「チャレンジ25」のエコ活動をセイン・カミュが紹介-第2日テレ

2010年03月24日10時10分暮らしと文化
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国が中心となって推し進めるエコ活動「チャレンジ25キャンペーン」の一環として、環境活動を実践する学校を紹介する動画が公開された。2020年までに温室効果ガス排出を1990年比で25%削減する事を目標とした同キャンペーンでは、国民が目標達成のために出来ることを紹介する「チャレンジ25学園」という企画を展開している。その「チャレンジ25学園」の第2日テレ分校として紹介されているのが今回の動画である。
ナビゲーターは、タレントのセイン・カミュ(39)である。幼少期から世界各国で過ごした経験もある中で、その活動拠点を日本に置くセインは、アメリカ人ながらも日本に対する愛着が非常に強い。現在は3児の父でもある事から、次世代に残す環境についての取り組みについての関心も深い。そのセインが今回紹介するのは、エコ活動に学校を挙げて取り組んでいる東京都杉並区立永福小学校だ。

この動画では、セインが学校の中で見られるエコ活動を紹介している。学校では、風力発電や太陽光発電を使ってエアコンや照明、熱帯魚を育てる水槽などに使用している。風力・太陽光発電は、CO2を発生させる事なく発電が出来る方法として、エコの視点では一番効率のよい発電方法である。他にも授業を通じて様々なエコロジー活動に参加し、環境に対する意識の高い子どもたちの育成に貢献している。
腐葉土を作るためのミミズコンポストでは、家庭などにあるコンポーザーのように電力を使わずに分解できる事で、給食で出る生ごみを堆肥にして校内の花壇や畑などに再利用できる。また、雨水を貯めて作業用水に再利用するなど、かなりのエコ先進学校である事が分かる映像になっている。

こうした活動を目の当たりにする事で、エコ活動を学童期から身につけた人材育成が実践されているのが分かる。最後はセインが環境の大切さを伝える授業を行い、子どもたちのエコ意識を再確認した。動画の中には、家庭でも実践できるエコのヒントが多く示されており、国を挙げての目標達成のために広くアピールしていくものとなる。
セインが紹介するエコスクール動画は、第2日テレの特設サイトで視聴出来る。

チャレンジ25学園第2日テレ分校 ComeOn!エコスクール!