テレビ愛知「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第26-30話(最終回):三国統一の夢と恋の結末

09月08日15時29分 
(2024年09月08日15時30分 更新)
ドラマ
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テレビ愛知で放送中の「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全30話)はキム・ソヒョンとナ・イヌが主演の珠玉の韓国時代劇、9月8日からの第26話~最終回では姉夫婦ピョンガンとタルの大きな犠牲の上に王位に就いたにもかかわらず姉をけん制する嬰陽(ヨンヤン)王…果たして姉ピョンガンの思いは王に届くのか?この回のあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。

※9月17日からは、イ・ビョンフン監督の作品で、ハン・ヒョジュとチ・ジニ共演の朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室で、後の第21代王・英祖の母となった実在の女性トンイの物語「トンイ」を再放送する。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。韓国で有名な逸話『ピョンガン王女とバカのオン・ダル』をモチーフに、戦乱の世で、自らの使命と愛のはざまで揺れる若者たちの姿を描く。


※時代背景やドラマの5つの見どころ、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識などは【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】でまとめている。



■キャスト

【相関図】【主役4人】【その他】
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン
へ・モヨン:チェ・ユファ
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>
ほか



■第26話

ネタバレ
嬰陽(ヨンヤン)王は勢力を広げていくが、功績を挙げる姉ピョンガンを疎むようになる。援軍を送らなかったことを責めるピョンガンに対し王は聞く耳を持たず、姉の軍職を解いてしまう。プンゲとチンは夫婦になって今もピョンガンを支えていた。
一方、母を亡くし山に帰ったタルは、自分が作り出した母の幻と話しながら無為な日々を送っていた。プンゲが訪ねてきても冷たく追い返す。その頃、新羅に逃げたコンは4年間、酒浸りになっていた。

姉夫婦ピョンガンとタルの大きな犠牲の上に王位に就いたにもかかわらず姉をけん制する嬰陽(ヨンヤン)王。4年前、父とウォルガン和尚の会話をどんな気持ちで聞いたのか?父王に似たくて努力したというが、かつて嫉妬心からヨン王妃を死なせた平原王と同じ過ちを繰り返さないのを、ただただ祈るばかりだ。 若き王を演じたクォン・ファウンについては、この回の詳しいあらすじと見どころは20話ネタバレで紹介している。



■第27話

ネタバレ
新羅の使節として高句麗へ来たコン。重臣たちが騒然とする中、コンは王に父コ・ウォンピョの葬儀を盛大にしてくれたことへの礼を言い、新羅の真興王(キム・スンス)からの書信を差し出そうとするが、王がコンの首元に剣を突き付ける。同盟の目的で来たというコンを同行したモヨンと共に別室に軟禁する。コンを逃がしてやったピョンガンは、逆賊の疑いをかけられ順奴(スンノ)部族と共に投獄される。無実を訴えるピョンガンに対し嬰陽王は、無実を証明したければタルを呼び、国のために戦うよう説得しろと命じる。

ピョンガンとタル、そしてモヨンとコン。一途な4人の愛に注目。もっとも、コンの心はいまだにピョンダルに向いている。4年ぶりにピョンガンに会えたコンの未練たらたらの言葉を部屋の外で、モヨンはどんな気持ちで聞くのか?ますます凛とするピョンガンに対して、あれほど堂々としていたモヨンがどんどん哀れに見えるのが切ない。出来すぎた姉への嫉妬心から、父・平原王と同じ轍を踏む嬰陽王にも注目。母ヨン王妃を射抜いた矢を折るシーン。平常心を失くした若き王をクォン・ファウンが迫力の演技で魅せてくれる。 この回の詳しいあらすじと見どころは22話ネタバレで。



■第28話

ネタバレ
高句麗では三国統一の第一歩として阿旦山城を取り戻そうとする嬰陽王。成し遂げるためにはオン・ダル将軍が必要だと、投獄された王女に説得を迫るが、タルに剣を握らせないと決心したピョンガンは死を選ぶ。
幽霊谷では師匠ウォルグァンからピョンガンの処刑を聞いたタルは、再び剣を手に王宮へ向かう。ピョンガンの放免と引き換えに、阿旦山城の奪還を約束するタル。むちゃな戦(いくさ)を止めたいピョンガンは、ついに王を討つ挙兵を口にする。

コンが高句麗を倒すと言ったのは、処刑されるピョンガンを守るためでもあった。それにしても「母の愛を疑った父王、王位に執着するあまり嫉妬に狂う弟王」2人の王に翻弄されるピョンガンの人生が辛すぎる。心優しく何よりも殺生を嫌うタルは、ウォルグァン和尚に何をお願いしたのか? この回の詳しいあらすじと見どころは23話ネタバレで。



■第29話

ネタバレ
新羅(シルラ)と内通していたことを王に知られたチン太后は、王宮から追放される。無事に阿旦(アダン)山城を奪還したタルは、ピョンガンに先に都へ帰るよう命じる。帰路についたはずのピョンガンだったが、都へ戻らず、真興王暗殺を決意し単身新羅陣営に乗り込む。ところが、新羅軍の後を追ってきたコンがピョンガンに気づき、真興王の寝込みを襲おうとしたとき、コンがピョンガンを止める。

明日の決戦のために束の間の休息。ピョンガンは兵士たちの目もはばからず夫タルに甘え、阿旦山城を取り戻したら2人で王宮を出ようと、未来の子供たちのことなど話す。タルもまた父の剣を使うのは明日限りと意気込む。ところでチン太后はどんな経緯で新羅と内通していることがバレるのか? この回の詳しいあらすじと見どころは29話ネタバレで。



■第30話(最終回)

ネタバレ
都へは帰らず、新羅(シルラ)王を狙ったピョンガンは新羅軍に捕まり、徐羅伐(ソラボル)に送られることになる。モヨンと共に王女の救出を試みるコンだが、多勢の敵と戦い深手を負う。カジンの合図を見て駆けつけたタル。阿旦(アダン)山城に戻り、王の率いる援軍の勝利を確信するが、これで王宮を去り2人で暮らすことができるとくつろいでいるところへ突然、新羅軍の矢が飛んでくる。ピョンガンを守ったタルの体には無数の矢が突き刺さった。プンゲ率いる高句麗兵が伏兵を制圧したしたが、タルは血を吐き「見えない。俺の女人、俺の妻、大切な人…愛してる」と息絶える。タルを抱きしめ「私も愛している、目を開けて…」と号泣するピョンガン。

最終回はメインキャスト4人のアクションもたっぷりみられる。前半は2番手カップルのコンとモヨンに注目。叶わない恋に命を懸けた似た者同士。ミステリアスな役どころだったモヨン役のチェ・ユファの献身愛が悲しすぎる。そんな彼女は最後にやっと「愛していた」と言ってもらえるが、演じたイ・ジフンは大いに悩んだそうだ。これについては全22話版の最終回見どころで紹介している。 この回の詳しいあらすじと見どころは30話ネタバレで。


テレビ愛知「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
 2024年6月5日-9月16日 月~金9:303-10:30
YouTube「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」予告動画

【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】
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