「ベートーベン・ウィルス」は音楽を愛する人々の群像劇①キム・ミョンミン、チャン・グンソク、イ・ジア編

2011年02月06日13時50分ドラマ
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韓国初のクラッシック音楽界を舞台にしたドラマ「ベートーベン・ウィルス」には、実に魅力的なキャラクターが登場し、また演じる俳優陣の名演技が光っている。この「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむコーナーでは、そんな魅力的なキャストを紹介していく。今回は、カン・マエ(キム・ミョンミン)、カン・ゴヌ(チャン・グンソク)、トゥ・ルミ(イ・ジア)の3人に焦点を絞って紹介。記事中、太字の“ドラマタイトル”や、“こちら”で詳しい情報を見ることができます。
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【カン・マエと訳ありの楽団員たち】(■役名、★演じた俳優)

■カン・マエ(指揮者)
カン・マエ(キム・ミョンミン)カン・マエ
(キム・ミョンミン)
40歳。指揮者。カン・マエ(指揮者=マエストロの略)は通称。実は本名はカン・ゴヌ。チャン・グンソク演じる人物と同姓同名。音楽に関しては一切の妥協を許さず、楽団の前途をも顧みない姿勢からオーケストラ・キラーと恐れられる。大統領の列席する演奏会で、団員のレベルが低すぎると中断したエピソードもある。しかし実力はすばらしい音楽家。天才肌ではなく努力型。愛犬はトーベン。
★キム・ミョンミン(1972年10月8日生、180㎝、70㎏、AB型)
日本では、2007年の「白い巨塔(原作:山崎豊子)」で一躍名優キム・ミョンミンとしてその名を広く知らしめたが、韓国での人気のブレイクは、1999年の「カイスト」、そして2004年「不良家族」、歴史大作「不滅の李舜臣」でその人気と実力を不動のものとした。
「ベートーベン~」では、独特の良く響く低音で、機関銃のように早口でまくし立てる“カン・マエ トーク”が人気を呼び、相手に質問するときの「○○の理由を○個挙げよ!」というフレーズが、ファンたちの間でも大流行した。
劇中何度かピアノを弾くシーンがあるが、これは本人が弾いている。彼の実姉はピアニストで、本人も幼少期にピアノを習っている。また姉の夫も米国で活躍する指揮者で、姉夫婦のアドバイスをもらって役に取り込んだ。その効果は十分に出たようで、彼は演技だけでなく、指揮の面でも大いに好評を博し、2008年の「MBC演技大賞」「コリアドラマアワード」など数々の賞を受賞。ちなみに、「MBC演技大賞」では「エデンの東」のソン・スンホンと同時受賞ということでも話題になった。
ナビコンで紹介したキム・ミョンミンに関するニュースの一部はこちら読むことができる。

