世界最大級のソーラーカーレースで東海大学チームが優勝! インタビュー映像も公開

2009年10月29日19時38分スポーツ
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東海大学チームのソーラーカー「Tokai Challenge」が、世界最大級のソーラーカーレース「グローバル・グリーン・チャレンジ」で優勝するという快挙を達成した。
同レースは、1987年から2007年にかけて開催されていた 「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に燃料電池車や電気自動車を加えたもので、22年の歴史を持ち、世界中から強豪チームが集う世界最高峰のソーラーカーラリー。
大会は、10月24日に公式予選を行い、10月25日にオーストラリア北部のダーウィンをスタートし、大陸を南下しながらアリススプリングスなどを経て、10月28日に南オーストラリア州の州都アデレードでゴールする。
オランダのデルフト工科大、アメリカのミシガン大、マサチューセッツ工科大、スタンフォード大、イギリスのケンブリッジ大、オーストラリアのオーロラなど全世界から38チームが出場した。
東海大学チームは、チーム名を東海大学チャレンジセンターチームとし、ソーラーカーの高効率走行の研究に取り組む木村英樹教授(工学部電気電子工学科)が指導するプロジェクトチームで、遠征メンバーは学生を中心とした19人。ドライバーは、篠塚健次郎。
Tokai Challengeは、シャープ製の化合物太陽電池を搭載しており、公式予選では4位を獲得。ダーウィンからアデレードまでの約3000kmを平均時速約100kmで走破し、10月28日14時39分(現地時間)に、2位に大差をつけてゴールした。同大会は10月31日まで開催され、同日表彰式が行われる予定。
同大会のオフィシャルサイトでは、同チームのゴールインの様子と、インタビュー映像が見られる。

「Global Green Challenge」オフィシャルサイト