ミシルが大統領になった「大物」、2回目で視聴率20%超!人気の秘密を動画ニュースで検証!

2010年10月12日00時45分ドラマ
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「善徳女王」で強烈な悪女ぶりを披露したコ・ヒョンジョンと、日本でも大人気の韓流スターのクォン・サンウ主演のドラマ「大物」が、第2話にして早くも視聴率が20%を超え、大ヒットの様相を呈している。Y-STARでは、6分半の長尺ニュースでドラマ初撮影の舞台裏をリポートしている。

韓国ドラマでは、初回は様子見でその評判によって次第に視聴率が上るというのが多く、瞬間最高視聴率49.9%をたたき出した「善徳女王」でさえ、初回は17.1%と言う数字だった。
ところがAGBニルソンメディアリサーチによると、「大物」は7日の2回目放送で、第1話の結果より3.5ポイント高い21.5%を記録した。首都圏とソウルでの視聴率はそれぞれ23.2%、22.1%。
動画ニュースでは「善徳女王」のミシルを演じたコ・ヒョンジョンの大統領という役柄に、視聴者たちからの大きな関心を集めたとみている。
ちなみに、同時間帯に放送されたピ(RAIN)主演の「逃亡者 プランB」は16.2%、SS501(現在、活動休止中)のリーダー、キム・ヒョンジュン主演の「イタズラなKiss」は5.7%にとどまった。

すでに大ヒットの予感のするドラマの初撮影現場はどうだったのか、ニュースで詳しくリポートしている。

韓国ではひとつの作品が始まる時、必ず最初に行うのが作品の興行とスタッフと俳優たちの健康を祈る祭祀。大物チームも初撮影を終えてスタッフと俳優が一堂に会して神霊に祈った。

[現場の声:スタッフ]
これからSBSドラマスペシャル「大物」の大ヒットの祈願と俳優、スタッフの皆さんの安全を祈る祭祀があります。

主人公のソ・ヘリム役のコ・ヒョンジョンが最初に出てきた。心をつくして準備した真心と、神妙な面持ちに作品に対する愛情が感じられる。

[現場の声:コ・ヒョンジョン]
初撮影を無事に終えました。全羅道から始まってより良い結果になるように、皆さん事故なくすべてうまくいけばいいなと思います。

続いて熱血検事のハ・ドヤ役のクォン・サンウも祭祀の前でお辞儀をし、作品の成功を祈った。

[現場の声:クォン・サンウ]
事故なく一応撮影は無事に終え、今度のドラマは自己満足だけでなく視聴率がちゃんと出たらと思います。大当りするはずです。

こうした作品の大ヒットを祈る俳優たちの願いが視聴者にも伝わったようだと、ニュースでは紹介している。
それ以外の「大物」の人気秘訣として、映画にクレジット無しで特別に出演することカメオ出演にも触れている。
演技派俳優キム・テウがコ・ヒョンジョンの夫役で出演して視聴者たちの視線を捕らえた。

[インタビュー:キム・テウ]
こんにちは、キム・テウです。久しぶりに短いシーンでしたがドラマでみなさんお会いできました。私は今度「大物」という作品でコ・ヒョンジョンさんが演じるソ・ヘリムの夫のミングという役を引き受けましたが、1話でに死にます。

キム・テウが引き受けたパク・ミングは放送局のカメラマンでアフガンで撮影を行った後、ハイジャックに遭って命を失うことになる。

[現場の声:キム・テウ]
アフガンですか?

[現場の声:アン・ソックヮン]
ニュースは現場、どんなふうに撮るかでなく、何を撮るかだ。

結局、愛する妻のソ・ヘリムを残して会社の命令に従ってアフガンに向かうパク・ミング!
砂漠でのつらい撮影を終えて帰ろうとしていたが、ハイジャックという恐ろしい状況に遭う。
死の直前に、愛する妻へリムだけを思うミング...
キャラクターに完全に没頭したキム・テウの感情の演技が周りを静まらせた。彼の熱演に、無事撮影を終えた。

[現場の声:監督]
カットOK!

[インタビュー:ギム・テウ]
「大物」はすごい作品です。だって、私が9年ぶりにドラマに出演する作品で、出演者たちも豪華で監督もまた立派で、現場に来てスタッフたちの雰囲気や全体的な雰囲気も素敵です。.私はちょっとの出演したが、視聴者として大いに期待します。最終回まですべてのスタッフ、俳優が事故なく終わってほしいです。「大物」ファイト。

大ヒットの予感を得ている「大物」の最後の人気秘訣はまさに俳優たちの骨身を惜しまない演技だ。熱血検事のキャラクターそのまま、雨の前でも退かないクォン・サンウ!

[現場の声:クォン・サンウ]
窓あげるところから

[現場の声:グァン・サンウ]
見て下さい。大丈夫ですか?出てこないで何しているの?

演技に没頭しているため休みの時間も雨宿りもしない。演技に対する情熱が一杯のクォン・サンウの姿と正義のために立ち上がるハ・ドヤの姿がだぶるようだ。
そうかと思えば、「大物」のOSTとミュージックビデオも話題を集めている。コミの訴える力強い声と、「大物」の豪華な映像が絡んで視聴者たちの心を捕らえる。

ニュースでは、ドラマ「大物」の大ヒットの予感は、スタッフと俳優たちのチームワーク、特別カメオの出演、そして主演俳優の骨身を惜しまない演技だとまとめ、ドラマがこれからもっと期待されると見ている。



韓国ドラマ「大物」は、韓国初の女性大統領誕生までを描く政治ドラマ。日本でも木村拓哉が総理になったドラマ「CHANGE」が、大ヒットドラマの「ごくせん」の視聴率を抜き話題になった。
「大物」より一週間早く放送開始し、初回放送で視聴率20%を越えた「逃亡者 プランB」は、「大物」の登場に、視聴率を若干下げてしまったが、その差はまだまだ射程距離にある。今後、視聴率1位の座に座るのは、どちらになるのか今後の成り行きが楽しみだ。

大ヒットの予感、「大物」初撮影のビハインドストーリー