バイク事故を防げ! 警視庁、眞鍋かをり起用のCM動画をHPで公開

2009年10月21日10時21分政治・経済
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警視庁は、自動二輪車・オートバイの交通事故を防止するため、タレント・眞鍋かをりを起用した啓発CMを作成した。20日よりホームページ上で動画公開を始めた。

警視庁の調べによると、昨年のオートバイ乗車中の交通死亡事故のうち、およそ6割は通勤時に起きているという。また、致命傷となった主部位は頭部がおよそ5割で、胸や腹部が約4割となっている。そして、これらの事故の半数近くはライダーのヘルメットが脱落しているという。

今や、ライダーがヘルメットを被るのは当たり前だが、ただ被るだけではなく、しっかりとあご紐を締めることや、プロテクターも着用して胸部を守ることが重要となっている。

そこで警視庁は、タレント・眞鍋かをりを起用したCMを制作し、こうした安全対策を分かりやすく説明し安全運転を呼び掛けている。

「GOOD RIDER宣言」と銘打ったCMで、眞鍋は「わたしはいつもグッド・ライダー」と、安全運転を呼び掛けている。また、プロテクターの着用や、ヘルメットのあご紐を締めることなどを呼びかけるとともに、その装着法が動画で紹介されている。。

眞鍋は2003年に普通自動二輪の免許を取得しており、今年8月には「バイクの日親善大使」も務めている。こうしたイベントや今回のCMなどでライダーへ安全運転を呼び掛けるなど啓発運動を行っていることから、20日には警視庁から感謝状が贈呈されている。

このCMは警視庁のホームページで動画公開されているほか、今月下旬からは都内の映画館や街頭ビジョンなどでも放映されるという。

動画ライブラリー:警視庁