テス決死の身代わり作戦!握りつぶされた宣旨!「イ・サン」17話と18話の見どころと予告動画-NHK

2010年08月12日17時36分ドラマ
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英祖が視察先の村で疫病にかかり倒れた!村には薬も満足になく、さりとて高齢の英祖に都までの長旅をさせる体力もない。

17話では意識を取り戻した英祖の命で、サンが都に帰る途中におきるアクションシーンが、18話では英祖の病を巡り、サンと貞純(チョンスン)王妃との間で激しい対立が見どころとなっている。
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英祖が視察先で倒れた頃、宮殿では貞純王妃が恵嬪と嬪宮を連れ、遊山に出かけた。撮影は秋、美しい紅葉の中、あでやかな韓服をまとった女優陣が実に美しい。今回の遊山は仕組まれたもので、宮殿に出入り禁止となった和緩(ファワン)が嬪宮の懐妊祈願をしているところを恵嬪に見せるためのものだった。

そこに英祖が倒れた知らせが届いた。チョン・フギョムたちは、サンが都に着くまでに暗殺しようと画策していた。これを察したホン・グギョンたちは、王命で都に戻るサンを守るため護衛官による身代わりを用意し、その隙にサンを都に戻そうと考えた。もちろん、部下を危険な目に合わせることを承知するはずのないサンは、「護衛官の命を守るのも私の務めだ」とこれには応じない。

疫病の蔓延する視察地を見て、ハン・ジミンが女医として出演した「チャングムの誓い」を思い出した。
サンがいよいよ都へ帰ろうとしたときソンヨンを見かけた。サンは、靄のかかった夜、内医員に作らせた薬をソンヨンに渡すシーンが実に美しい。ちょっとまぶしそうに相手を見つめるイ・ソジンの眼差しはある意味武器だ!こんな目で見つめられたら、ソンヨンの心はますますサンに傾いてしまう。

都へ戻る途中、一時休憩をとったとき計画は実行された!実は、テスが王の身代わりを名乗り出ていたのだ。後でそれを知ったサンの取り乱しようは、見ていてこちらも切なくなった。
予期していたとおり、山中チョン・フギョムの指示で賊が襲撃してきた。標的はテス!テスの胸に矢が刺さった。この後の展開はドラマで確認しよう。今回の身代わり作戦以降、テス、ソッキ、ジャンボの3人がサンを守る三銃士となって活躍する!

大怪我を負いながらも見事役目を果たしたテスの手をとり、サンが、例のちょっとまぶしそうな眼差しで見つめる。この目は男性にも効き目がありそうだ。効果のほどは17話ラストで確認されたい。

18話は、内医院を視察先に派遣することで貞純王妃と激論するシーンから始まる。サンは、聖君としても歴史にその名を残しているが、他にも実に多彩な才能を持っている。17話では英祖を誠心誠意看病し、内医員たちにも細かく指示を出している。史実でもサンは長く患った英祖を看病するため、医学にも造詣が深く自ら医書も執筆したとある。さらに、高い孝心の持ち主でもある。そんな彼が祖母の貞純に口答えしたのには、こういった医学知識の裏づけがあった上で、自分の判断に自信があったからに他ならない。

これ以降貞純のサンへの態度が一変する。サンにとっては突然の祖母の豹変だが、貞純にとっては、英祖が危篤状態に陥った今、悠長に構えて入られないというところだろう。
サンが本格的に政事に取り組む姿におそれたチョン・フギョムたちは強引に英祖を都に戻した。いまさらだが、英祖を演じたイ・スンジェの演技力には驚く。このまま本当に命が尽きるのでは?と心配になるほどの熱演だ。ところで、病床の隣に座る貞純を見ると、またもやドラマ「チャングム」を思い出してしまった。演じたキム・ヨジンは、「チャングム」で、チャンドクという天才女医を演じていたっけ。

自分の命がそう長くはないことを悟った英祖は、サンに摂政を命じる宣旨を書かせるが、盗み聞きした貞純がこれを取り上げてしまう。

さて、テスたち三銃士を従え、サンの腹心として活躍するホン・グギョンだが、このあたりから少々スタンドプレイが目立つ。彼の行き過ぎた行動がサンを窮地に立たすこともしばしば登場する。それが18話でも起こってしまった。ホン・グギョンが仲間と英祖の逝去後のサンの即位について話し合った。これがチョン・フギョムの耳に入っていまい、本人はもちろんサンにまで迷惑が及んでしまった。

ホン・グギョンはサンや自分への批判をやめさせるため、ある行動にでる。これが原因で英祖の容態がさらに悪化することになる。さて、その行動とは?

さあ、今回も見どころ満載の「イ・サン」は、NHKBShiにて13日(金)よる10時から、2話連続で放送される。

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