男性版ハーレクインロマンスと言われている「島耕作」シリーズ（講談社）が好きで好きでたまらないアンジャッシュ渡部、ケンドーコバヤシ、チュートリアル福田、バッファロー吾郎らが大集結！テレビ朝日25日（木）いつもよりちょっと遅い23時30分より「アメトーーク 島耕作芸人」を放送！関連動画はテレ朝動画にて配信中。

1983年からコミック誌『モーニング』（講談社）で連載されている「島耕作」シリーズ。「課長島耕作」から始まって「部長」「取締役」「常務」「専務」「社長」そして現在は「会長」にまで出世した。

もともと作者・弘兼憲史が漫画家デビューするまえに務めていた松下電機産業（現・パナソニック）がモデルになっている。主人公・島耕作は、バブル経済を謳歌し、派閥争いを勝ち抜き、中国、インド、アメリカなど海外赴任も経験し、その土地土地でいろんなオンナに手を出し（子どもも作り）、それでも帰国しては昇格し…というサラリーマンにとっては夢のような人生を歩んでいるキャラクターである。

あまりにもデキすぎて読んでいて腹立たしくもなる（うんざりすることも多い）のだが、「会長」になってから急に老け込み（顔のほうれい線が異様に目立つようになる）、そろそろ「おじいちゃん」感を醸し出しそうだ。会長まで出世したのだから、あとは「ご隠居島耕作」とか「老人ホーム島耕作」、「あの世でも島耕作」なんて連載までされるのではと思ってしまう。

そんなスーパーサラリーマン島耕作を愛して止まない芸人たちが「アメトーーク」に大集結する。メンバーはアンジャッシュ渡部、ケンドーコバヤシ、チュートリアル福田、バッファロー吾郎、竹若元博、パンクブーブー佐藤、スリムクラブ真栄田、タイムマシーン3号・関、狩野英孝。

それにしてもケンコバの「アメトーーク」出演度はすごすぎる。マンガだけでも「ジョジョ」「ゴルゴ13」「キン肉マン」「スラムダンク」「ガンダム」「グラップラー刃牙」「ビー・バップ・ハイスクール」「魁！！男塾」「北斗の拳」「ガラスの仮面」芸人として出演。本当にあれほど多岐に亘るジャンルを網羅しているのか？結局のところ、ケンコバは何を一番愛しているのか！？

●●芸人と称して半ばヤラセ的に出演している（であろう）ケンコバだが、毎回出演者の中で一番トークがおもしろいのもケンコバである。本当に「●●愛」があるかはわからないが、あれだけトークができれば立派。やっぱりケンコバはすごい、という結論になる。

テレビ朝日1月25日（金）夜11時30分より「アメトーーク」を放送。MC：雨上がり決死隊（宮迫博之・蛍原徹）。出演：アンジャッシュ渡部／ケンドーコバヤシ／チュートリアル福田／バッファロー吾郎／若竹元博／パンクブーブー佐藤／スリムクラブ真栄田／タイムマシーン3号・関／狩野英孝。

◇テレビ朝日「アメトーーク」番組公式サイト
◇テレビ朝動画「アメトーーク」