脳科学と教育全4話
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最新の脳科学は心や人格がどのように育まれ、形成されるか、そのプロセスを明らかにしつつあります。こうした成果を活かして脳を健やかに保ったり、はぐくむための研究が「脳科学と教育」です。脳科学の応用のひとつとして教育への応用が上げられますが、この分野では日本は世界トップクラスです。昨年発表された研究成果を4回シリーズで紹介します。第一回は東北大学の川島隆太先生による「学習療法の試み」がテーマです。認知症の高齢者の方に音読や計算をしてもらうことで認知症の症状を緩和したり回復させることができるという発表です。薬などを使わず、効果が得られることから国内外の注目を集めています。
最新の脳科学は心や人格がどのように育まれ、形成されるか、そのプロセスを明らかにしつつあります。こうした成果を活かして脳を健やかに保ったり、はぐくむための研究が「脳科学と教育」です。昨年発表された「脳科学と教育」の研究成果を4回シリーズで紹介します。第二回は人が視聴覚を発達させる上で脳がどのように働くのかを解き明かした研究をごらんいただきます。視覚障害の方が点字を読む際、使わないと思われる脳の視覚領域が活発に働いていることが知られています。この現象を発見した自然科学研究機構の定藤規弘教授は人が五感からどのように世界を認識しているのか脳科学の立場から研究し発表しています。
21世紀もっとも発展が期待される研究分野のひとつ「脳科学」。脳科学はさまざまな研究分野にも影響をあたえるとされ、教育分野への応用が世界的に注目されています。日本は脳科学の教育への応用で世界のトップクラスにあります。2005年に発表された「脳科学と教育」の研究成果を4回シリーズで紹介します。第三回は日本の小児神経科学の第一人者、瀬川昌也先生による「育児と教育の臨界齢」がテーマです。人は生まれてからある時期までに経験しなければいけない刺激や、身に付けなければならない生活習慣があります。そうした経験や学習が脳の高次機能に大きな影響を与えているという発表です。特に生後8ヶ月から「はいはい」を積極的にすること、4歳までに早寝早起きの習慣を身に付けることが、知能を高めることと感情のコントロールに重要であることが研究の結果わかってきました。豊富な臨床例を取り上げながら、脳科学から見た育児のあり方を紹介します。
21世紀もっとも発展が期待される研究分野のひとつ「脳科学」。脳科学はさまざまな研究分野にも影響をあたえるとされ、教育分野への応用が世界的に注目されています。日本は脳科学の教育への応用で世界のトップクラスにあります。2005年に発表された「脳科学と教育」の研究成果を4回シリーズで紹介します。第四回はシンポジウムにゲストとして招かれた海外の著名な脳科学者、教育者の特別講演とパネルディスカッションをごらんいただきます。
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