知育トイの傑作、学研「電子ブロック」がiPhoneアプリとなって復活

2010年12月10日17時33分iPad

30~40代の理科系男子には非常に懐かしい、学研の「電子ブロック」がiPhoneアプリとなって帰ってきた。学研教育出版はこのほど、知育系iPhoneアプリ「学研電子ブロック for iPhone」を発売した。価格は通常600円のところ、発売記念価格450円で提供している。

「電子ブロック」は、小学生向け教育誌「科学」と「学習」で知られる学研が、1976年(昭和51年)から約10年間に渡って発売した、遊びながらラジオや通信機の仕組みが理解できる電気実験キットだ。2002年に同社発売の「大人の科学」で復刻版が発売されて話題となったのは記憶に新しい。

その「電子ブロック」が、今度は手のひらでいつでもどこでも楽しめるiPhoneアプリとなって再び戻ってきた。

「学研電子ブロック for iPhone」では、あらかじめ設定された電子回路を、ブロックレイアウトを参考に組み立て、完成した回路の操作を楽しめる。

組み立てられる回路は、最も基本的な「電球点灯」や「ブザー」から、iPhoneのバイブレータを作動させる「LED1個点滅」と「LED2個点滅」、IPラジオとして使える「トランジスタ検波1石+ICアンプ」、「ダイオード検波1石+ICアンプ」の合計6種類。

回線は一つ一つのブロックを指でドラッグして組み上げていく。本来の電気回路の組み立ての楽しみのほか、頭脳パズルの要素も味わえる。

学研電子ブロック for iPhone 学研電子ブロック for iPhone - GAKKEN CO.,LTD