JAXA、上空400kmから見た宇宙と地球や船外実験などのシンポジウムを22日にライブ中継

2012年03月17日08時48分暮らしと文化
「きぼう」日本実験棟((C)JAXA/NASA)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、3月22日に、「上空400キロメートルから視た宇宙と地球、『きぼう』船外実験のはなし~国際宇宙ステーション/『きぼう』利用成果シンポジウム」と、「JAXA産業連携シンポジウム2012~航空機産業の基幹産業化に向けて~」を、それぞれ東京と名古屋で開催するが、その様子をUSTREAMとニコニコ生放送でライブ配信する。

前者は、18時30分から東京・秋葉原UDXで行われるもので、第1部と第2部の2部構成。18時30分からの「日本の実験棟『きぼう』とは?」(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 上垣内茂樹)に続き、18時45分から第1部が始まる。
第1部は、「『きぼう』船外利用の成果」がテーマで、「X線が見るダイナミックな宇宙(MAXI)」(JAXA宇宙科学研究所 上野史郎)、「高精度なデータから知る地球大気とオゾン層の今(SMILES)」(京都大学教授 塩谷雅人)、「上空400キロメートルの過酷な環境を知る、宇宙の百葉箱(SEDA)」(JAXA研究開発本部 古賀清一)の3シンポジウムが行われる。
第2部は、19時40分から20時30分で、「『きぼう』船外利用のこれから」をテーマに、「宇宙ステーションから地球・宇宙を視る醍醐味とは?」を主題にパネルディスカッションが繰り広げられる。主題モデレータは竹内薫(科学作家)、パネリストは古川聡(JAXA宇宙飛行士)、上野史郎(JAXA宇宙科学研究所)、塩谷雅人(京都大学教授)、古賀清一(JAXA研究開発本部)。

後者は、16時00分から愛知・名古屋ナディアパークで行われるもので、第一部と第二部の2部構成。
第一部は、「開会挨拶」(立川敬二(宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長)に続き、16時05分から「MRJ-Made In Japan-を世界の空へ」(江川豪雄(三菱航空機株式会社代表取締役社長)、16時35分から「JAXA航空プログラムの取り組み」(石川隆司(宇宙航空研究開発機構(JAXA)事)という流れで行われる。
第二部は、17時10分から18時30分まで、「パネルディスカッション~航空機産業の基幹産業化に向けて~」が行われる。

USTREAM「上空400キロメートルから視た宇宙と地球、『きぼう』船外実験のはなし~国際宇宙ステーション/『きぼう』利用成果シンポジウム」
ニコニコ生放送「上空400キロメートルから視た宇宙と地球、『きぼう』船外実験のはなし~国際宇宙ステーション/『きぼう』利用成果シンポジウム」
USTREAM「JAXA産業連携シンポジウム2012~航空機産業の基幹産業化に向けて~」
ニコニコ生放送「JAXA産業連携シンポジウム2012~航空機産業の基幹産業化に向けて~」