使節団の部屋にトンマンゆかりの品が…「善徳女王」第14話のあらすじと見どころ動画-BSフジ

2011年08月21日02時44分ドラマ
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次回、第15話ではいよいよミシルの魔の手がトンマンに伸びる!トンマンの母(養母)ソファを連れたチルスクも本格的に登場する!その前に前回14話のおさらいをしておこう。

隋の国から来た使節団と商団を出迎えるミセンとセジョン。商団の食事を担当することになったトンマンは、「サダハムの梅」を持つ商人を捜し出すため宿所に忍び込む。そこで、偶然チャン大人が摩掲陀(マガダ)国の商人とラテン語で話しているのを聞き、「サダハムの梅」を持つのはチャン大人だと確信する。
カレーの料理法といい、ラテン語といい、まったくもってトンマンのPQ(生きる力)の豊さに驚かされる。ラテン語はローマ帝国の公用語として使われていた。世界中の人々が集まったあの砂漠の交易場は、トンマンが歩いていくための人生最高の教育の場だったのだ。

トンマンは、チュクパンにチャン大人の持つ鍵を複製させ、部屋に忍び込んだ。箱の中から母(養母)ソファの名が記された札と自分が少女時代に持っていた本、絹のおくるみを発見しうろたえるトンマン。それは、今回の商団の用心棒をしていたチルスクがミシルに渡すよう頼んだものだった。かつて砂漠の砂嵐の中、生き延びたチルスクはソファを連れて新羅に戻ってきていた。

一方、ミシルはチャン大人の連れた摩掲陀国の商人から「サダハムの梅」の入った箱を受け取る。中から出てきたのは一冊の本。それは中国の暦「大明暦(ダイメイレキ)」だった。また、チャン大人からチルスクが託した箱を渡されたミシルは、彼の手紙読んで顔色を変え、チルスクを捜すよう命じる。

大明暦というのは中国の暦だ。ミシルの若き日にサダハムが残した本がこの大明暦だ。かつて伽耶の国に戦に出かけたサダハムが持ち帰ったもので、本当は王に渡すはずのものだったが、サダハムがミシルに渡したのだ。
大明暦は、劉宋・南斉の祖沖之によって編纂された太陰太陽暦の暦法で、当時、最新で最も正確な暦だったと言われていた。この暦を使って、誰もできなかった雨乞いをミシルがやってのけたのだ。正確に言うと、「雨が降る日に合わせて雨乞いの儀式に出て、いかにもミシルの雨乞いのおかげで雨を降らせた」と民を錯覚させたのだ。その後もミシルは、ヨハム山の大師ウォルチョンの力を借りて予言者として能力を発揮した。そうして着実に権力を手にしてきたのだ。最強の暦を手にしたミシルは気象庁のデーターを持っているようなもの。こんな心強い味方はないだろう。

ところで14話に気になる場面がある。チョンミョンの密命を受けて動き出そうとするトンマンにユシンがしつこく「気をつけろ」という場面だ。このときのトンマンを見る目がどうも単なる部下を心配する上官の域を超えている。視線が熱い!そんなユシンを見つめるチョンミョンの目も怪しい!

さあ、次回はミシルを尾行したトンマンが捕まり、ミシルの部屋に連れて行かれる…。

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