クンイェとの結婚を拒み続けたヨンファのもとに、国婚の礼物と令書を持って現れたのは、ワンゴンだった！ ヨンファとの間を割かれたワンゴンだが、ここから武将としての大活躍が始まる…作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。

第28話：大勝利
ヨンファは、よりによってワンゴンが執事役としてやって来たことに自らの運命を悟り、クンイェとの結婚を承諾するしかなかった。
そのころ、ヤンギルが挙兵したという急報がクンイェのもとに舞い込んだ。クンイェは、他の武将たちの反対を押して、ワンゴンを総司令官に命じ、ヤンギルの討伐に向かわせる。ワンゴンにとっては初めての戦闘。ワンゴンは、周囲の地形を調べたうえで敵の動きを読み、ヤンギルが敗走することを前提に兵を配置するなど知略を巡らして戦った。ヤンギル軍はこの戦闘で2600人の兵士を失い、ワンゴンも、キフォン軍当時からクンイェに仕えてきた二人の将軍を含め、400人余りの戦死者を出したものの、みごとヤンギル軍を撃退し、松嶽（ソンアク）に凱旋（がいせん）する。

第29話：最後の密会
大勝利の知らせにすっかり気分を良くしたクンイェは、最大の功労者であるワンゴンを別室に呼び、兄と呼んでみろと言う。義兄弟の契りを結び、ワンゴンに対するクンイェの信頼はますます厚くなるが、それと同時にチョンガンとウンブのワンゴンに対する警戒心は、次第に強くなってゆくのだった。
一方、一度はあきらめたものの、ヨンファはかすかな希望を胸にワンゴンを呼び出し最後の夜を過ごす。しかし、すでに決まってしまった運命に逆らうことはかなわなかった。そして、ついにクンイェとヨンファの国婚が、盛大に行われる。

第30話：八関会
ヨンファを皇后に迎えたものの、クンイェはヨンファに、ミヒャンと同じ菩薩（ぼさつ）の苦行を強いた。絶望したヨンファはミヒャンを訪ね、互いに他意によって運命が大きく変わってしまったと語り、苦しみを分かち合うことを誓う。
そんな中“八関会”を開くことになる。チョンガンは、この“八関会”を利用して、松嶽の貿易の王がワンゴンではなくクンイェ王であることを国内外に知らしめ、松嶽の海をクンイェに捧げさせるため儀式を利用しようと考えていた。すると、その儀式の準備の場にホウォルが現れ、ワンゴンにトソンの死を伝える。
そのころ、キョンフォンは、父アジャゲのもとにヌンエとチェ・スンウを派遣するが、またしても和解は失敗に終わった。

ⓒ2008 KBS All rights reserved第31話：海の主人
八関会はワンゴンにとってもう一つ試練の場でもあった。皇后になったヨンファと切ない再会を果たすことになる。二人の過去を知らないクンイェは、ワンゴンに酌（しゃく）をするようヨンファに言う。
視察により、海の魅力を再認識したクンイェは、ワンゴンに水軍の増強を命じた。
一方、チョンネやオ・ダリンら西南海の富豪たちの尽力により、ようやく完山州（ワンサンジュ）への遷都を果たしたキョンフォンは、百済の国号を正式に公表し、百済の復興を宣言するのだった。

第31話で第1章は終わり、32話からはいよいよ第2章に入る。ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日～金曜日の毎朝9から放送。

BS朝日「太祖王建」番組サイト（相関図など）
「太祖王建」DVD公式サイト（予告動画）

　【「太祖王建」を2倍楽しむ】

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