「善徳女王」プレミアム・イベントレポート(3月31日)後編

特集 韓ドラここが知りたい イベント関連
前編からの続き。

ここで、「善徳女王」大ファンの浅野ゆう子(以下、「浅:」)が、イ・ヨウォンへの花束を抱えて登場。(大拍手)

司会:大大ファンのゆう子さん、善徳女王はどうですか?
浅:脚本が素晴らしい!日本では、連続ドラマにしても大体ストーリーは決まっていますが、撮影をして順を追ってだんだん脚本ができてくるんです。ところが、この作品は、62本分全部脚本ができているんじゃないかと思うくらい、ものすごく練られた良い本でした。(そりゃ、なんたって「チャングム」の脚本家だもの)
演出も、とても的を得たもので途中もしかして監督さん変わりましたか?というくらい、アップにズームがどんどんいくカットが増えてきたんですが、それが心情をよく伝えていました。
そして、役者の皆さんが素晴らしい!外国人が見てもきっちり理解ができる。わかりやすい芝居だから、一人一人のキャラクターが立って見ごたえのあるお芝居でしたね。
それと、映像が素晴らしく美しい。皆さんとても美しくて絢爛豪華で、日本で言うと聖徳太子の奈良時代。日本はこんなんだったのかな?と比較してみるのも面白いかもしれません。
とにかく、一人一人のキャラクターに愛があふれてた作品で見ごたえたっぷり。(大興奮)

司会:イ・ヨウォンさんについては?
浅:も~。ヨウォンさんはね~。最初出てきたとき、ヨウォンさんもお好きなシーンですが、子役が水をつけてパッと顔を上げてヨウォンさんに代わるところで、鳥肌立ちました。素晴らしい!これは、演出の王道ですよ。素晴らしいものを見せていただいた。ここから始まって、かわいいかわいいトンマンが王女になって素晴らしく美しい大人の女性になっていって…切なくてかわいそうなトンマンです。すごく切なくてかわいそうだと思うんですが、でも、いつ見てもお肌つるつるでピカピカでなんてうらやましいんだろうと思いました。きょうもつるんつるん、ツヤツヤですぅ…。うらやましいです。素敵で~す。
イ:素敵なお褒めの言葉をいただいて、本当にありがとうございます。(浅野の楽しいおしゃべりに、イ・ヨウォンの緊張もほぐれたのか、とっても楽しそう)
また、「善徳女王」をとても楽しんでみていただいたなということが伝わってきました。お話にあったように、韓国の古代史の中でも新羅はとても華やかな時代で、スタッフ一同それを再現するように頑張ったんですが、それがうまく伝わったんだと嬉しく思いました。ありがとうございました。

司会:イさんへ質問は?
浅:撮影はとても大変だったと思います。62本なんて、日本で仕事している私たちにはちょっと考えられない本数です。見るたびに皆さんの息が白い!寒かったんですね~?私も時代劇の「大奥」をやっていますが、カツラが大きい!重たかったでしょう?。
イ:ええ、私も最初からなら慣れたんでしょうが、最初はつけないで後でつけたんで大変でした。
浅:衣装も、金属がいっぱいついていて重かったですか?
イ:ええ。衣装も最初は気楽な格好をしていたものが、途中から正装することになってとても大変でした。
浅:ですよね~。素敵なスタイルを見れなかったのが残念。トンマンは本当にかわいくて、ユシンにしてもそうですが、私は、アルチョンはトンマンのことをずっと好きだったと思うんですが…。(爆笑)

イ:アルチョンは、今で言うボディーガード。あまりラブラインはなくて、実際にも私のことはオンナとは考えていない様子でした。
浅:それは可笑しい!あと、チュンチュがかわいい!キム・ヨナさんが韓国の妹なら、チュンチュは弟という感じなんですが…。
イ:ええ、実際に私もチュンチュがかわいくて。スタッフたちから愛されて、特に女性スタッフからは「眼球清浄剤」と呼ばれたくらいみんなの目を楽しませてくれて。彼は子役のときから演技をしているので、大人に負けないくらい集中力があって演技が上手でとても楽しい現場でした。

司会:浅野さんは今年6月から「大奥」の舞台が始まりますが、皆さんもよくご存知の瀧山役です。瀧山から見たミシル(美室)の悪女ぶりは?
浅:私は「大奥」のセジュ(璽主、玉璽の管理者)と思っています(笑)。政権を握っていたが王になれなかった…正直、一番感情移入したのはミシルでした。なぜ、報われないのか!と自分も同じ立ち場なんで(笑)。
ミシル役は私がやるべきだと思っていまして、そのためには韓国語を習って(笑)。
できましたら、善徳&美室 対 瀧山&和宮 出のバトルを実現できればと。女優としては沸々と頑張らなくっちゃと感じさせられた作品で、コ・ヒョンジョンさんはとてもかわいらしい。すごく素敵!片方の眉がキュッと上がるのが良いですね。私もあれをいただいて、ちょっと練習しようと思っています。(爆笑)

司会:詳しくご覧になって、エネルギッシュな企画までいただいて…
浅:(この企画は)フジテレビにしかできないと思っています。(実現したら面白い!)
司会:イ・ヨウォンさんからみて浅野さんは?
イ:お話し振りを見ていると、ご自身がおっしゃるように、ミシルと同じような存在感が感じられるので、そういった役をとても上手に演じられるのだなと思います。

司会:最後に一言を。
浅:62本ほんとうに深く見させていただきました。正直、最初は「うーん」と思ったのが、2本で子役ちゃんでハマってしまいました。トンマン、女性として人間としてのせつなさ。運命に翻弄された悲しさが伝わってきます。そして、素敵なイケメンたちですね。ユシン、ピダン、私はアルチョンが好きで、本当はルソン公が一番好きなんですよ。ちょっとマニアックですけれども、そういう素敵な男性たちも見ごたえありますし、最終的に、ミシルとトンマンがどんなことになっていくのか。ご存知の方もいるでしょうが、最終回泣きました。お客さんになってすごく悲しかったのと、まず自分が出演したような気がして脱力感を感じました。それくらい入り込んだ素晴らしい作品で、最後まで目が離せないですよね。DVD楽しみですよね。BSフジのほうでもやっておりますので、皆さん見て下さい。

ファン100名との記念撮影イ:撮影した私よりもドラマの鑑賞ポイントを正確に伝えてくださって。私は撮影に精一杯で、モニターを見るだけで、じっくり見返すことができなかったです。最終回ですごく泣いたという声をたくさんいただいたんですが、私としては苦労したことばかりが思い出されて、今お聞きして「善徳女王」が多くの方に感動を伝えることができたんだと改めて感じました。この後出生の秘密が明かされて、どうやってトンマンが女王の座についていくのか、王宮に入っていくのかと面白く展開していくのでどうぞ見逃さないで最後まで見て下さい。
(拍手)

司会:ありがとうございました。(二人退場)

この後、お二人と100人のファンが一緒に記念撮影をしてイベントはお開き。イ・ヨウォンさんも浅野ゆう子さんもとっても素敵でした♪

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・発売元:フジテレビ映像企画部/ポニーキャニオン
・販売元:ポニーキャニオン
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・以降順次発売予定

ポニーキャニオン「善徳女王」公式サイト
BSフジ「善徳女王」番組公式サイト
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登壇者:イ・ヨウォン、浅野ゆう子
司会:吉崎典子