「韓流フォーカード」イベント12/17(公演レポート)後編

特集 韓ドラここが知りたい イベント関連
舞台スクリーンには、昨日のリハーサルの様子が映し出されている。いよいよ、今回のイベントの一番の注目コーナー「朗読劇」の始まり。(TBS「韓流フォーカード」公式サイトでこの動画の見所映像が視聴可能)

朗読劇の舞台はソウル駅。映像では、4人の人物像が描かれる。イ・ビョンホンが失明を宣告された映画監督、ウォンビンは鉄砲玉を命じられたヤクザ、チャン・ドンゴンは破産宣告した企業家、ソン・スンホンは指名手配中の結婚詐欺師役。それぞれの事情を抱えた4人が、駅のベンチに佇むところから朗読劇が始まる。

偶然同じ列車に乗り合わせることになった4人に聞こえたのは、列車到着の2時間遅れの案内。ここで4人の運命が大きな変わる…。

ひとり15~20分の持ち時間で順番にベンチに座り、運命の2時間を朗読する。これまでの照れた姿やぎこちない姿はどこに行ったのか?さすがトップ俳優。全員が見事なまでの演技で会場を魅了した。しんみりさせたり、笑わせたりと、まるで、4編の短編ドラマのような見ごたえたっぷりのコーナー。今回のイベントは後日放送またはネット配信されるようなので、詳しい内容はそのときまでのお預け!(演出・シナリオは秋元康、監督は「四月の雪」のホ・ジノ)

トップ俳優4人の合同ファンミーティング。一体どんな構成になるのかと心配したが、4人の俳優としての実力を再認識したコーナーで、ファン達は大満足だったのでは?(しかし、なにぶんにも昨日は底冷えが激しく、軽く1時間を超えるコーナーでは、途中退席する人もチラホラ。如何に素晴らしいコーナーであろうが、生理現象には勝てません。記者も負けたひとり。ウォンビンさんごめんなさい)
しかし、驚かされたのは彼らの演技力だけではなかった。舞台を作ったスタッフも頑張った。朗読劇の最後に度肝を抜く仕掛けだ。なんと、舞台上に彼らが乗るはずだった列車が登場したのだ。

驚きと感動のイベントもいよいよ終わりの時が近づいた。
赤坂:皆さん朗読劇どうでした?初めての夢のステージ。アンコールといきたいですね。(会場からアンコールの大声援に、4人が登場。会場には色とりどりのペンライトが揺れている)では、朗読劇最後は、シャンパンで乾杯しましょう!会場の皆さんは持っているつもりで手を掲げてください。ビョンホンさん、乾杯の発声を!
ビョン:今日は友情のために乾杯します。僕達4人と、ここにいる皆さんとの友情に乾杯!
(カッコよく決めたものの、直後に通訳が入り乾杯のタイミングがずれ、ビョンホン大照れ。改めて、乾杯!)

「フィナーレ」
いよいよお別れのとき。ブラックスーツで舞台に立つ4人を見て、よくこれだけのトップスターの合同ミーティングが開けたものだと、奇跡の公演に改めて驚いた。最後にひとりずつの挨拶。

ドン:ありがとうございました。久しぶりに皆さんに会えて嬉しかったです。予定(時間)を大きくオーバーしましたが、また会える日を楽しみにしています。

ウォン:とても楽しかったです。こうして(4人が)一箇所に集まったのは、皆さんが作ったマジックかもしれません。いつまでも今日の日を忘れません。

スン:心配も緊張もしましたが、私たちをみて感動してくださる皆さんの姿を心に刻みます。アイシテイマス!お元気で。

ビョン:遂に今日、皆さんと大きな思い出を作りました。これまでの小さな出会いが積み重なって、今日の友情を築いたと思います。
練習もできなかった僕が紹介するのも恐れ多いですが、皆さんのために僕達4人が歌を作りました。曲名は「アイハココニアル(愛はここにある)」です。

歌いだす4人の美声に改めて驚いた。そして、歌詞が全て日本語というところに彼らの感謝と愛を感じた。4人の歌に会場全体が酔いしれた。
♪愛はここにある…もしも、悲しいことがあったら僕を思い出して~♪

歌の後は4人が揃って舞台の端から端までゆっくりと歩き、ファンとの最後の別れの挨拶をして、奇跡のステージは幕を閉じた。

●取材を終えて
2時間半の予定の公演が、なんと予定の倍近くの4時間にもおよぶ長時間となった。それぞれ多忙のスター達のはずが、公演の最後まで、にこやかにファンへ微笑みかける姿に、「これだから、ハマるのよね~」と、素直な感想が口を突いて出た。

イ・ビョンホンからは、渦中の件での直接的な釈明はなかったが、彼が発した繰り返しの謝罪や感謝の言葉に、ファン達は彼の真意を汲み取っていたようだった。

午後1時から始まった昼の部が終わったのは5時。外はすっかり暗くなり、夜の部の開演を待つファンでごった返していた。夜の部の開演は夕方6時30分。もし、昼の部と同じなら、30分遅れてのスタートとして、7時スタートで4時間やると11時!ヒェーッ!これはないでしょう。
昼の部でたっぷり4人を堪能できた喜びと、帰社が大幅に遅れたことで、山積みになっている仕事を思い出して複雑な心境で駅に向かう道すがら、またまた帰社は奇跡を目撃してしまった。
なんと、今終わったばかりの公演の写真が露店に山積みされていた。

今回のイベントレポートはいかがでしたか?
できるだけ、現場の雰囲気が伝わるように再現しましたが、スペースの都合、途中省略や前後を入れ替えた部分もあることをご了承ください。
また、本文中に紹介した作品などについては、ナビコンの検索機能や、韓ドラここが知りたい!のコーナーをご覧ください。

前編から読む
[韓ドラここが知りたい!TOPページへ] > [イベント関連メニューに戻る]

TBS「韓流フォーカード」公式サイト
  • 2009年
  • イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ウォンビン、赤坂泰彦
  • 紹介したページには上の※印から移動できます