ダイハツ、新型軽乗用車「タント エグゼ」を発売、歴史物語「軽自維新」でその上質さを解説

2009年12月24日17時09分商品・CM
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ダイハツ TANTO Exe G

ダイハツ工業は、新型軽乗用車「タント エグゼ」(113万円~169万1000円)を12月24日から発売する。
同車は、子育て層をターゲットにした「タント」に対し、大人同士のコミュニケーションと自分らしさを大切にする男女をターゲットに「大人のタント」として開発。タントで好評の広大な室内空間を継承しながら、軽量化と低燃費化を図ったうえで、高いデザイン性と上質感、快適性を追求したクルマとした。また、上質感に磨きをかけたモデルとして、「タント エグゼ カスタム」を設定した。
エクステリアは、タント エグゼのデザインコンセプトは「スタイリッシュ&スペーシャス」。大人4人がゆったりくつろげる広い室内空間を持ちながら、躍動的でスタイリッシュなスタイリングを実現した。
フロントピラーを傾斜させ、流麗なサイドシルエットを創出するとともに、後方へ吹き抜けるような伸びやかなウインドゥグラフィックと、キックアップさせたサイドのアクセントラインにより躍動感を演出。抑揚を持たせた豊かで張りのある面構成で、洗練された上質さを表現した。
ボディカラーは、大人のセンスをさりげなく表現した新色1色(シルキーゴールドクリスタルマイカメタリック)を含む全8色。
タント エグゼ カスタムのデザインコンセプトは「クール&プレミアム」。大型のフロントバンパーやサイドストーンガード、低重心のメッキフロントグリルで存在感を演出するとともに、タント エグゼの持つ躍動感を強調した。
フロントには、精悍な4灯タイプのヘッドランプと、それに連続するメッキガーニッシュを採用。リヤには、シャープなクリアクリスタルのリヤコンビランプと、フロントとモチーフを合わせたバックドアガーニッシュを採用し、クールでプレミアムな印象を演出した。
ボディカラーは、大人のプレミアム感を表現した新色1色(クリムゾンブラッククリスタルマイカ)を含む全8色。
インテリアは、タント エグゼは、圧倒的な広さに、大人がゆったりくつろげる上質でモダンなインテリアを採用。
凹凸感のない滑らかな面構成のインストルメントパネルに、ワイド感を生み出す左右へ大きくラウンドしたアクセントラインを施し、洗練された印象を創出した。
ソファ感覚の座り心地の4席グラマラスコンフォートシートには、光沢あるシート表皮(ベージュ)を採用するとともに、内装色をベージュとブラックのハイコントラスト・ツートーンカラーとすることで、仕立ての良いスタイリッシュな室内空間を表現した。
タント エグゼ カスタムは、タント エグゼのハイコントラストな内装色に対し、クールで落ち着きのあるブラック基調のインテリアを採用。
スタイリッシュなイルミネーテッドツインコンソール(オーバーヘッド/センターフロア)(「S」、「G」、「カスタムS」、「カスタムG」、「カスタムRS」に標準装備)や自発光式メーター(カスタム全車に標準装備)、各所に施したメッキパーツの採用により、タント エグゼ カスタムの洗練された室内空間を際立たせ、プレミアムな印象を創出した。
4席グラマラスコンフォートシートには、艶感のある上品な織物素材に、モダンな幾何模様を配したシート表皮を採用し、都会的なイメージを演出。カスタムRSは、ベロア調の上質なシート表皮に、異なる素材(合皮)のアクセント使いで洗練された大人のお洒落感を演出した。
室内空間は、エンジンルームのコンパクト化やタイヤの四隅配置により、2490mmの超ロングホイールベースを実現するとともに、ロングな室内長(2070mm、4WD車は2020mm)を生かした前後席の最適配置により、大人4人がゆったりくつろげる1065mmの前後乗員間距離を確保した。
また、床面を低く設定することで、1385mmの室内高を確保。足元スペースにゆとりを持たせ、乗る人すべてが楽な着座姿勢でくつろげる広々とした室内空間を実現した。
4席グラマラスコンフォートシートやイルミネーテッドツインコンソール(オーバーヘッド/センターフロア)(S、G、カスタムS、カスタムG、カスタムRSに標準装備)の採用により、上質・快適が際立つ大人の広々リラクゼーション空間を実現した。
エンジンからの透過音を吸収するカウルサイレンサーの追加など、遮音材の採用拡大と最適配置により、エンジンノイズ&ロードノイズを低減し、大人がゆったりくつろげる、優れた静粛性も実現した。
4席グラマラスコンフォートシートは、座面とシートバックのサイド部にボリュームを持たせた立体的なデザインにより、ホールド性を向上させるとともに、シートクッションに、十分な厚みと心地よい柔らかさを持たせることで、身体を包み込むようなゆったりとした座り心地を実現。