■カン・ゴヌ(トランペット)
カン・ゴヌ(チャン・グンソク)カン・ゴヌ
(チャン・グンソク)
25歳。トランペット奏者&指揮者。職業は警察官。人情には篤いがどうもやり方が荒っぽく、そのせいで停職処分を受けた。かつて音楽大学への進学を断念した経歴あり。
絶対音感を持ち、一度聞いた旋律は完全に再現することが出来るため、楽譜を必要とせず、その読み方も知らない。
★チャン・グンソク(1987年8月4日生、180㎝ 、63kg、A型)
チャン・グンソクをアイドルと呼ぶのはためらわれる。若手と限らなくとも、彼の演技力には定評があるからだ。
そんな彼の芸能界デビューは5歳の時の幼稚園のカタログのモデル。幼いころから折り紙つきの花美男だったのだろう。ドラマデビューは1997年。子役出身の俳優だ。韓国の子役の演技力のすばらしさについては、韓ドラファンの方なら誰でもご存知だろうが、彼も子役として大いにその演技力に磨きをかけた。しかし子役から大人の俳優への転身はなかなか難しい。そんな中で大成功をおさめた一人が彼だろう。その転身を成功させたのが、2006年の韓国史劇「ファン・ジニ」だ。ヒロインのハ・ジウォンの初恋の相手役で病で亡くなる悲恋の若様役。早い時点で亡くなる役だが、それ以前には見られない目の演技が高い評価を得た。
それでいて2008年の映画「僕と赤ちゃん」では、コミカルな演技で高校生パパも演じている。同時期に撮影したヒュージョン時代劇「快刀ホンギルドン」で復讐に燃える若君、「ベートーベン~」と見比べてみれば、その演技の幅の広さに納得するはず。「美男ですね」「メリは外泊中」では天才アーティストを演じる彼だが、そのきっかけとなったのが「ベートーベン~」かも知れない。
演技力だけなく、そのチャレンジ精神も旺盛で、2009年には映画「梨泰院殺人事件」で、アメリカ国籍の殺人容疑者として生涯で初めての悪役にも挑戦している。同作では、演技力だけでなくネイティブ並みの発音で制作陣からの賞賛を浴びたほどの努力家としても高い評価を受けた。「ベートーベン~」では、最優秀新人賞を受賞。
ナビコンで紹介したチャン・グンソクに関するニュースの一部はこちらで読むことができる。

■トゥ・ルミ(ヴァイオリン)
トゥ・ルミ(イ・ジア)トゥ・ルミ
(イ・ジア)
25歳。ヴァイオリン奏者。音楽大学出身のソクラン市庁職員。姉の影響でヴァイオリンを習うが、彼女もまたプロ奏者への道を断念した。自身が発案したプロジェクト・オーケストラにコンサート・マスターとして参加する。耳の病気で聴力に難あり。
★イ・ジア(1981年2月2日生、168cm、48㎏、A型)
※1981年生まれとして活動したが、その後1978年生まれと訂正。
彼女を語る上でどうしてもはずせないのは、デビュー作の2007年MBCドラマ「太王四神記」のスジニ役だろう。ペ・ヨンジュン初の歴史ドラマということでアジア中から注目を集める中、ヒロインのひとりに大抜擢されたのが彼女だ。この作品で、いきなり「最優秀新人女優賞」「最人気賞」、そしてペ・ヨンジュンと「ベストカップル賞」を受賞している。新人らしからぬ演技力と度胸のよさで、一躍トップ女優の仲間入りを果たした。彼女は演技は素人。デザインの勉強をしていた女性だが、そのファッションセンスについての評価はなかなか厳しいようで、「ワーストドレッサー」というありがたくない賞も受賞している。「ベートーベン~」のファッションはどうだろう?
その後は、2009年「スタイル」「アテナ:戦争の女神」と、立て続けに話題作に出演。映画でも、日本の有名脚本家と韓国の監督やキャストがタッグを組んだ日韓合作プロジェクト“テレシネマ7”で、「顔と心と恋の関係(原題:私の目に豆のさや)」に主演。この作品では、義歯と太眉で“ブサイク女”に捨て身で挑戦している。
「ベートーベン~」では、ヴァイオリンを担当しているが、実際に彼女が演奏している部分もあるのでチェックしてみよう。
ナビコンで紹介したイ・ジアに関するニュースの一部はこちらで読むことができる。

次回のキャスト紹介では、そのほかの訳あり楽団員を紹介!

※「ベートーベン~」は、まで、フジテレビ韓流αで放送。ネットでは2011年2月現在BROBAで大好評配信中。
韓流αで放送した他のドラマは韓流αのドラマたちで紹介。
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BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
 (2011年2月現在BROBAで大好評配信中)
フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」番組サイト
 (2011年2月1日~17日放送)
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
 (2011年5月11日より生配信開始)
nikodo君
ニコニコ韓流韓流アワーのその他のドラマについては、【ニコニコ韓流アワーのドラマたち】でまとめて紹介。



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