トヨタ、「デリーオートエキスポ」で新開発小型車「Etios」のコンセプトモデルを参考出品、映像も公開

2010年01月05日17時38分商品・CM
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トヨタEtios ハッチバックタイプ

トヨタ自動車は、1月5日から11日までインド・ニューデリーのプラガティ・マイダン国際展示場で開催されている「10th Auto Expo in Delhi」(デリーオートエキスポ)で、「World First, India First」を合言葉にインド向け専用に開発した新小型車「Etios」のコンセプトモデルを参考出品車として初披露した。
同車は、今後も拡大が予想されるインド市場のファミリーユーザーをターゲットに「ワンクラス上級」をテーマに新たに開発した小型車で、車名はギリシャ語で「精神、理念」を意味するEthos(エトス)の造語。
先進的でステータス感あるスタイルや広い室内空間、豊富な収納スペースを追求するとともに、軽快で思いのままの走りと低燃費の両立をめざした。
また、ユーザーが買いやすい価格で提供できるよう、部品の現地調達を徹底し、原価低減に取り組んだ。
同エキスポでは、新開発1.5Lガソリンエンジン搭載のセダンタイプと、新開発1.2Lガソリンエンジン搭載のハッチバックタイプを出展している。
同車の開発を担当した則武義典(のりたけよしのり)チーフエンジニアは、「インド市場及びお客さまの声を聞くために、インドのさまざまな都市を訪問した。4年に渡り、2000人以上のエンジニアが開発に関わり、それぞれが妥協することなく最善を尽くしてきた。Etiosがインドのお客さまに“持つ喜び”と“より豊かな生活”の一助となると確信している」とあいさつしている。
同社のインドでの車両生産・販売会社であるトヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor Ltd.)は、同車の生産工場として、新たに第2工場を建設中で、2010年末から生産を開始し、順次販売していく。年間販売目標台数は7万台で、インド国内への導入を皮切りに、他の国・地域への輸出も今後検討していく。
なお、同社は、同エキスポで、2010年に販売開始する新型「プリウス」、新型「プラド」、パーソナルモビリティコンセプト「i-REAL」、燃料電池ハイブリッド車「Fine-S」など、合計14台の市販車・参考出品車を出展している。
「デリーオートエキスポ」トヨタブース公式ホームページでは、同車の写真をクリックし、現れた画面中央をクリックすることで、同車のイメージ映像を見ることができる。
また、同エキスポのLIVE WEBCASTも用意しており、会場内の様子が見られる。

「デリーオートエキスポ」トヨタブース公式ホームページ
「デリーオートエキスポ」LIVE WEBCAST