曹操が献帝を手中に、その野望は…ドラマ「三国志Three Kingdoms」第12話あらすじと第13話みどころ-BSフジ

2011年04月03日07時31分ドラマ
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4月3日、BSフジでドラマ「三国志Three Kingdoms」の第13話「曹操、皇帝を傀儡とす」を放送する。曹操が呂布の戦に応じている間、董卓の残党によって擁立された献帝は内部分裂の政争に巻き込まれて長安を脱出、洛陽へ逃げ延びるため諸侯に救援を求める詔勅を発した。董承からの密使はこれを伝えるものだった。今回の詔勅に諸侯が静観の構えを見せる中、唯一曹操のみが皇帝救出のために援軍を派遣した。荒れ果てた都で水や食糧不足に苦しんでいた献帝と百官は決死の思いで洛陽にたどり着くが、そこはかつて董卓が都を捨てた際に焼き討ちをして荒れ果てたままの状態だった。
そこへ訪れた曹操はまさに献帝にとっての救いであったが、感謝を述べる献帝に曹操は早くも自分の領地への遷都を提案。そこで献帝は新たに曹操が自分を傀儡として覇権をたくらんでいる事に今更ながら気づくのだった。皇帝など取るに足らぬと一度は救援を無視した袁紹だったが、曹操が上手く事を運んだことに歯噛みして、打倒曹操の戦を誓う。一方、曹操は皇帝の詔勅を借りて徐州を治める劉備へも陰謀の手を伸ばそうとしていた。

第12話「呂布、小沛に留まる」あらすじ
曹操のもとへ劉備から書簡が届く。曹操は書簡を見る前に内容を言い当てるほど、劉備の考え方を熟知していた。書簡は陶謙と曹操の講和を求めるものだった。しかし曹操は徐州攻略を決行、捕虜を養うほど兵糧がないとして民の全てを殺害すると主張した。ところが折りしもその時、曹操の領地に呂布が攻め入ったとの情報を聞く。このままでは徐州どころではないので、急遽劉備の顔を立てるという名目で講和を受け入れる方向に転換した。
講和が成立した徐州では、徐州を救った英雄として劉備が徐州を統治するように陶謙および配下一堂が願い出る。しかし劉備はそれを良しとせず、すぐさま立ち去ろうとする。そこで陶謙は徐州に程近い小沛に留まる事を依頼し、劉備もそれを受け入れた。
程なく情勢は変わり、曹操は呂布の群を打ち破る。その結果曹操が再び徐州を狙う事が予想され、病の床に伏した陶謙は徐州の統治を劉備に願い出る。死の床からの必死の陶謙の願いにより、劉備は徐州w治めることを承諾、安堵した陶謙はそのまま息を引き取るのだった。
陶謙の葬儀の最中、曹操に敗走した呂布が劉備を頼って徐州に逃げ落ちてきた。かつて対立した時の遺恨から関羽・張飛は呂布の受け入れに反対したが、呂布を助けるのは道理だと関羽や張飛を説得し、董卓を倒した英雄として呂布の受け入れを決める。曹操の「人に背くとも人に背かれることなかれ」の言を引き合いに出し、劉備は「人に背かれるとも 我人を背かず」と発し、趙雲は深い感銘を受ける。
劉備は呂布とその軍師の陳宮を丁寧にもてなし、酒宴の席を設ける。酒に酔って気分の良くなった呂布は、劉備に対して自らの武勇を誇り、劉備と共に天下を取ろうと壮言大語を口にする。慌てた陳宮は呂布をなだめて非礼を詫びるが、そんな二人に徐州を譲ると言い始める。その場は断ったものの、とりあえず劉備のもとに留まって様子を見ることにする。
一方の曹操は、戦を重ねても何の成果の出ない自分に比べて急に徐州を統治することになった劉備に怒りを抱いていた。しかし軍師の荀彧(じゅんいく)は、今攻めては劉備軍を団結させるだけとし、曹操と呂布の仲が不和になるのを待つべきだと諭して戦を思いとどまらせた。

しばしの平穏が訪れた徐州では、力を持て余した張飛が兵士たちを相手に力試しをしていた。そこへ呂布の宴席に劉備が招かれたと知った関羽は張飛に相談、貂蝉の色香に劉備が迷ってしまわないか心配する。それを聞いて兼ねてから呂布を良く思わない張飛は宴席に突如現れ、呂布に対して挑発的な態度を取る。怒る呂布を貂蝉がなだめ、張飛を劉備が叱責してその場は一応収まりを見せたが、呂布は徐州を去るといい始める。そこで劉備は小沛に滞在する事を勧め、その日のうちに呂布の軍勢は小沛へ移動する。その頃、曹操のところへ董承の密使が長安から到着する。その内容とは…?


第13話みどころ
曹操の権謀術数が遺憾なく発揮されるこの回、献帝は子役から成人の羅晋(ルオ・ジン)に替わる。羅晋は中国芸能界の名門・北京電影学院出身で撮影時は28歳、宮中しか知らない若き献帝を好演する。曹操が目指す覇王への道がいよいよ本格的なものとなり、今後の展開にも大きな影響を与える重要な回だ。

「三国志Three Kingdoms」第11話はBSフジにて4月2日(月)午後6時から放送。作品オフィシャルサイトでは予告とダイジェスト動画を公開中。

ドラマ「三国志」公式サイト
BSフジ「三国志Three Kingdoms群雄割拠」

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