過ごしていた過去もあり、お互いに苦労した人生を歩んだ特別な関係だった。咲から詳細を聞いた特命係は、麻里の死について陣川と共に捜査を開始。

一年まで、麻里がヤクザな男と付き合っていたらしく、咲は男をぼこぼこにしてロンドンに逃げたらしい。日本に身寄りのない咲は、15年間会っていなかった良子（岩井七世）のところに身を寄せることに。良子は養子縁組をして引き取られ、現在は児童福祉問題に熱心に取り組む参議院議員になっていた。

麻里が自殺した疑いはますます深まったが、右京は咲の気が済むまで調べた方がいいと、亘と調査に協力。その後、麻里が「スナックを開いて人生リセットしたい」と言っていたこと、彼女のスマホから動画が消されていたことが分った。青木（浅利）の協力でバックアップから動画を復旧させたところ、それは少女売春の動画だった。その動画を見た咲はショックで倒れてしまった。

咲は児童相談所で麻里と良子とアヤの4人で仲良くしていた。少女たちは自分たちのスナックを開く夢を持っていた。大人への恨みを持つ少女たちはやけになって少女売春をしていたのだった。動画に映っていたのはアヤが少女売春している現場写真。もしもの時のための証拠に動画を残すのがルールだった。彼女たちをそんな危険な世界に引きずり込んだのが、麻里の初恋の人でいつも白いスーツを着た男性だった。

一時は、白いスーツの男が過去を封印するために、麻里を殺害したとも考えられたが、男は若年性の認知症と末期のガンで入院していて、麻里の殺害などできない。

実は、麻里は2つの動画を残していた。消されたもう一つは議員・良子の少女売春のモノだった。麻里は恋人とテレビを見ていて良子が議員になっていることを知った。良子が昔の友達だと自慢し、恋人は動画で脅して、スナックの開店資金をせしめるよう麻里に命じたのだ。

麻里は、良子に会って事情を話した。そして、良子の動画は麻里が消したので、500万円くれたら大丈夫だとも。良子に脅迫は罪だと諭され麻里は、恋人とかつての友との間に悩んだ末、自殺を考えたた。
麻里は自殺現場に良子を呼び出していた。麻里は良子に自殺を止めてほしかったのかもしれない。崖から飛び降りる瞬間、麻里は良子に手を差し伸べたが、良子はその手を握らなかった。

真実を語った良子に咲が、なぜ自殺を止めなかったのかと、責めた。右京は、「法律上罪はない」といいながらも、「あなたは手を差し伸べるべきだった。あなたは、麻里さんが子供だったら手を差し伸べたでしょう。自己保身が頭をよぎりましたか？麻里さんと一緒に、過去を葬り去ろうとしましたか？」と厳しい言葉をつづけた。その言葉を聞いても保身の言葉を口にする良子に、咲がナイフを取り出して向かっていった。そのナイフの刃を陣川が握って止めた。

久しぶりに会った咲は、薬物使用者の集まりにも出席しているといい、危なっかしい雰囲気もなくなっていた。咲は、「陣川とロンドンで出会った時、麻里の復讐をして自殺しようと考えていた」と告白。陣川はひと目でそれを見抜き右京に相談したのだった。
「自分と似ている」と笑顔で咲を見つめ、「きっと、いいことがあるよ」と陣川。咲は明るい笑顔を3人に向けて、ダメージグッズで作ったネクタイピンをプレゼントし「ありがとうございました」と深く頭を下げた。

■第12話「暗殺」
警視庁副総監の衣笠（大杉漣）が暴漢に切りつけられる事件が発生。犯人は、7年前に衣笠が県警本部長時代に、検挙したカルト集団の残党と思われた。青木から事件の話を聞いた右京（水谷）と亘（反町）は、独自の捜査に乗り出し、衣笠家を訪問。周囲は警備が強化され、許可のない者は門前払いだったが、以前、事件の目撃者として特命係と知り合った衣笠の娘・里奈（桜田ひより）の計らいで話を聞けることに。

衣笠家には、4年前にも脅迫めいた手紙が届いており、衣笠の妻・祥子（筒井真理子）はそれで体調を崩して今も療養先から戻ってないという。以来、家事は晃子（長野里美）という家政婦が担っているというが、彼女の存在に引っ掛かるものを感じた右京は周辺を調べ始める。

「相棒season16」は、テレビ朝日にて毎週水曜よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二　他。
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◇テレビ朝日「相棒」番組公式サイト

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