後席には、膝下からふくらはぎ部にかけて、張りのある膨らみを持たせるとともに、センターアームレスト(S、G、カスタムS、カスタムG、カスタムRSに標準装備)や255mmのロングスライド機構、左右独立式リクライニング&格納機能を採用し、すべての席で快適に過ごせる室内空間を実現した。
収納スペースは、広い室内を有効活用できる優れた収納性を持ちながら、モダンなデザインとLED照明により、大人の上質感を演出するスタイリッシュなイルミネーテッドツインコンソール(オーバーヘッド/センターフロア)を採用(S、G、カスタムS、カスタムG、カスタムRSに標準装備)。
助手席大型シートアンダートレイ(カスタム全車に標準装備)や、大容量の大型グローブボックス(G、カスタムG、カスタムRSはランプ付)など、室内をすっきり保つ多彩で機能的な収納スペースを実現した。
ユーティリティは、約90度に開くドア(2段階中間ノッチ付)や約710mmに設定した後席ヒップポイント高、広いドア開口により、自然な姿勢で乗り降りすることができ、チャイルドシートの利用や大きな荷物の積み降ろしもスムーズに行うことができる。
また、体格や姿勢に合わせて最適なドライビングポジションが選べるアジャスタブルパック(運転席シートリフター&チルトステアリング&アジャスタブルショルダーベルトアンカー)を採用した(S、G、カスタムS、カスタムG、カスタムRSに標準装備)。
さらに、電子カードキーを携帯していれば、ドアの解錠・施錠とエンジンスイッチノブの操作によるエンジンの始動・停止が可能なイモビライザー機能付のキーフリーシステム(リクエストスイッチ付・運転席/助手席/バックドア)を採用(X、S、G、カスタム全車に標準装備)。雨天時の車庫入れなどに便利なリバース連動リヤワイパーも全車に標準装備した。
環境性能は、スイング式のシンプルなドア構造の採用やシート機構の見直しなど、ボディ構造の最適化により、約60kgの軽量化(省資源化)を実現し、燃費&走行性能を向上させた。
エンジンは、燃費性能に優れたKF-VE型エンジンと、高い動力伝達効率を実現したCVT(自動無段変速機)を搭載。制御の最適化を施すことで、軽量化による燃費向上効果と合わせ、「X “Special”」、「X」、G、「カスタムX」、カスタムGで、クラストップレベルの低燃費(21.5km/L)を実現した。
X “Special”、X、G、カスタムX、カスタムGは、「平成22年度燃費基準+20%」と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」との同時適合により、「エコカー減税」の減税措置(50%減税)と「エコカー補助金」に適合する。
走行性能は、軽量化に加え、低中速域での豊かなトルクを発揮するツインカムDVVT3気筒エンジンのKF-VE型と、発進直後から高速走行まで力強くスムーズな加速感を生み出すツインカム3気筒ターボエンジンのKF-DET型のTOPAZ NEOエンジンシリーズ2型式と、滑らかな加速性能を実現したダイハツ独自開発のCVTを搭載し、高い全高ながら優れた走行性能、操縦安定性、乗り心地を実現した。
ボディは、衝撃分散式ボディ構造や高張力鋼板・差厚鋼板の採用などにより、優れた衝撃吸収性能や強固なキャビンの実現と軽量化を両立した衝突安全ボディ“TAF”を採用。
それにより、国内と欧州の衝突安全基準を余裕をもってクリアするだけでなく、世界最高水準の前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面55km/hの衝突実験でも優れた安全性を確保。
また、多様な事故実態を考慮し、同社独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験(50km/h前面衝突、50km/h側面衝突)を実施し、十分な生存空間の確保と、高い乗員保護性能を実証した。
さらに、万一の歩行者事故を考慮し、最も傷害を受けやすい頭部保護を第一に考え、樹脂カウル、ワイパーピボット、フードヒンジなどに衝撃緩和装置、吸収スペースを設けた歩行者傷害軽減ボディを採用。ABS(EBD&ブレーキアシスト付)も採用した(Lを除く全車に標準装備。Lはメーカーオプション)。
スペシャルサイトでは、「明治維新」になぞらえ「軽自維新」という言葉を作り出し、軽自動車の変遷を歴史物語として紐解くとともに、同車が軽に上質という革新を巻き起こしたとするムービーを見ることができる。なかなか面白い仕上がりのムービーになっており、一見の価値がある。

「タント エグゼ」スペシャルサイト