ドラマ、映画、CMで大活躍の遠藤憲一がクールな探偵に！血の繋がりのない少女との絆、愛情、そして人間ドラマをエンケンが男の色気たっぷりに熱演！白鳥玉季、岩井拳士朗、要潤、竹中直人、高畑淳子ら豪華キャスト！11/16公開『アウト＆アウト』の見どころをご紹介、予告動画は映画公式サイトにて配信。

『BE-BOP-HIGHSCHOOL』（講談社）で一世を風靡した漫画家・きうちかずひろは、『藁の楯』で小説家デビューを果たし、これまでに11本の長編小説を書いている。また、本名の木内一裕としてこれまで数々の長編映画のメガホンを取ってきた。

小説家「きうちかずひろ」×監督「木内一裕」×主演「遠藤憲一」という豪華な作品が出来上がった。原作はきうちかずひろが2009年に刊行した小説『アウト＆アウト』（講談社文庫）で、作者自らメガホンを取り、完全実写映画化となった。

主演の遠藤憲一は今やCM、ドラマ、映画にひっぱりだこ。強面ながらも堅物な刑事、気弱なおじさん、年下の彼女とラブラブなサラリーマン、内閣総理大臣などシリアスからコメディまで幅広い演技で人気を博している。

『アウト＆アウト』は遠藤憲一演じる元ヤクザ・の探偵・矢能が、とある殺人事件に巻き込まれる…という話なのだが、本作の見どころはなんといっても、矢能の相棒で7歳の少女・栞（白鳥玉季）の存在だ。

矢能と栞には血の繋がりはない。とある事情で親を失った栞の面倒を見ることになった矢能。栞にとって矢能は大切な存在だが、矢能にとっても栞はかけがえのない存在である。ベタベタした親子ごっこをするわけではなく、互いに微妙な距離を保ちながら互いの存在を必要としている。

矢能と栞の心の絆は、本当の親子かと思うほどの愛情が込められている。栞が矢能の袖をギュッとつかみ、言葉には出さずとも「行かないでほしい」と願いを込めるシーンは思わずウルッときてしまう。

栞を演じるのはNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」で坂口健太郎演じる星野武蔵の娘・青葉を演じ注目を浴びた白鳥玉季。まだ8歳だが、遠藤憲一相手に引けを取らない演技を披露している。

矢能と栞が巻き込まれる事件、そして大物政治家が絡んでいる殺人事件。ラストにはだれもが驚くどんでん返しが待っている。

【アウト＆アウト】
監督・脚本：きうちかずひろ
脚本：ハセベバクシンオー
原作：木内一裕『アウト＆アウト』（講談社文庫）
出演：遠藤憲一／岩井拳士朗／白鳥玉季／小宮有紗／中西学／酒井伸泰／安藤一人／渡部龍平／渋川清彦／成瀬正孝／阿部進之介／竹中直人／高畑淳子／要潤
配給：ショウゲート
映画『アウト＆アウト』は2018年11月16日（金）よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー。

■あらすじ
日本最大の暴力団・菱口組最高幹部の側近だった矢能政男（遠藤憲一）は、ヤクザから足を洗い訳アリで預かることになった小学生の栞（白鳥玉季）と一緒に探偵事務所を営んでいる。

ある日、矢能のもとに「取引の現場に立ちあってほしい」と依頼が入る。矢能が指定された場所へ行くと、依頼人は銃で撃たれ死亡していた。虚を突かれた矢能はマスクを被った男（岩井拳士朗）に銃口を向けられる。

男は矢能に拳銃を握らせ、「殺さない代わりに証拠の拳銃にあんたの指紋をつけさせてもらった」と言って去っていた。

死んでいる依頼人の持ち物を調べると、パスポートが出てきた。名前は「安田義行」。矢能が安田の実家に電話すると姉が出て「弟は3年前にカンボジアで死にました」と言われる。ここで死んでいる男は…！？

◇11月16日公開 映画『アウト＆アウト』公式サイト